【チーム必読】VALORANTにおいてのチームプレイの基礎
1. はじめに
こんばんは。桑田です。
今回は僕の選手経験とコーチ経験を活かし、チームプレイの基本を記したいと思います。
流れとしては
「構成→攻め守り作戦→スクリム→反省会」
という流れで行きましょう。
この記事をチームに反映して頂ければ勝率が少しでも上がると思いますので是非最後まで読んでいただけると幸いです。
それではいきます。
2. 構成
まずチームメンバーが集まったら練習するMAPの構成を決めます。
決め方のパターンは色々ありますが、
おすすめのパターンは
「プロのチームから引用する」
です。
お手本があるというのは今後、様々な場面でとてつもないアベレージを得れます。
なのでこの方法をお勧めします。
構成が決まればまずはチームで使用する構成を理解します。これはランクでも同じですが自分たちの使っている構成の
「何が強くて何が弱いのか」
を理解しないとまず勝てることはありません。
例としてこの構成について解説します。
これはFNCがValorant Champions 2023 lotusで使用した構成です。
まず構成の特徴としては
・2controllerであること。
・その分initiatorが少なくなっていることから
索敵能力の高いRizeを採用していること。
・controllerをOMENでなくASTRAを使用している。
というのがあげられます。
これらの特徴から
長所→2controllerなので本命のサイトがばれにくくエリアが広い。
セットに強いSKILL,ULTが多いためセットが強い。
短所→FBが無く、SKILLが少ないため管理が難しい。
索敵が少ないため、ドライピークに弱い。
ここまで構成への理解度を上げて次の攻め守り作戦に移ってください。
参考にしているチームの試合をみんなで意見交換しながら見るというのもおすすめです。試してみてください。
3. 攻め守り作戦
構成が決まり、構成への理解が深まったところで
次は攻め守り作戦です。
このSTEPでは攻め方のパターンと守り方のパターンを決めてSET練習をしてスクリムへの準備をします。
ここのSTEPも参考にしているTEAMの攻め方や配置、守り方を
そのまま参考にし頂いて大丈夫です。
どういうタイミングでどの種類の攻め方をえらんでいるか、どういう意図があってこの守り方にしているかなどをやんわりTEAMで話し合っておくとスクリム中や反省会の時にスムーズに反省ができるのでお勧めです。
あとは試合中や反省会で軌道修正を行ってください。
4. スクリム
やっとここでスクリムが始められます。
同じくらいかそれ以上のチームを見つけスクリムを始めて下さい。
まず始まって一番最初にする事は
「相手の構成について話し合う」 です。
相手の構成について長所や短所
こちらの方が有利な点、不利な点
相手が取ってきそうな作戦、セット
試合の大まかな流れなど
思いつく限りの事を全て話し合います。
試合が始まると1ラウンド1ラウンドの間にIGLを中心に情報を整理していきます。
相手の配置、情報の取り方やスキル管理から最善の作戦、攻めるサイトをコールします。
ここで大事なのは
コールする作戦は必ずしも最善で無くてもよい
という事です。
試合の中の限られた時間で最善の策を毎回出すことはプロでも100%無理です。
IGLの役割は最善の策を出すことではなく、チームが一つの目的のために動くことであるという共通意識をもっておきましょう。
5. 反省会
最後に反省会です。
反省会がチーム上達の全てを握っていると言っても過言ではありませんので、しっかりと時間をかけて反省会を行いましょう。
スクリムの録画を見ながら気づいた事や今後に活かせる反省を行います。
ここで反省会で気をつける事を
3点紹介致します。
① 後悔はせず反省をする
② 反省が結果論になっていないか
③ 反省はし過ぎず、割り切る
順番に解説します。
①は例を出すと「ドローン入れたら良かった」などの後悔ではなく
「次からこういう場面はオペ怖いからドローン使う様にしよう」と
過去を変えようとする後悔 ではなく
未来を変えようとする反省 を行いましょう。
②については文字通りです。
結果論にならないように注意しましょう。
③はチームの動きは良かったけど撃ち合いで負けたなどのどうしようもない時は反省をせず割り切って次のプレイにいきましょう。
6.さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はチームプレイについて解説しました。
チームとして経験が浅い選手や出来たばかりのチームは是非参考にして頂ければと思います。
それではまた。
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