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コミ1が縮小している件

くわい屋です。
投稿前に結野ともえさんに軽く校閲してもらってます。

スペース数

昨夜、コミ1のサークル参加リストが公開されました。
数えましたが、全部で737サークルでした(間違ってたらすみません)。
募集が1500スペースでしたので、丁度半分、ですね。

去年の後半のコミ1も1ホール開催でしたので、今回も1ホール開催でしょうか。
コミ1の全盛期は3ホールとか使ってたらしいので、規模は1/3になった感じです。

売上

去年の5月はまぁまぁ売れました。
しかし10月の方は規模が半減したことで売り上げも半減しました。
タペストリーが頑張って出てくれましたが、本の方がとても寂しい結果になりました。
本の条件が同じではないのであまり比較するのもどうかと思いますが、それを加味してももうちょっと売れてくれないと、という私の感想です。

参加する方は、本が売れなくてもがっかりしないで下さいね。
もう「そいういうイベント」だと思った方がいいです。

コミ1の今後(?)

なぜコミ1がここまで規模縮小してしまったのかというと、やはり関東圏の男性向けサークルがコミケに参加できるようになったからではないでしょうか。

以前のコミケは本当に当選率6割くらい(?)というような激戦でした(何の根拠も無いです)。
書類不備も非常に厳しく、サークルカットや頒布物概要欄に少しでも問題があれば即不備として落選対象になっていたかと思います。
しかし、最近ではよほどの不備(サークルカットに「あとで差し替える」とか書いてある)でなければ当選できるような印象です(私が抽選する側でないのですべて憶測です)。
それが、最近は2スペースを申請できるようになったり、同一住所で複数日に申請できるようになったり、大幅に緩和されています。

また、コミケから女性向けサークルがいなくなったことはSNSでも話題になっております。
女性向けサークルが今後、大幅にコミケに戻ってくることは現状では考えづらいです。
赤ぶーさんは中高生の優遇策をいくつも出しており、赤ぶーに慣れてしまうと、コミケは参加が大変(参加費用は高く、郵送は佐川のみで事前決済、申し込みは何か月も前で、当選発表は50日前)な上に女性客の少ないコミケにわざわざ参加する理由がありません。
コミケ側からは女性客の減少について何もアクションがありません(今のところ。コミケ内部の事情はもちろん分かりません)。

となれば、男性向けサークルは圧倒的に大きな売り上げが見込めるコミケに出ればいい、となり、今後もコミ1は1ホール程度での開催になるのではないでしょうか。
これまでコミ1はコミケ落選サークルの受け皿にもなっていたと思いますが、そのコミケ落選サークルが今いません。
ひとり作家でひとサークル運営の方は、効率の観点からも重要度の低いイベントになったかと思います。

売上がこのまま持ってくれればいいですが、これより更に売り上げが減るとなると、うちも参加するかどうかなーという感じです。
新規客の獲得がイベントの大きな目的なので、そもそも来場者が少ない場合はこれが期待できません。

大阪では男性向けイベントとして「こみっくトレジャー」が開催されます。
これも、女性向けがインテックス大阪の全館を借り切って行われるのに対し、男性向けは2ホール程度まで減ります。
コミケ以外の男性向け二次創作メイン即売会はなかなか厳しい時代ですね。

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