やはた愛の話
やはた愛。それはれいわ新選組の予定候補者。近畿ブロック・大阪1区！！
っていうか予定候補者って何？候補者じゃだめなんなん？よくわからんけど、選挙がらみだからあいまいにしておいた方がいいって感じなんなん？まあ、ともかく、今度の選挙でれいわ新選組から立候補するはずの人、それがやはた愛である。もう一度書いておこう比例は近畿ブロック・選挙区は大阪1区！
写真を見てほしい。この人だ。
本人のツイッターアカウントから拝借。
女で、若い。（年は知らんけど、私よりは若いだろうということで「若い」。）
やはたさんのTwitterを見ていると、たまにメンドクサイ事件が発生する。いわゆる「男性候補者」だったら発生しないであろうメンドクサイ事が。
そのメンドクサイのを見て、かなりの理不尽さに泣けてくる。
そもそも、やはたさんに限らず「女性の政治家」は笑えば媚を売ってると言われ、真顔だと愛想がないと言われ、身体の線が出る服を着れば叩かれ、かといってだぼっとした服だとだらしない、派手な服も叩かれ、地味な服も叩かれ、女らしくないと叩かれ、女を売りにしていると叩かれ、声をあげると女はすぐヒステリーと言われ、何も言わないと政治家のくせに意見もないのかと言われ、何か失敗すると女はだからダメだと言われ、何か成功しても女は（女という）武器を使えるからいいなと言われ、いやはや、もう、何なん、これ、状態である。
やはたさんに限った話ではぜんぜんない。
胸に多めに脂肪がつくタイプの体の人は、胸をちょっと張って写真を撮るとそれも叩かれるらしい…あほか、あれはただの「脂肪」だ。それに「性的な意味合い」を持たせるのは見る側だ。ちなみに、私は異性愛者の女なので男に性的感情を持っているのだが、どこが一番ぐっとくるかといったら、ひじである。肘！！肘から腕にかけての筋、にぐっとくるのだ。性的意味合いを感じるのだ。よだれを垂らして眺めてしまうのだ。触りたくてむらむらする。その、ひじに！！その筋に！！が、そんなの相手にとっては迷惑以外の何物でもない事を知ってる。だから、我が家に来る佐川のお兄ちゃんにもくろねこのお兄ちゃんにも、「そんな格好出来たら、性的アピールをしているのかと勘違いするからやめてほしい。不快感さえ感じてしまう。夏でも必ず長袖のだぼっとしたのを着てきてほしい」とは絶対に言わない。当たり前だ。なのに！！なぜ！！ちょっと脂肪が多いタイプの女が！！胸張って歩いていると！！性的アピールだのなんだのって言われなくちゃいけないんだ！！あれは、ただの脂肪に過ぎないのだ。なのに、なぜ・・・・
まったく、意味不明である。
ちなみにご本人のツイッターはこちら。ぜひフォローしてみてほしい。勉強熱心なところ。頑張り屋なところ。家族想いなところ。クレバーなところ。あついココロも持っているのが分かると思う。
日本で女性が、政治家になろうとするとき、その出発点は、多分地球の裏側位まで届いているトンネルの底から始めなければいけないんだと思う。（もちろん男性は地上からスタートだ。2世3世という通常とは全く別コースの人もいる）トンネルの底から燃え滾るマントルを耐え抜いて通り、真っ暗闇も通り抜け、がんばって地上に出て、頑張って登って行っても、そこにはガラスの天井がまだ残っているのだ。しかも結構低い場所に。日本のガラスの天井は多分、ちゅら海水族館のあの水槽レベルの厚さだと思う。もしくは宇宙船の窓レベル。何があっても割れなさそうな。どんだけやねん。
30歳を過ぎたアスリートが○○ちゃんと呼ばれ、どんなに賢くても「主婦ならではの視点での経営参加」を求められたり、最近の騒動は言うに及ばず。
こんな国で、それでも政治家になろうとするやはたさんに、私は尊敬以外の気もちを持ちようがない。（もちろん他の女性候補者、安井さん・くしぶちさん・渡辺さん・中村さん・太田さん・大石さんにも同様に！）
もう、ほんとに、がんばってほしい。
政治以外のあれやこれやが、やはたさんのまわりにまた高い壁を作るだろうと思う。そんな時は、わたしは踏み台にでもなんでもなってあげたい。
勉強熱心で、家族想いで、熱い気持ちを持ってる、やはた愛。全力応援！