超単純化した社会人の「のうりょく」

世の中ってそんな単純じゃない。
でも、物理の世界では極端に単純化した
モデルで現象の本質に迫ろうとすることがある。

社会人の「のうりょく」ってなんだろう?
頭の片隅にそっと置いてあった疑問を引っ張り出してきて、
なんとなく仮説を考えてみる。

あくまで仮説なので、
軽く読んでもらえると嬉しい。

■仮説 超単純化した社会人の「のうりょく」

・ちしき
・しこうかいろ
・さいのう
・けんこう

これだけ。

幾多の場数という名の勝負の末、経験値を貯めれば勝手にポイントアップするのは「ちしき」のみである。社会人の基本マナーや業務知識、組織ルール等がここに含まれる。努力で量をこなせばゲットできる部分だ。

次に「ちしき」をどう活用するか、これが「しこうかいろ」である。例えば論理的な思考、組織の考え方、人と接する時のスタンス、クリエイティブのコツ、仕事への向き合い方等が含まれる。「ちしき」をデータベースと考えるなら、それを活用するソフトウェアの方の話だ。「ちしき」よりも意識的な習慣化が必要なもので、習得に時間がかかる。目に見えないくらいに少しずつ差がついていき、気づいたときには追い越せなくなっているのはこの部分だ。

そして、次が「さいのう」である。これはどこで勝負するかで決まる。そう、このパラメータは勝負する場所を選んだ時点で最初から決まっているのだ。MAXパラメータの人もいれば、ほどほどな人もいる。自分が生まれ持った能力を生かせるかどうかが肝で、同じ業務の中でも、能力を生かせる部分があったり、なかったり。奥が深い。

最後に「けんこう」は、わかりやすく言うとその日の調子である。人間なので調子がいい日もあれば、そうでない日もある。日々、体によい食事と十分な睡眠、適度な運動に気をつけたい。心身は一番大事なものだ。

社会人の「のうりょく」を4つの要素で説明してみた。
少し単純化しすぎたか。

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