見出し画像

気になる犬種に会いに行く【ドッグトレーナーが子犬を迎える④】

ブリタニースパニエルに会いに行く。
 
気になる犬種が見つかったのですが、これまでにほとんど関わった経験がありません。そこで、現在ブリタニースパニエルを飼っている人を探して会いに行くことにしました。
 
私の直接の知り合いは近くにいなかったのですが、同僚は人脈が広く、近くに2人見つかりました。私はどちらかというと人見知りなのですが、こんなときだけは積極的にお願いしてアポを取ってもらいました。
 
会いに行くまでにブリタニースパニエルのブリーダーさんはどこにいるのだろう?と調べてみると、有名なところは2軒ほどで、東京と滋賀に1軒ずつあることが分かりました。
 
ホームページを見ているとブリタニーへの愛を感じます。ブリタニースパニエルにはフランス系とアメリカ系がいるらしい。東京のブリーダーさんはフランス100%、滋賀のブリーダーさんはアメリカ系だということが分かりました。

あと、分かっていたつもりなのですが、調べれば調べるほどブリタニーはガッツリ猟犬。どちらのブリーダーさんも猟のトライアルをされている。半端ない運動量が必要だろうということが分かります。私たち家族との生活で満足させられるだろうか、という不安半分、新しい世界に足を踏み入れる楽しみ半分。
 
12月に入り、早速1人目のブリタニー飼いさんに会いに行きました。ホワイト&ブラックの男の子、10歳。でも10歳とは思えないほど活動的(笑)。 興奮の中に少し緊張が混じっているのかな、と感じました。そして何でもよく食べる。食べ物に貪欲なのはありがたい。
実際に見てみて、やはりサイズ感がちょうど好み。一緒に散歩に行き、少しリードを持って歩かせてもらいました。周りから「似合ってるよ」と言われて調子に乗ってしまう。この子はフランス系で、東京のブリーダーさんから迎えたとのことでした。
 

10歳のレオくん


 
 
3週間ほどして、もう1人のブリタニー飼いさんに会いに行きました。ここには、シニアのブリタニーの女の子、5歳のボーダーコリーの女の子、そしてパピーのブリタニーの男の子がいました。シニアもパピーも、ホワイト&レバーでアメリカ系の子。実際に話を伺って、ボーダーコリーとブリタニーの違いもよく分かりました。
ボーダーコリーは精密機械のように繊細で能力が高い。それに比べてブリタニーは精密ではないがタフな感じがしました。こちらは滋賀のブリーダーさんから迎え、ブリーダーさんとも親しくされていました。

ブリタニー・シニアの蘭ちゃん
レナちゃん(ボーダーコリー)とミルトくん(ブリタニー)
ミルトくん(2ヵ月)


 
フランス系とアメリカ系については、好みが分かれるそうですが、フランス系の方が繊細で慎重な性格のようです。オーナーの指示をよく聞くとのこと。アメリカ系の方は物怖じをせずに人や犬と友好的に関われる子が多いが、オーナーの指示を聞かずに好き勝手に動いてしまう側面も。もちろんそれぞれ個体差があるのですべてに当てはまるわけではないのですが。
 
犬を迎えるときはその犬種についてよく勉強し、実際に見て触って、自分のライフスタイルに合うかどうか考えて、と言いますがが、ここまでくると、もう「ブリタニーがステキ」だとしか思えなくて、今さら辞めるという選択肢を選ぶことは難しいものです。
 
元々フランスの犬種だし、フランス系も魅力的だな~と思ったのですが、仕事柄、色々な人や犬に会ってもらわないといけないため、自分が求めているのは物怖じせず、誰とでも友好的に付き合える方だな、しかも滋賀なら比較的近いので迎えに行きやすい、、そんなことを考えて、家族を説得し、滋賀のブリーダーさんを紹介してもらうことにしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?