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無料の塾は続けられますか?

今日は無料塾って問題がないのか?って話をしたいと思います。
こんにちは、くつばこ+のうたです。3・4Qの授業、週に2日対面の授業があるんですけど、ただの講義が対面で、同級生と話す授業がZOOMなのは少し納得がいかないです。週に2日対面の授業、っていうのはバランスよくて好きですけど。

無料塾について、簡単な紹介は昨日したので、そちらをご覧ください。

☆無料塾と普通の塾は違う

無料塾、もちろん、普通の塾と同じくらいサポートができれば良いのでしょうが、そんなことはやっぱり難しいです。国や自治体などから十分な支援があれば、講師に給料を出したりできるのでしょうが、現実はそうではありません。また、普通の塾のように週に何度もやっているわけではないことも多いです。つまり、サービスが手薄になりがちということです。

☆同じことはできない

つまり、普通の塾と同じようなことはできないのです。例えば、わからないことすべてを解説してあげる、とかやっていると解説を待つようになってしまうかもしれません。普通の塾なら、コマを増やしましょうとかできるかもしれませんが、無料塾にはそんなことはできません。つまり、自分で考えることができるようにする、ということを主眼に置く必要がある可能性が高いのです。あるいは、わからないことをうまく調べる能力を獲得することかもしれません。これができてる無料塾は多くない気もしますね。

☆収益がないと続かない

東京都の八王子で無料塾を立ち上げた人の記事を見ましたが、かなり大変そうです。収入が寄付などが主になるため、アルバイトを掛け持ちしたりしているみたい。でも、支援している人が貧困になったらお話にならないですからね。
そして、ボランティアで教えている大学生だって、厳しそうです。確かにお金が余ってるような家庭に生まれていれば良いのかもしれませんが、世の中そんなに多くはありません。もちろん、就職するときのエピソードとして使おうとか思うことはあるのかもしれませんが。そうすると、先生のスキルアップとかはあまり図られないでしょうし、スキルアップしていく頃には就職して離れてしまうことが多いかもしれません。

ということで、今日は無料塾について心配なことを2つ話してみました。貧困の連鎖を断ち切るには教育が1番だとは思いますが、それにかかる費用はちゃんと自治体などが出さないとうまく回らない気がしました。教育って一回限りじゃないので、継続性ってすごく大事な気がするんですよね。だからこそ、持続可能なシステム作りが急務な気がします。

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