(妄想)渡邊雄太と宇都宮

まずこのnoteの結論は・・
『めちゃくちゃ来て欲しい!!』ということ。
この想いは変わりません。

そしてこのnoteは
・入団した世界線とチームへの影響
・懸念点
・ブレックスとしての価値付け
の順で話していきます。

○ことの発端はインスタライブでの発表
4月19日(土)、宇都宮ブレックスはアルバルク東京との天王山を迎えていました。
しかしその裏で、NBAプレイヤー渡邊雄太のインスタライブに注目が集まります。
前日、Xにて10時半よりインスタライブを行うと発表し、日本のバスケファンを騒つかせていた彼。ライブでの発表は、『Bリーグに戻ります。』とのこと。

実はNBAの終盤に出場のなかった渡邊選手はメンタル等の問題があり、『楽しくバスケがしたい』という想いが芽生え、日本に帰国する決断をされたようです。
また次の移籍チームで『引退までプレーする気持ちだ』とも語っています。
まず渡邉選手のこれまでの実績に敬意を示すとともに、日本に帰国する決断をした勇気に感謝したいと思います。

○移籍先でざわつくSNS
こうして日本に戻ることになった渡邊選手ですが、移籍先はどこかという話題でSNSは溢れかえっていました。

『応援しているチームに来てほしい!』『お金あるチームに行くんじゃない?』『いや渡邊雄太はお金で選ぶ人じゃない』など様々な意見が飛び交います。
そんな時にふと思いました。
『ブレックスに渡邊雄太来たらどうなるの?』
思いついてしまったからには、考察します。

○ブレックスに渡邊雄太が入団した世界線
結論、めちゃくちゃ来て欲しい!というより、来てほしくないチームはないのでは?とも。
チーム強化にとどまらず、ファン・スポンサーの獲得や自治体の援助まで手厚くなりそうですからね。

渡邊雄太の入団は地元紙下野新聞だけでなく、全国紙の1面を飾るかもしれません。さすがに下野砲は不発ですね。
ブレックスとしては、田臥勇太以来16年ぶり2度目の日本人NBAプレイヤーの加入です。その田臥勇太は勿論まだチームに在籍していますから、チーム内に日本人NBAプレイヤーが2人という奇跡的な状況ですね。

・チーム強化
Bリーグにおいて渡邊選手は主にPF・SFのポジションを務めると予想します。いわゆる3.5番タイプで、ブレックスではキシ(村岸)に近いです。
正直、外国籍並(もしくはそれ以上)のパワーを持っていますので、実質そのチームには外国籍が1人増えると同等のアドバンテージを得ます。当たり前ですが、チーム強化は間違いありません。 

ブレックスとして現戦力で考えると『ニュービル-比江島-渡邊-ギャビン-フォトゥ(ジェレット)』というスタメンも可能です。とにかく強い。

3Pも打ってくれますし中に切れ込むドライブも出来ますし、またDFの強度もめちゃくちゃ上がりますし、良いところしかないですよね。本当に来て欲しいです。

あまり言いたくはありませんが、高齢化によりOF・DFに多少ガタが来てる感は否めない(DFはスチール数の減少、OFのマコニュビ依存とファストブレイクの減少等)ので、それを彼が確実に補ってくれます。

『マコ-ナビ』や『ニュビ-ナビ』のホットラインを形成し、『ニュビ-ナビ-ギャビ』の連携もあるかもしれませんね。また『ナベ-ナビ』のWワタナベのコンビも胸熱ですね。比江島との代表コンビは見てみたいです。

○その他(カルチャー・スポンサー・新アリーナ)への影響
・カルチャー
いわゆるBREX MENTALITYを既に持ってるように思えますし、さらにそれをアップデートしてくれると期待しています。

高齢化が顕著なブレックスという組織の風を入れ替え新しい風を入れるという点で非常に良く、新しいブレックスが見れると思います。この点はかなり大きく、1番の効果とも言えますね。

・スポンサー
めちゃくちゃ増えるでしょう(願望)。
ビッグスポンサーお願いします(切実)。

ただブレックスはあえて親会社を持たない経営方針と想像できますので、よっぽどチームの方針とマッチする企業が現れない限り、大企業との連携はないと考えています。(スポンサーはある!)

・新アリーナ
計画前倒しもあり得るのでは?
23年9月に宇都宮市長がブレアリの隣に新アリーナを建設すると発表。しかしその後の音沙汰がなく。

今年の11月に宇都宮市長選挙・12月に栃木県知事選挙があるので、その前に正式な計画発表を行い、なるはやで建設段階へ進んでいただきたい。(仮に反対派が当選したら、新アリーナ自体が頓挫しかねませんし。)

その意味でビッグネームの加入は大きく、バスケのアリーナ建設は民間主体(佐賀や沖縄)ですと『計画→柿落とし』まで4年かかるのですが、資金増や大手不動産が建設を担えば前倒しは可能です。(まあこの線はかなり低そう)


○懸念点(お金・立地・今年の成績)
かといって、懸念点も何個かあります。

・お金

親会社を持たないブレックス。ファンや地域のスポンサーに支えられています。
既に比江島にはかなりのお金を支払っており、ニュービル・ギャビンの移籍金も相当だったはず。もちろん田臥もいますし、渡邊雄太に3〜4億というお金を支払えるのか。
→ここは一時的にマイナスになろうとファン・スポンサーの獲得で将来プラスになる可能性が高いので、先行投資と思い切ればいけると思いますが。あとは今年の財務状況とアリーナ建築にどれだけの資金が必要か次第。

メインコートを移行(ブレアリ→日環)すれば数億の収入は期待できますので、この策が意外と現実的。2つのアリーナのキャパの差はおよそ1300人あり、新規ファンの機会損失を抑える点も考慮。アクセスの問題はありますが。

・立地
栃木県という立地です。奥さん(岩手出身→青学→フジのアナ)もいますから、その影響がどう出るか。東京に住みたい!と奥さんが言ったらアウトかな。。
それとアリーナのキャパ問題もあって、ただでさえ満員なのにどうするの。。という問題も。改めて新アリーナはよ。

もし加入したら年間数試合はさいたまスーパーアリーナでのホーム開催もあり得るかも。島根も東京開催しましたし、越谷のホームゲームの日を避ければ実現自体は可能です。1万人入る見込みは立てられると思います。

・今年の成績
現在全体1位、優勝候補の一つでもあるブレックス。渡邊選手側からすると加入するストーリーとしては、難易度が高い点。今年落ち込むチームや新興チームに入団した方が、移籍する意味と『渡邊が入って良かった』という周囲の声が大きくなります。(創設2年目のブレックスに加入した田臥のように。)
そのため昨年の成績なら可能性もより高まってたかもしれませんね。

○最後に、ブレックスとしての価値付け
移籍への懸念点もありますが、ブレックスの移籍への価値付け(渡邊選手にとってのブレックスの魅力)は『伝統あるチームを変革するリーダーになってくれ』です。
田臥が築いてきたブレックスを次のリーダーとして支えてくれないか?と。

実際に高齢化を進み、悲しいですが世代交代もしなくてはならない。そんな変革せざるを得ないチームで後10年、このチームを支えてくれないかと伝えたいです。

毎年CSに進出し優勝候補の一角として歩み続けるだけでなく、今後チームの変革を担う選手として歩む。別のnoteでも述べましたが、ブレックスのカルチャーの【伝道師】として迎え入れたいと考えます。

色々話してきましたがブレックスに来てくれることを望みますし、来てくれたからには全力で応援します。
もし縁がなかった場合も、ブレックスはチャレンジャーの精神で立ち向かうでしょう。

最後に、移籍の可能性は大きく見積もって20%!渡邊選手にとってのメリットもありますが、懸念材料も多いですね。
これ以上確率を上げてしまうと加入しなかった場合の悲しみが大きいですし、来た時のサプライズ感を残しておきたいと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございます!いずれの場合も移籍先が楽しみですね。
本日4月26日はお風呂の日らしいです。ゆっくりお風呂に入り疲れを癒しましょう。
(追記)今日は25日でした🙏

渡邊雄太Wikipedia

奥様Wikipedia

宇都宮ブレックスHP

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