ブレックス来季編成について

明日は久々の在宅。8時に起きれば間に合う幸せを活かし、ブレックスの来季について考えよう!と思い書きました。こんな時間になってしまいましたので、明日は大事な商談が控えていますが気にしないことにします(現実逃避)。

多少ボリューミーになってしまいましたが、選手全員の来季について考えましたので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
※完全な主観なので、一つの考えとして読んでいただけると嬉しいです!

・今シーズンの振り返り

まず簡単に振り返ると、今年は東地区を優勝し全体でも勝率トップ。しかしCSで千葉に悔しい敗戦。昨年からの復活に歓喜し、最後は悔しさに泣くシーズンでした。

まずは感動的な試合の数々を見せてくれた選手・スタッフに心から感謝をしたいと思います。ほんと最高なチームすぎる。
ただCSではさまざまな課題が出たブレックス。来年を考えないといけません。
少し苦しいですが、書いていきます。

・一旦簡単に課題について

1、高齢化
2、エースへの依存
3、3Pへの依存

1、高齢化

CS第3戦、20代のプレータイムは高島の2分のみ。現在の日本人選手は、田臥43・竹内39・渡邉36・遠藤34・比江島33と続きます。
世代交代は必須ですし、限界値に達してます。

2、エースへの依存

良くも悪くもな話ですが、強力な2大エース(比江島・ニュービル)への依存。特に比江島不在の北海道戦で敗北を喫したのは、彼の存在の大きさを感じざるをえませんでした。

3、3Pへの依存

佐々HCは日本代表に倣い、3P主体のチームを作り上げました。試投数はリーグ1位、成功率もリーグ3位(36.6%)とある程度の形は作りました。
しかし対策をされたCSでは、27%→24%→36%。3戦目はリバウンド支配されたわけですが。。来年は3Pを活かしつつ、新たなオプションは必須かなと思います。

伸び代としては、インサイドの支配力と新たなハンドラー候補だと個人的には思ってます。

この辺を踏まえて来シーズンの契約予想です。
1人ずつ簡単に話します。
改めてですが、特に△の選手は主観が入りまくっています。一つの考えとして見て貰えると嬉しいです。

・来シーズンの契約予想

◎ほぼ100%残留
○90%残留
△本人の意思や他選手の状況次第

◎遠藤・高島・小川・ニュービル・ギャビン
○比江島・渡邉・鵤
△フォトゥ・ジェレット・村岸・四家・竹内・田臥

こんな感じです。
1人ずつ話していきます。

◎ほぼ100%残留予想

・遠藤(34)

『ブレックス生まれ・ブレックス育ち』こと遠藤祐亮。今年もスターターに名を連ね、これでおよそ10年連続でブレックスのスターターを務めたことになります。
得点も8.1点、3Pも40.7%(リーグ4位)といまだにB屈指の3&Dであり続けています。残ってもらう理由しかないですし、本人もブレックスで骨を埋めてくれそうな気がします。

勿論年齢のネックはありますが、DJが来てDFの負担が減りました。またOFもシュートに専念でき、高島の台頭でプレータイムもある程度ですが制限。遠藤にとってプレーしやすく恩恵を受けるシーズンでした。来年もいてくれると思います。

・高島(23)

『ブレックスDFの影の心臓』になり始めた高島紳司。DFはすでに相手の日本人エースにつき、エースキラーと呼べるレベルに達しています(ただ富樫相手にはさすがにまだ厳しかった!)。

3Pが31.2%で来年は35%程まであげて欲しい点はありますが、ブレックスの将来を担う選手であり来季以降のプレー間違いないと思います。本人にとっても優勝争いできるチームでプレーできる価値は大きいはずですし、彼の強みであるDFを最大限に活かせるチームだと思います。

・小川(21)

今年特別指定のプロ契約を結んだ小川敦也。ドライブの鋭さはチームNo.1で、PGとしては流れを変える働きを十分にしてくれました。
来年は大学4年生の年ですし、間違いなく来年までの契約は結んでいるはずです。出来ればずっとブレックスにいて欲しい選手。

比江島慎がいる限りはいてくれそうですが、テーブスのように理想とする役割が与えられずに移籍させてしまう事だけは、阻止しなければなりません。ブレックスの数年後は小川中心のチーム作りをするはずです。

・ニュービル(31)

1年契約はないでしょうし、この活躍で移籍させるわけにもいかないと思います(もっと周りを使って!と思うシーンもありますが)。
予想ですが3年契約(2年+出来次第でもう1年)くらいの契約は結んでそうです。残ってくれると思います。
本人も優勝争いの中心選手としていれる価値は大きいと思います。

・ギャビン(36)

途中怪我があり最後までコンディションが心配されましたが、終盤はコンディションを上げ、個人的にCSのMVPです。

おそらくニュービルと同じような契約を結んでいると思いますので、来年は確実に残留してくれると思います。Bリーグの中ではホーキンソン・ロシターに次ぐ帰化選手ですので、プレーの衰えが見えるまでは、ブレックス側から縁を切ることはないと予想します。

○90%以上の残留予想

・比江島(33)

日本代表での活躍で一躍有名人となった比江島慎。今年もチームのエースとして引っ張ってくれました。特に彼がいない北海道戦で敗北を喫し、存在の大きさを感じることに。

今オフには彼にとって人生最大の舞台とも言えるパリ五輪を控えますので、今年の移籍の可能性は極めて少ないと思います。
ただ引くて数多ですので、万が一は考えられますが、99%残留してくれると考えています。

ブレックスとしては、今後彼に新たな役割を与える時期かなと。具体的にはプレーというより組織としての役割で、後輩に自分のプレーや考え方を共有し若手の育成を担う役割。ちょうど小川もいますし、仮に日本代表引退後はプレー以外の成長が出来る環境を作って上げることが大切かもしれません。

すでに日本バスケ界の歴史に名を残すことが確定的な彼にとって、最大のポテンシャル領域だと思っています。てかマコが移籍したらブレックスはやばいです。

・渡邉(36)

今年は何度もナベタイムを披露し、またモチベーターとしてもチームを支えてくれました。
彼は今年36歳で流石にアジリティの部分は全盛期ほどではなく、3P当たらなかった日は結構厳しい場面が増えましたが、チームで最も流れを変えられる選手だと思っています。またチームの雰囲気的に彼にはまだ役割があります。

PG兼SG、またAC&モチベーターのような役割さえしているので、チームにとっても残すメリットは大きいかなと。田臥同様、ブレックスのカルチャーを作ってきた選手ですので、いなくなった際の損失が想像以上に大きい選手です。将来的には残ってもらってACをしてもらいたい存在です。

『ブレックスだからバスケがしたい』と嬉しい言葉も残してくれているので、移籍は100%ない。ただ前例もあるので、電撃引退とかはあり得そう。。たださすがに今年はないかなとは思ってます。
仮に田臥が離れるのであれば、100%残留です。功労者一気に2人抜けるリスクは負わないと思います。

・鵤(30)

今年はスターターから第2PGとして役割を変えました。ただ屈強なDFと確かなバスケIQは顕在です。残ってくれると思いますし、鵤を移籍させる程の余裕はブレックスにはありません。

ただ万が一、中堅チーム(古巣広島、故郷が近く資金力のある長崎、佐古さんのいる三河等)からのビッグオファーがあった場合は考えられますが、ほとんどの確率で残留してくれると思います。
どこのチームに行っても順応できる選手だと思いますが、90%残留かなと。彼は相手が強くなるほど能力を発揮する選手だとCSで改めて感じましたし、彼のチームへの貢献度は大きいです。


△本人の意思や他選手の状況次第

・フォトゥ(30)

3年目のシーズンもインサイドでの献身的なプレーと伝家の宝刀フックシュートで私たちを魅了してくれました。
△の理由としては、契約3年目という年数と30歳の年齢。フォトゥも2年+1年の契約を結び、今年が最終年なのではないかと思います。

フォトゥとしては30歳を超え、次の複数年契約を結びたいはず。それを踏まえるとブレックスで5年6年やるのは考えづらい。
母国NZやオーストラリアのリーグに移籍することを視野に入れてくる時期だと思い、移籍の可能性も考えられそうです。

CSを見てもブレックスとしてはリバウンドも課題で、相手にセカンドチャンスを与えることが多かった今季。最後使われなかったのも気になるところ。アイザッくんTシャツを作ったタイミングも移籍へのフラグかも。

・ジェレット(30)

昨年途中に加入しましたが、オフシーズンに一回りスケールアップして帰って来てくれて嬉しい限りでした。

シーズンも見事な活躍で残って欲しい気持ちは山々ですが、彼は30歳にも関わらずブレックスで13チーム目(wiki情報によると)。いわゆるジャーニーマン。
他の国に移籍する可能性も十分に考えられます。今年残ったのも、昨年ロシアリーグが中止になった際に拾ってくれた恩があったと話していました。
チーム的にも彼のゴール下の支配力はかなり重要です。個人的にもかなり残って欲しいですし、全力で止める必要があるかと。

(追記)
インスタを消してしまったので、インスタを公に使えない中国移籍もあり得るかもしれません。16-17シーズンは中国でプレー経験あり。(あくまで予想です)

・村岸(26)

練習生からの成り上がりで本契約に至った本当に苦労人で、『フィジカル・マイク・エリート担当』でした(笑)。そしてアテンプトは少ないながら、37%と高確率の3Pと愛される真面目なキャラクターで私たちを魅了してくれました。

ただこのポジションは激戦必至で、吉井や佐土原・平岩なんかを獲りに行くと厳しい立場かなと。。(ファンの方は申し訳ないです。)
じっくり育てて欲しい気持ちは大きいですが。
ただ私はキシのブレックスでのステップアップを期待したい!てかもっと若手を使わないと!とCSで再確認しました。

キシにとってもどのポジションで使うかははっきりさせてあげたいですよね。序盤は4番、中盤では3番、高島の怪我後は2番と役割が変化しすぎていた印象です。個人的には3番起用が1番合ってると思ってます。
そしてキシ最後のインタビューめちゃくちゃ悲しそうな顔だったよね。なんで。。

・四家(22)

プロ1年目らしく、若さ溢れるフレッシュなプレーを展開してくれました。茨城戦での活躍は、ファンを魅了しましたね。
ただ特に中盤以降は出番が少なく、他のチームに移籍した方が彼のためかもしれません。ポテンシャルは高い選手だと思うので、出場機会を得るための前向きな移籍があり得ると感じてます。

B1の下位orB2チームへのレンタル移籍もあり得るかも。ゲームコントロールにまだ課題はありますが、シュートとドライブもありますし、もう1.2年様子を見てほしい選手です。そして何よりエナジーが半端ない!顔つきも日々鋭くなっていて好きです!

1〜2年後に成長して戻ってきてくれるのがブレックスの理想ですが、あとは本人のライフプラン次第かな。
個人的には残ってハツラツとプレーして欲しいですが、プレータイムが貰えないのであれば、移籍はさせてあげた方が本人のためかなと思います。

・竹内(39)

ゴール下の職人芸が光る竹内公輔。今年はギャビンの怪我の穴を埋める大活躍で、彼自身の手で選手生命をまた伸ばしたとんでもないシーズンでした。彼なしでは東地区優勝はなかった。たぶんパリもいけます。

3Pも32.9%成功させていて、まだ伸び代があったとは(39歳とは思えない)恐ろしいです!
恐らくフィジカル面の大きな衰えが見えない限り現役を続けてくれると思います。ただ後継者探しは必須です。

将来的には海外でプレーする若手の日本人選手や、国内なら川真田やシェーファー、成長次第では静岡の市川など日本人ビッグマンの候補を引っ張ってくる可能性もありますが(これもファンの方には申し訳ありません)、ブレックスは今年の活躍を見て契約を切るようなフロントの性格とは思えなかったです。

ただCS前までは○にしていたのですが、この高齢化+結果が出なかった状況を見ると良い選手がいたら本当に万が一はあるかなと。ただ90%近くは残留の極めて○よりの△です。

・田臥(43)

最後に、『ブレックスの原点にして頂点』こと田臥勇太。43歳となりさすがにプレイタイムは減りましたが、チームのメンタルを落ち着かせる役割は変わらずです。彼が引退する時はどんな時なのか想像が出来ないんですよね。

さらに彼のおかげで選手・ファン・スポンサーがつき、強豪まで押し上げた恩人以上の存在である田臥にブレックス側から「引退しませんか?」とも言わないでしょうし。ただ田臥さんの引き際問題は、ブレックスの大きな決断になると考えられます。

正直CS前は残留かなと思っていたのですが、3戦目の試合後の会場での涙のインタビューを見て、万が一があり得ると感じてしまいました。『選手も強くなって行くと思います』と言ったこと。田臥さんの性格的に『強くなっていきます』ではなかったのが引っかかってます。考えすぎだと言われたらそれまでですが。

万が一の可能性は引退よりかは移籍。秋田・横浜・越谷なんかは候補に上がりますよね。。

また将来的には彼はGMやるような感じではないですし、考えられるのはACかなと思っています。いきなりHCの線ですが、仮に1年目からチームが低迷することがあれば、本人にもチームにも汚点を残すことになりかねませんし、それはないと読んでいます。
リスクを考慮してACが最善です。あくまで本人の意思次第ですが、この時はぜひブレックスにいて欲しい。

例年だと残留してくれる自信がありましたが、今年の移籍は10%くらいはあり得る状況にきているなとは思ってしまいます。
個人的には田臥さんがいてくれたからブレックスを知り、田臥さんのバスケに魅了されている張本人なので、ずっといて欲しいです。ただ変な話、ブレックスのスポンサー収入等にも影響しかねないので、挨拶回りが大変そう。

○その他

最後に、契約の優先度は
比江島→小川→高島→ニュビギャビ。
個人的には、3BIGができる外国籍がいても面白いかなと。

・特別指定
来季の特別指定は、筑波大学の星川くん。
そしてシーズンの状況次第で、日本人ビッグマンorシューターの2名を希望します。

・コーチ陣
◎ノリオ・ケビン
来年もやると思います。

余談ですが、網野アンバサダーは絶対にチームから離してはいけない。今後のブレックスの世代交代による変革期を託すのは網野さんしかいないと思っています。
その時は白鴎大学を強豪に押し上げた経験をブレックスに投入して貰いたいところです。

※今後のHC
本命→佐々、対抗→網野・安齋、大穴→トムホーバス。

・マスコット
来年は1位取ってね

以上です。
お読みいただきありがとうございました!10分近くお読みいただいたかもしれません。本当にありがとうございます!

全くの的外れでしたら、本当に申し訳ありません。全力で謝罪します!

来年からは降格のない年になります。ある意味思い切った戦略を取れることを意味します。
個人的には地区優勝ではなくCSを狙い、様々なチャレンジをして欲しい。今年の千葉Jのように。
またA東京が中地区に行き、比較的CSも望みやすい環境になったことは事実です。
このレギュレーションはブレックスにとって追い風だと感じますので、これをどう活かすか。

ただどんな形であれ、来季のブレックスも応援したいと思います。
GO BREX!!

(余談)
仕事で眠くなった時は、眉間のツボを8秒間押しています。なぜ8秒間なのかは当時の上司がそう言っていたからで、根拠はありません!
一時的には効果があるので、ぜひ試してみてください!

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