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自分の感情のコントロール法

僕はよく
気分感情に波がなく、いつも穏やかですよね。
どうやってコントロールしてるんですか?

と聞かれます。

なので、どうしているのか?を今日はシェアしたいと思います。

そもそも自分の感情がちゃんと伝えられる人は感情をコントロールしやすいのです。

人は、自分の気持ちを誰かにわかってもらいたい生き物です。
犯罪者でさえ、自分の気持ちをちゃんとわかってくれる人が現れると、再犯をしなくなったりするそうです。

ということは、自分の気持ちがちゃんと言語化して伝えられる人は、それだけストレスが少ないということです。

以前、千原ジュニアさんが、イラッときた出来事を笑いに変えて浄化させる。
とおっしゃっていました。
イラッとした出来事を、自分の言葉で感情も伝えて表現し、さらに笑える話にできる。
ということは、その人の話を周りが聞いても
「・・・まぁ色々あるよね・・・。」などの慰めの言葉を言ったり気を遣わなくていいわけです。
話してる方もスッキリ!聞いてる方もゲラゲラ笑える。
これができたら、間違いなく無敵です。

その前に・・・「コミュ力高いね!」は間違っている。

よく、明るく話せる人を「コミュ力高いね!」と褒める人がいますが、これは間違っています。
⚠️そもそも本心で褒めてるのかは別としてw

コミュニケーションとカンバセーションの違い

カンバセーションはメッセージや情報を伝える手段。
単に人と話すことを意味します。

コミュニケーションは情報の伝達に止まるのではなく、相手と同じ映像が頭に浮かぶくらいの同じ認識に至る状態
ただの会話ではなくお互いの情報のやりとりを行い、理解や共感を深める事を言います。

なのでコミュ力高いっていわれてる人は、カンバセーション力が高いだけの可能性があります。
もちろんどちらも高い人もいますが。。
コミュ力はそんな素早くわかるものではないということです。

口数が少なくても、コミュ力がある人はいます。
僕の周りでも普段ほとんど話さないけど、口を開くと
コンパクトにインパクトのある言葉でイメージさせてくれます。

コミュニケーション力は奥が深いです。


芸人さんのように笑いにできないと感情をコントロールできないのか?と言われたらそんなことはありません。


ここからはいつも僕が思っていることのシェアです。

感情のコントロール法

ステップ1:大前提は『自分が完璧じゃない』

ソクラテスは「無知の知」と言ったように、今の自分は知らないことばかりであることを認識しているって大切だと思っています。

僕も感情的になることはあります。
自分の思い通りにならない時、伝えたいことが伝わらない時。

そのまさに感情的に行動、言動をしてしまいそうになる時に
『そもそも自分が完璧じゃないよな』
と頭の中で唱えます。

いろんな自分の愚行(約束破ったり、マナー悪かったり)を思い出して
(そもそも、人にとやかく言える人間ではないと認識するw)
一回冷静になります。

ステップ2:今この言葉は自分の思いを言いたいだけなのか?ちゃんと伝えたいのか?


武田鉄矢さんが
「人は誰かに何かを教えようとすると、必ず間違える」
とおっしゃってたのですが、まさにそうで、わからせようと必死になると、極端な言葉を使ってしまったり。。
自分が思っていることと全然違うことまで伝わってしまうことがあります。
これがミスコミュニケーションです。


いざ衝動的に話をしてしまうときに、
(この言葉は、自分の気持ちを言いたいだけで言い放とうとしてるか?
それともちゃんと伝わってるのか?相手がそれによって変わっていくことを求めているのか?どっちだろう?)

と考えます。

なので、僕はそういうやりとりの時は、会話のテンポが若干遅くなります。

たくさんいろんなことを考えて、最善の言葉のチョイスをしているからです。

人の発言も一緒で、感情的に衝動的に言葉を言い放ってしまって、怒られたり人間関係が拗れたりしますが、ゆっくり話してる分にはそんなに支障はきたしません。(黙秘権はタチ悪いですが・・・)


ステップ3:相手が聞く耳を持ってる時に伝えたいことを冷静に話す。


いくらこちらがいいことを真面目に言っても、相手に聞く気がなければ、話しても全然聞いてないじゃん!
となり、怒りがさらに出てきちゃいます。笑

相手が人の話を聞く気になってるか?がとても重要です。

一番手っ取り早いのは、「ちょっと話があるので、今日どこかで少し話せますか?」
というのが一番いいかもです。

そう言われると、人は最悪のことを最初に思い浮かべるものです。笑
なので聞く耳を必ず持ちます。

相手が話を聞く状態になったら、冷静に話す。
自分が冷静に話せなそうなら、手紙でも書いてきたらいいんです。

手紙なんて照れ臭いと思うかもしれませんが、自分といる時間以外に自分のことを考えてくれてたんだっていうことを、嫌だ!!!って思う人はいません。笑
嬉しいと思う人が大半です。

手紙まで書いて、どんなことを伝えたかったんだろう?と必ず聞く耳を持ちます。


手紙の書き方のコツは、まずパソコンやスマホで原稿を作ります。
それから手書きで文章を書いていきます。
すると、原稿よりもいい言い回しに気付けたりします。

パソコン→文章見ながら→手紙に書く

この工程で3回は必ず内容を見るわけです。
そうすると感情的な表現が幼稚に見えてきたり、もうちょっと違う言い方にしよう。などと冷静になれていくものです。

大切なことは、伝えたい言葉ではなく、
どう伝わったのか?です。


まとめ

まとめると、思っていることと、伝わっていることに差がない状態が一番ストレスがない状態です。

それにはズバリ!トレーニングが必要です。

スポーツと同じで、自分の描いた通りに体が動くといいプレーができるように、自分の描いた通りに感情を表現できれば、いいコミュニケーションが取れるのです。

なぜかコミュニケーションはもともと持っているものと思われがちですが、トレーニングによって花開いていくものです。

たくさんの人と会って話していきながら、いろんな表現力をつけてコミュ力のレベルを上げていくことをオススメします。





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