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くさのねインタビュー2023 ⑨白井 將人(may in filmプロデューサー/Halo at 四畳半)


くさのねフェス2023に向けて、 白井 將人(may in filmプロデューサー/Halo at 四畳半)さんにインタビューをさせていただきました!

インタビュアー:シラハタ(くさのねフェスティバル実行委員長/Sound Stream sakura店長)




シラハタ:本日の対談は、may in film プロデューサーでもあり、沢山くさのねにはお世話になったHalo at 四畳半のBa.白井將人さんです!
よろしくお願いします!

白井:よろしくお願いします!


🌱‬くさのねフェス2023で見たい出演者は?‪🌱


白井:勿論全員見たいんですけど、強いて言うのであれば「Varrentia」が見たいです。
去年のVarrentiaのライブを見た時に、渡井さん(渡井翔汰【Varrentia/Halo at 四畳半】)のくさのねにおけるライブ感みたいなのが変わってる感じがして。
初回から2019年までハロ(Halo at 四畳半)でずっとトリで出させてもらっていて。去年、初めてトリじゃない状態で出たライブをする渡井さんを見て、その時に凄い圧倒的なライブをしていた印象があったんです。
Halo at 四畳半っていう看板を背負ってた時とは違う、のびのびした渡井さんを外から見れて、なんだか凄い嬉しいなって気持ちがあって。

そんな印象だった中で対談(Skream!対談)の記事も読ませてもらったんですけど、渡井さんがトリを狙う、って言ってたじゃないですか。これは凄い楽しみだなと。

シラハタ:あれは熱かったよね!

白井:その言葉が渡井さんから出るのって凄い心境の変化があったんじゃないかなって思って。言っちゃえばちょっと達観していた部分があったのかなと思うんですよ。若手に任せるよ、俺はもうおじさんだからね、みたいなスタンスでライブするのかなってなんとなく思っていたんですけど。

シラハタ:(笑)

白井:そうじゃなくて新しいバンドとして、トリを狙いに行きますっていう言葉に凄い痺れました。じゃあ今年はどんなライブを見れるのだろうかっていうのが凄く楽しみですね。

シラハタ:やっぱりそこだよね。ハイライトだよね。



白井:Varrentiaのライブも結構見に行ってるんですけど、今のVarrentiaが凄く良いなと思っていて。それがどういう風にくさのねで具現化されてくるのかなっていうのはめちゃくちゃ楽しみですね。
そして、負けたくないなって思いますね。

シラハタ:まあ、あのコメントを見ると、そういう気持ち貰うよね。

白井:貰いますね。2019年まではHalo at 四畳半のメンバーとして一緒に切磋琢磨してきたけど、ここにきて渡井さんが闘争心を出したのを見て、
「じゃあ、may in filmでもトリ狙いますけどね」っていう気持ちが出てきましたね。ぶっ倒したい気持ちが。

シラハタ:(笑)

白井:ぶっ倒したいっていうのが合ってるのかわからないですけど。勝手にめっちゃ燃えました。

シラハタ:燃えるよね。火をつけるよね、彼のコメントはね。

白井:はい。色んなバンドがそこに火がついたんじゃないかなっていう風に思いますね、月がさ、toybeeとか。皆、結構形は変わりながらも十代の頃からずっと切磋琢磨してきた仲間たちなんで。そこらへんに負けたくないって気持ちがめちゃくちゃ強くなりましたね。
去年、may in filmで初めて出させてもらって、正直めちゃくちゃ見に来てくれたじゃないですか、お客さんが。

シラハタ:そうだね。

白井:でも、あれは勿論、白井がやってるアイドルで、ここで初めて見るから楽しみだな、見てみようかなっていう方が沢山いたと思うんですけど、普通にライブで勝ちたい。
物珍しさとかは今年要らないんで。全員と肩を並べて、いっせーのせで良いライブをドン!ってやりたいっていう気持ちが今年は凄く強いです。

シラハタ:2回目ってやっぱりそういう気持ちになるんだね。

白井:なりました!

シラハタ:しかも、一緒のステージに上がってた渡井が、Varrentiaで外側からそういうコメントを貰えば、そりゃそうだよね。

白井:はい、火ついてます。

シラハタ:これは共感じゃなくて、共鳴だよね。

白井:そうですね。

シラハタ:俺もビックリしたもんな。あのコメント貰って。

白井:なんか羊(明くる夜の羊)とかオガコ(Organic Call)とかの若手組たちが、頑張る背中を応援したいなって気持ちが去年ぐらいまでは凄いあったんですけど。それよりもまあ、そこに負ける気は無いけどねっていう気持ちの方が強くなってきました。

シラハタ:今年こそめちゃくちゃ面白い関係性になったね。皆が完全に独立したもんね、色んな意味で。

白井:そうですね、めちゃくちゃ面白いですね。しかも新しく入ってきたアトスキ(Atomic Skipper)とかプッシュ(プッシュプルポット)とか。羊、オガコが呼んできたバンドたちも今年は結構多いじゃないですか。そこに対してサンスト(Sound Stream sakura)の若手たちのバンドが負けたくないって気持ちが凄い強いと思うし。それこそCUTMANSは崇(Dr)が入ってとか、マンボウ(マッドネスマンボウ)もツカサ(Ba)が入ってとか。
色々と状況というか環境も変わってきて、皆が今年のくさのねに対して、凄い熱い気持ちでやってるんだろうなっていうのがあるんで。

シラハタ:そうだね。

白井:独立して、和気あいあい感が今年は全然ないっていうのを凄い感じますね。

シラハタ:完全に群雄割拠的な雰囲気があるね。

白井:めっちゃ良いと思います。

シラハタ:コメントを毎回撮ってると選べないとかそういう発言する人は凄く多い。
まあ、今、当然矢印はVarrentiaってところでね、言ってもらったけど。やっぱり外から来てるバンドだったり初めましてみたいな人たちも今年は豊富だから、意識が全体に向いているような発言をする人が多いね。
これ、Varrentiaとmay in filmの対バン楽しみだね。

白井:はい!楽しみです。


🌱‬くさのねフェスの思い出は?‪🌱

シラハタ:初年度からずっとくさのねに関わってくれていて、今年で6回目の開催になりますが、白井の印象に残ってるエピソードってどんなものがあるかな?

白井:印象的なので言うと、やっぱり初年度の。

シラハタ:(笑)

白井:ハロが最後の一音を鳴らした瞬間に停電した話は、一生語り継いで欲しいなっていう気持ちがあるんですけど。でも、なんか渡井さんも同じこと言ってそうな気がするので(笑)。

シラハタ:まさにそう(笑)。

白井:他で言うと去年、初めてmay in filmのプロデューサーとしてくさのねフェスに帰ってきて。メイフィル(may in film)のライブをバンドの友達とかお客さんとかが見てる光景っていうのは、なんだか凄く幸せな気持ちになって。
手探りでずっとやってきて、せっかくアイドルプロデュースをするんだったら普通の人ができないことがやりたいなって気持ちでずっとプロデュースをしてきたけど、目に見えて唯一無二なことができてるなって瞬間ってそんなに多くなくて。 でも、去年のくさのねフェスはそれを凄い感じました。
当たり前ですけど佐倉に全然関係ない人がやってるアイドルがあの場に出て、あの空気は絶対作れなかったと思うので。そこが自分の中で、今これって凄い特別なことが起きてるんだなあっていう風に感じた瞬間で。あの経験はメイフィルをやってて、あまり得られない感覚でした。

演者じゃない自分が感じたことで言うと、去年はそこが凄い強く感じましたね。

シラハタ:そうだよね。関わり方がまず違うしね。それにアイドルというものを持ってきてくれたのも白井だったし、イベントとしても初めて迎えたんで。さあ、どうなるんだろうと思っていたけど。でもやっぱり、元々バンドをやっていたから、アーティスト同士のシナジーがあって、楽曲を提供していただいたりもあり、今までの関わりがあるから、そういう楽しみ方をする部分をお客さんが持って来てくれてたんだろうなと感じると、なかなかそれってできないよね。

白井:そうですね。 確かにウチのお客さんは、Varrentiaもだし、toybeeもだし、楽曲を提供してくれた人のライブを見るって普段できないですよね。作曲家とかが提供していると、その人が実際に歌ってる姿とかなかなか見れないので。それを凄くみんな楽しみにしてくれて。
ライブを見て 、凄く良かったです!みたいな反応を去年は沢山貰えたのがめっちゃ嬉しかったですね。

シラハタ:エピソードと言えば初年度の停電になるのはなんとなく分かってたけど、確かに去年、それこそメイフィルの出演自体が真新しかったんでね。俺らにとっても何かひとつ、また違うアプローチをすることのできた年だったから、またそれを今年重ねられるのは本当に幸せだなと思って。

白井:圧倒的にどのバンドよりも、違うところからお客さんを引っ張ってきてるっていう自負だけはあるので。そこに関して言うと、多分、凄くイベントにも貢献できているというか。メイフィルが存在しなかったらくさのねフェスを知らなかった人たちが沢山いると思うので。そういう人たちを呼べることがイベントにとってもファンのみんなにとっても良い経験になったら凄い嬉しいですね。

シラハタ:また新しいものが生まれそうだね。去年が本当にそういう意味で新しかったんで、このエピソードはまた今年に続きそうだね。

白井:そうですね!


🌱‬may in filmの今年の見どころは?‪🌱‬


シラハタ:最後になりますが、メイフィルメンバー含め、プロデューサーの白井から当日に向ける意気込みを貰えたら。

白井:ライブが素晴らしいバンドが沢山出ている中で、さっき話したこととちょっと重複しちゃうんですけど、去年は真新しさとか珍しさみたいなので、見に来てくれた人が沢山いて。
新しいものって新鮮で凄い楽しいと思うんですけど、今年は2年目で、去年見てくれた人からしたら、何も成長していなかったら去年の感動って絶対超えられないと思うので。
ライブをやってる本数だったら、多分この中でウチが一番多いと思うし、どんどん新しいことに一番挑戦してるのもウチだと思うので、成長した姿が見せられるように頑張りますっていうのと、一アーティストとして、見てくれた人の心に残るようなライブをしたいなという風に思っております。 
そして、今年はどうしても色んなバンドとかに負けたくないなっていう気持ちが凄く強くなりまして、バンドセットを引き連れてライブをしに行くことを決めました。
くさのねフェスのステージにmay in filmっていうアーティストがしっかり爪痕を残すためには、絶対必要なものだと思ったので、アイドルとかバンドとか、そういう隔たりとか全部なしにして、素晴らしい音楽を届けられるようにメンバーとバンドメンバーとで最高のステージにします。
バンドセットのアイドルなめんじゃねえよって気持ちで臨みます!よろしくお願いします!
 

シラハタ:お願いします(笑)。

ということで、本日の対談はmay in filmプロデューサー、白井將人さんでした。
ありがとうございました!

白井:ありがとうございました!






2023/9/9(土)「くさのねフェスティバル2023」 @千葉県佐倉草ぶえの丘
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※ステージ前方での観覧は別途、当日販売予定の「限定エリア入場パス」が必要です。(くさのね×サンストコラボステージを除く)詳細はこちらをご覧下さい👇



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