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ジャンプのMMA漫画第三十一話🤼

相変わらず後ろである。

恢復の見込みは残念ながらないと見ていいだろう。

取り敢えずこの試合も3週かけて費やされたのでこの週で最後である。

大逆転ということらしい

実況は大逆転とあるが初めから組み立てられた展開であるとしか言えない。

隠し玉(前回のエントリでは肘打ちと打たない筈のハイキック)に成す術もなかったのだから黒沼の敗北である。

ひろゆきのたまたま理論(詭弁)なんてものは実は少年誌にありがちなものでしかない。

展開が読めてしまうのなら実はスポーツは弱点でしかなく、そもそも退屈になってしまう。

結局スポーツがメインではなくてそのバックボーン、格闘技によくある「煽り」でストーリーを盛り上げるしかない。

結果が全てなのである

練習時間の方が長くて試合時間は精々十数分程度しかない。

遙かにそのバックボーンが貴重なのである。

プロになった途端に物語は終わる

火ノ丸相撲だったら2年かけた連載で漸くプロの世界へ進ませたが、これは半年である。

もう言うまでもない。

そしてプロになった途端に少年誌としての立場は終わる。

マイク持ってアピールする姿はバクダンという漫画でもあった

ここまでよく頑張ったと思う。

一寸先は闇のような週刊少年誌で悠長なことはしていられないのである。

高校生でMMAの部活はないのでアマチュア大会に参戦する他ないのだと思う。

ところで、MMAをスポーツとして認識しているような人はどれだけいるのだろう。

ジャンプは色んなスポーツ漫画を提供して来て、武道や格闘技スポーツも描かせて来たが、どれも長くは続かなかった。

バトル漫画はいっぱいあって寧ろプロの格闘家はそっちの方に感化されてたりするのである。

拳を使ったバトル漫画はやり尽くして来たので剣戟か幽波紋(スタンド)みたいのを使ったバトルものを時々繰り出したりする。

多分向こう5年はプロスポーツ系格闘技漫画は出て来ないのだろう。

日本人のUFCファイターが出ても多くの日本人に関心はなく、今回も局地的な人気に肖ったであろう本作であったがそこまで息は続かなかった。

そもそもジャンプで野球漫画が流行らないのと同じである。

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