草方
87の母が経験した「非定型骨折」について。骨折の前段階ということで、予防的手術をした顛末をまとめています。
札幌の持ち家を売った時の記録です。不動産関係の決まりごとが新鮮だったので、時系列でまとめてみました。
札幌市内の、夫の実家近くに家を建てて12年。思いがけず、夫に大阪異動の内示が来ました。ずっと道央近辺で勤めてきて、定年まであと3年の専門職だったので、私たちより周…
ヘルパーさんが記入しているメモノートに、最近不審者の記述が増えてきた。夜中にインターフォンが鳴ったとか、ドアノブをガチャガチャ回そうとする音がするとか。もちろん…
先日実家の車を売った先は、家から少し離れたところにある。行きは車だから良いけれど、帰りのバス路線を調べてみたらちょっと気が遠くなった。歩けば2時間近くかかりそう…
実家の車を、大手チェーンの車屋さんで査定してもらった。30代くらいの、とても感じの良いスタッフが提示したのは5万円。私的には1~2万円くらいで、夏タイヤの引き取り…
今日のヘルパーさんは、父のお気に入りだと母が主張する人だ。帰った後、「お父さんがお金を渡していた」と険しい顔で訴えてきた。帰り際、「ありがとうございました!」と…
母の眼科定期検診に行ってきた。私くらいのおばちゃんに介助されて、ゆっくり歩く母くらいのお婆ちゃんが、ちょうど同じタイミングで検査と診察待ちになった。足取りは心も…
ケアマネが、介護施設関係の資料を持ってきてくれた。2週間くらい前、母が続けて2回家で転倒し「もう歩ける気がしない。老人ホームに行かないと」と言っていたことと、父…
母の足の爪は、家の爪切りでは挟めないほど肥厚している。ヤスリを使う手もあるけど、力が入らなくて削れないそう。私が何かしたら、「切ってもらってから指が痛い」とか「…
母を眼科の定期検診に連れて行った。いつもの目薬が処方されるだけと思っていたら、最近気になる点がいくつかあったらしく、訴えに応じて眼圧、眼底、視力と検査が増え、最…
昨日の病院で最初にかかったのは、耳鼻科だった。代診のドクターは威圧的で、自分の言葉を訊き返されることにご立腹。補聴器は使っていないのかと言われて、父が「もう年だ…
今日は父の受診日で、約束の20分前に実家に着いた。父はゆっくり白湯を飲み、母はソファに沈んでいびきをかいている。新聞を読みながら待っていたら、ふと母のいびきが止…
実家で「もう止める」と言いながら、まだ続けているコープの宅配。また注文していないものが入っていた、と怒っている。かなり小ぶりなりんご3つ入りが2袋で1700円ほど。…
1週間ぶりに実家に行ったら、2人とも何だかぐったりしていた。母はこの間2回転倒したという。そのたびに父が玄関先まで母を引きずり、たたきの段差を利用して起き上がら…
デイサービスに行き始めた母が、またニオイを気にしている。リハビリ用の靴に履き替えさせてくれるスタッフが、「クサい」と言う、と。帰ってくるなり、「ちょっとアンタ、…
実家の朝のお味噌汁担当は、すっかり父に定着したらしい。今日の具は、鮭のアラと玉ねぎだった。以前と違い、玉ねぎの茶色い皮も根っこも入っていない。家事爺、頑張ってい…
マスク着用は自分の意志で、になってからずいぶん経つけど、私も両親も出かけるときは欠かせない。スーパーでも、ほとんどの人がしている。でもコロナ禍では鳴りを潜めてい…
2021年10月5日 18:14
札幌市内の、夫の実家近くに家を建てて12年。思いがけず、夫に大阪異動の内示が来ました。ずっと道央近辺で勤めてきて、定年まであと3年の専門職だったので、私たちより周囲の方がびっくりしていた気がします。すでに夫の両親を見送り、私は在宅ワークなのでついて行くことも出来ましたが、旭川に住む私の高齢の両親が気になり、結局単身赴任してもらうことにしました。そうすると、1人で札幌にいる必要もありません。
2024年6月1日 08:40
ヘルパーさんが記入しているメモノートに、最近不審者の記述が増えてきた。夜中にインターフォンが鳴ったとか、ドアノブをガチャガチャ回そうとする音がするとか。もちろんこれは、すべて母の訴え。同じ話を何度もするので、不審者が何人も現れているように見えるけど、多分そんなことはない。画像の記録を見ても夜中のものはないし、映っているのは昼間の宅配の人やヘルパーさんのみ。「素早く帰るから映らないんじゃない?」
2024年5月29日 11:21
先日実家の車を売った先は、家から少し離れたところにある。行きは車だから良いけれど、帰りのバス路線を調べてみたらちょっと気が遠くなった。歩けば2時間近くかかりそう。その日のうちに実家から自分の家に帰る予定だったので、タクシーを使うことにした。私の交通手段なんて父は全く考えないけど、母は「車を置いた後、どうやって戻るの」と訊いてきた。「タクシーで」と答えたら、1万円札を出して、「いろいろ手間かけた
2024年5月27日 09:58
実家の車を、大手チェーンの車屋さんで査定してもらった。30代くらいの、とても感じの良いスタッフが提示したのは5万円。私的には1~2万円くらいで、夏タイヤの引き取り代と相殺して数千円になるかもと想像していたから、ラッキーな話だ。そのまま決めても良いくらいなのだけど、翌日別の店も予約していたので、そちらでも見てもらうことに。そこでは1万5千円と言われた。あちこち傷が多くて修理にコストがかかるので、
2024年5月25日 09:31
今日のヘルパーさんは、父のお気に入りだと母が主張する人だ。帰った後、「お父さんがお金を渡していた」と険しい顔で訴えてきた。帰り際、「ありがとうございました!」という嬉しそうな声が聞こえたので、その時に渡したんだろう、と。「渡してないよ。私、その場で見てたから」(実際は見ていない)「じゃ、その前に台所で渡したんだわ。何かコソコソしてたから。だいぶん入れ込んでるのは確かだよ」この手の話はどう
2024年5月23日 15:16
母の眼科定期検診に行ってきた。私くらいのおばちゃんに介助されて、ゆっくり歩く母くらいのお婆ちゃんが、ちょうど同じタイミングで検査と診察待ちになった。足取りは心もとないけれど、何とか自力で歩いている。診察を終えて家に帰って来ると、「よたよたしている人がいたね」と母が言った。私「ああ、すぐ前に」母「私も、あんな感じじゃないかな」私「あんな感じ?」母「あんな風に、よたよたするんじゃないかな
2024年5月21日 18:50
ケアマネが、介護施設関係の資料を持ってきてくれた。2週間くらい前、母が続けて2回家で転倒し「もう歩ける気がしない。老人ホームに行かないと」と言っていたことと、父の疲労具合いを見て依頼していたものだ。夫婦で入れるところが第一希望だけど、無理なら自分(母)だけでも仕方ないとも言っていた。別件の打ち合わせを終えてから、ケアマネが両親に隠すように私だけに小声でパンフをくれた。何か意味があるのかと私も緊
2024年5月16日 11:35
母の足の爪は、家の爪切りでは挟めないほど肥厚している。ヤスリを使う手もあるけど、力が入らなくて削れないそう。私が何かしたら、「切ってもらってから指が痛い」とか「布団が引っかかるようになった」とか言われる想像がつくので、手出ししないでここまで来た。やっぱり病院で切ってもらおうと思い、母が持つ大量の受診カードを探すと、皮膚科は3枚あった。そのうち2か所はイヤだと言うので、残りの1か所に電話をしてみ
2024年5月13日 19:48
母を眼科の定期検診に連れて行った。いつもの目薬が処方されるだけと思っていたら、最近気になる点がいくつかあったらしく、訴えに応じて眼圧、眼底、視力と検査が増え、最後はレーザー治療を受けることになった。すでにお昼も過ぎて、車いすに座ったまま3時間を超え、首が痛いと言う。ちょっと横になれればいいけれど、待合室にそんなスペースはもちろんない。レーザーの後は30分待ち、もう一度眼圧を測るとのこと。午後か
2024年5月11日 09:21
昨日の病院で最初にかかったのは、耳鼻科だった。代診のドクターは威圧的で、自分の言葉を訊き返されることにご立腹。補聴器は使っていないのかと言われて、父が「もう年だから」と返したら、さらにムカついたらしい。補聴器もどき(集音器)なら家にある。母に何度もしつこく言われて買ったが、結局1度も使っていない。野生児の父にとって、そういうものは煩わしいだけ。でも医師は、正論で迫ってくる。「会話が減ると、
2024年5月10日 07:06
今日は父の受診日で、約束の20分前に実家に着いた。父はゆっくり白湯を飲み、母はソファに沈んでいびきをかいている。新聞を読みながら待っていたら、ふと母のいびきが止まり、「コーヒー、向こうで飲みなさい」と聞こえてきた。父「何だって?」母「病院でコーヒー飲みなさい。今日水分摂っていないから」父「病院がどうしたって?」母「水分、コーヒー、病院で摂ったらって! まだ迎えに来ないの、遅いね!」母
2024年5月8日 18:49
実家で「もう止める」と言いながら、まだ続けているコープの宅配。また注文していないものが入っていた、と怒っている。かなり小ぶりなりんご3つ入りが2袋で1700円ほど。「これ、どう? 値段相応と思う?」と、母が現物を持ってきた。ちょっと高めではあるけど、ふじりんごと書いてあるから、まあそんなものかも。カタログにも糖度12.5以上ふじりんご、とある。でも注文票を書き写した自作ノートには、確かにりんご
2024年5月7日 19:11
1週間ぶりに実家に行ったら、2人とも何だかぐったりしていた。母はこの間2回転倒したという。そのたびに父が玄関先まで母を引きずり、たたきの段差を利用して起き上がらせていたとのこと。「もう、歩ける気がしない」と母。歩行器を使っているのは前と変わらないが、本人的には歩行器なしで歩けるようになる望みを持っていたのだと思う。「やっぱり老人ホームに入ろうかな」と母がつぶやく。以前は父が一緒じゃないと嫌だと
2024年4月30日 19:02
デイサービスに行き始めた母が、またニオイを気にしている。リハビリ用の靴に履き替えさせてくれるスタッフが、「クサい」と言う、と。帰ってくるなり、「ちょっとアンタ、これ、匂い嗅いでみて」と靴を指した。「え? いやだよ」「頼むから。私全然分からなくて。ホントに臭う?」(しぶしぶ鼻に近づけて)「まあ、クサいほどじゃないけど、何も匂いしないわけでもない」置いているところから臭ってくることはないが
2024年4月27日 17:14
実家の朝のお味噌汁担当は、すっかり父に定着したらしい。今日の具は、鮭のアラと玉ねぎだった。以前と違い、玉ねぎの茶色い皮も根っこも入っていない。家事爺、頑張っています。母も、「おいしい」とは言わないけど、黙ってご相伴。たい焼きや大福を主食にしたりしているから、おかずは前ほど気にならないのかもしれない。父と違って内科的な疾患も全然ないので、太ることさえ気にしなければ好きなものを好きなだけ食べられる
2024年4月25日 14:18
マスク着用は自分の意志で、になってからずいぶん経つけど、私も両親も出かけるときは欠かせない。スーパーでも、ほとんどの人がしている。でもコロナ禍では鳴りを潜めていた「ぶえーくしょーん!!」という盛大なくしゃみがまた聞こえるようになってきて、それはちょっと気になる。父も母も、マスクを1度使ったくらいでは捨てられないので、その辺に広げた状態でいくつも転がっている。「日光消毒」しているという。でもヘル