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物欲のツボが少なめの私と、孤独感について

私は基本的に物欲がない方です。なにか欲しいと思えないのです。
必要なものには金を使うので、時々ドサっと金が出ていくことはありますが、基本的にはあまり使わないです。

むしろ、物欲やものに対する興味が薄いのか、友達との間で合わないこともあります。友人がいいと思うもの、欲しいと思うものを、一緒になって欲しいと思うことは珍しいことです。別に悪いとも思わないので「へーそうなんや、良いと思う」止まりが多いかな。




そう言えば昨日、さっきとは別の友達の家に行きました。その家庭は一見普通の家庭に見えるのですが、選ぶもの、行く場所、食べるものなどが品が良くそこに出し惜しみをしないのです。お上品なおうちなのです。
経済事情はわかりませんが、私からしたらプチセレブなのです。そういうお金の使い方をしています。

そのお金の使い方って、贅沢だと思いますか?
私は、賢いと思います。

彼らは本当に欲しいものが良くわかってる。(それを手に入れるには、ある程度のお金は必要になるのが前提条件ですが)
私の友人はそこの娘さんで同い年ですが、そういうゆとりのある選び方をしていたのが格好良かったです。



そして、そこで好きなお店のお話を聞きました。素敵な家具のお店、美味しいチョコレート屋さん、リサーチして行った可愛い雑貨屋さん。どれも普段私が見てるものよりも品格高く、わぁ〜と思いました。
それと同時に、「こういうのがいいなぁ」と思いました。

先ほど"物欲がないです"と書きました。私は周りの子よりも、何かを欲しがるタイミングがなかったから自分の見える範囲に(半ば無理矢理)、わくわくポイントを作ろうとしていました。でも何だかほしいと思えなかったり微妙な感じはありました。
物欲がなくて自分でも「私のこころって感じることができないのかしら」と思っていたので、友人宅で「(・∀・)イイネ!!」と心から感じたときホッとした感じ(?)もしました。

ここから感じたのは、私が今まで目にしてこなかったところにツボがあるんだなぁと言うことです。私はしばしば「みんなと同じでないこと」に欠落感を抱くことがありますが、日々自分のツボを更新していき、「自分にはこういう所で喜べるじゃない」と感じられる機会が増えてきました。
それと同時に、「みんなと同じ」を目指していたって、「みんな」もそれぞれ違っていることを学んでいます。

あなたが誰かと一緒じゃなくたって、ちゃんとあなたにはあなたの居場所がある。その居場所はふとした瞬間に現れるから、そんなに慌てなくても良いよと、付け加えたいです。

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