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どうして公務員を退職したの?

公務員を退職して起業した3児ママの「くるみ」です。

「Best of Best」
これが私の退職にあたってのキーワードでした。


私の小学生のころの夢は「保育士」
子どものころからずーっと同じ夢を追い続け、
幼児教育を学べる大学に入り、
公立幼稚園教諭となりました。


憧れの幼稚園教諭になった私。
子どもたちは可愛いし、
とても楽しく「天職だ!」と思っていました。


一方で、
同僚の先生方とはなかなかうまくいかず、
苦しい思いをすることも多々…。

今思えば、若かりし頃の自分は
とにかく自分のことでいっぱいいっぱいだったし、
社会常識も知らなかった。(上座、下座すら分からなかった。)

また、仕事量はとにかく多く、
土日に持ち帰り仕事があるのは当たり前。

通勤時間も、往復3時間。

・・・と、「子どもと遊ぶ時間」以外の部分で
予想外の苦労がたくさんあることがだんだん分かってきました。


そんな生活を4年続ける中で、
ありがたいことに社会人1年目で出会った人と
社会人2年目で婚約し、
社会人3年目に結婚し、
社会人4年目に妊娠して、
そのまま5年目の年から産育休に入りました。

育児に奮闘し、産育休を取り続けること6年。
3人目も生まれ、
「さあ4月から復帰だ!」という、直前の2月のこと。

正直言って、かなりかなり腰が重い仕事復帰。
職場の人との関わりがまた始まるのか…と思うと
地獄が始まるかのような気持ちになっていました。

そんな時期に、
「自分にとってのBest of Bestは何か?」
という言葉に出合いました。


自分にとっての、Best of Best

幼稚園教諭は天職だと思っていたものの、

同僚との関係、
仕事量の多さ、
通勤時間、
趣味の時間をもてないこと・・・。
(この頃、編み物にはまっていたので、
 その時間が取れなくなるのがどうしてもいやだった。)


幼稚園教諭は、Bestだけど、
Best of Best ではない。


私にとって、
・子どもと関わる仕事
・家から自転車圏内で働くこと
・自分のやりたい仕事だけやること
・自分なりに完璧なプログラムを作って、それを提供すること
・趣味の時間をもつこと
・家で一人きりで過ごす時間を確保すること
・忙しすぎないこと

これらのことをすべて叶えるのが、
私にとってのBest of Best だと気付きました。

それに気付いてしまったら、あとは行動するのみ。

モデルとなる教室を見つけたり、
働く場所を見つけたり、
夫と将来の相談をしたり。

結局、1年だけ幼稚園教諭に復帰をし、
年度末に退職。

翌月の4月に、未就園児親子向けの教室を立ち上げ、
モニターさんを呼んでプレ開催し、
5月に本格的にスタートしました。


自分の幸せのために、
踏み出すことのできた自分を
誇りに思います。


子育て中に様々な葛藤があり、
ネットの世界で様々な出会いがあったからこそ、
本当の思いに気付いて動き出すことができました。


そのあたりの話はまた今度!


くるみ

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