「まだ捨てたもんじゃない」という話と、精神性の話
昨日、すごく嬉しい且つ有難く、反省した出来事があった。
家族に頼まれスーパーで10kgのお米を買おうとレジに並んだが、長蛇の列をなしていた。
その時、前にいたご婦人が、自分のカートに手を当て「乗せますか?」と笑顔で言ってきた。
私は、それは申し訳ないと思い断り「ありがとうございます」と言った。
その言葉と優しさが心に沁みて、とても有難かった。
人同士の繋がりや温かさが前の時代より薄れては来ているが、
それでも今日の出来事で、『まだこの国は…人間は捨てたもんじゃない』と思った。
同時に、自分の消極的な部分を改めなければと思った。
私は人と関わるのが苦手で、その他に、話すことでエネルギーを持っていかれる感覚や、疲れなどの身体的なもの、自分の時間が無くなるのを避ける為に、基本一人でいる。
傷付きたくない
楽でいたい
人を嫌いになりたくない
現実を直視するのが怖い、という理由で。
だが、やはり人間は一人では生きていけない。
人との協力が無ければ、
全体に馴染みやすい良いものが作れない。
一致団結しなければ、
大きなものに立ち向かえない。
誰かと共に立ち上がらなければ、
乗り越えられない局面がある。
人とのコミュニケーションが無ければ、
善も悪も含めた情報を得ることが出来ない。
"優しさ誠実さ"は本当に大事で、
「自分が良ければ周りはどうでもいい」だなんて傲岸無礼な考えだと思った。
私は私自身を、心の底から良い人間だなんてこれっぽっちも思っちゃいない。
だからこそ、日々内省し、反省を繰り返しながら、傲慢にならないようにしようと思った。
でないと、ここまで作り上げてきた先人達に呆れられる。
「その程度だったのか?嘆かわしい」と。
失望やそんな思いなんてさせたくない。
何より、胸を張って生きれない。
今からでも遅くない。
より一層、"精神性"を大事にしていこうと思った。
最後に、ご婦人の方へ
気遣って下さり、お声をかけて下さり、
本当にありがとうございます<m(_ _)m>
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