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「勝てるデザイン」

読んだきっかけ:
書店にて発見。
表紙に惹かれた。

読んだ日:
2021年7月

学べること:
デザインを作成するにあたって
大切なこと。
デザイン作成時に使える
技・フォントなど。

オススメしたい人:
デザイン作成に興味がある人。
デザイナーとして
大切なことを知りたい人。

●はじめに

書店のデザイン関連のコーナーで
本を見ていると、パッと目に飛び込んできたのが
「勝てるデザイン」でした。

すぐさま購入して帰りました。

デザインするにあたって大切なこと。
様々な経験がデザインにも活きてくること。
相手の想いをしっかりと聴き取り
デザインへ反映させることの重要さ。
日々の生活の中にもデザインが溢れていること。

前田さんがデザインを作成するにあたって
大切にしていることがイメージしやすく
まとめられていました。

僕も含め、デザイナーでない人でも
読んでいて理解しやすく
スラスラと読める内容となっています。

●「勝てるデザイン」とは

デザインだけをしていては良いデザイナーとは言えず、
企画そのものを考えるという意識を持たないと
良いデザインも生まれてこないそうです。

「いい企画の条件」とは
幸せになる人の数が多い」こと

人に何かをお願いする時は、
相手が楽しいかどうかをセットにして
考えないといけなくて、
「参加することが楽しみ」と相手が思えるかどうかは
企画を立てる上でとても重要なことだといいます。

デザインする時はコンセプトや狙いを
企画する段階で、幸せになる人の数が多く
なるにはどうすればいいか、を考えることを習慣にしてみる

「企画して人が喜ぶものを、人の心を動かすものを。」
勝てるデザインの定義です。

●デザインの必殺技を増やす

デザインの本を読みまくり、選り好みせず
アイデアや表現、伝え方を吸収していく。
それを頭の中の引き出しに入れておく。

デザインの実例本をみて
いいなと思ったらスクラップし、
本以外でもいいデザインだと思ったら
スクラップすることを習慣化していく。

そしてそのデザインの何が良くて
どのような効果をもたらすのかを
思考することが大切です。

●「パラレルワールド」を想像してみる

上達が早い人の条件って何でしょう?
センス?技術?
答えは「素直であること」です。

伝えられたことを実際にやる人は少ない。
でもやってみたら、
自分に革命が起こるかもしれないじゃない。

「これをこうしたら、もしかしたら
こんな世界が待っているかもしれない」
という並行世界、パラレルワールドを
想像することがとても大事なことです。

●原則!「ならではデザイン」

デザインをする際は、オーダーを受けた
案件の魅力に即したデザインであることが大事なんです。

デザインにはすべてにおいて理由が必要であり、
「この商品だから、このデザインです」という理由のこと。

「ならでは」のデザインは、
言い換えると「ならでは」の魅力であり
他の商品との差別化も同時に行なっていることになる。

●ロゴ提案の切り口

クライアントにロゴ案を提案する際は
色や形を変えただけのものを何点か提案するのではなく
「コンセプト」の切り口が全く違うものを提案するべき。

●まとめ

書店でたまたま見つけた
「勝てるデザイン」

本の帯に
Amazon売れ筋ランキング第1位
とあったのも購入するきっかけとなりました。

実際に読んでみての感想は
デザイナーの方はもちろん、非デザイナーの方でも
タメになることがたくさん書かれていました。

僕はデザイナーではないのですが、
前田さんの考えていることがわかりやすく
書かれており、理解しやすく、
とても楽しく読み進めることができました。

前々からデザインすることに興味があり
勉強を始めようと思っていたところなので
暫くして再度読むと、また違った学びがありそうです。

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