短歌 あふち(栴檀)
あふち咲く風のさやぎに任せしや
レースヴェールの人の横顔
大木の全体に繊細な花のシャワー 見ているだけで幸せになるようで、花の時期を逃さないように散歩の足を延ばします。レースのような花は さながらウエディングヴェールのようです。もしも、ドローンがあるなら 上からの姿を見られるのに などと夢想するのです。仄かな甘い香りの下でしばらく居ます。この木の下で お茶などできたら素敵なのに、とんでもないところに生えています。また、来年 花を見られますように。またね あふち。
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