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3行日記(かるた、りんごタワー、祭りのあと)

十月九日(月)、くもり時々小雨

午前、午後に友達が家に遊びに来るので慌てて掃除。誰かが家に来ると家がきれいになるからいい。妻はミルクレープを仕上げ、私は珈琲豆を買いに行った。

昼、友達が来る。鉄板でナポリタン、食後にミルクレープ。伏見〜るかるたをやった。その後商店街へ。ちょっと前に行った古道具屋へ連れて行こうとしたが閉まっていた。靴屋の地下にあるギャラリーに寄って、ふらふら歩いていると、ドキドキりんごタワー、という看板を見つけた。りんごを七個積めたら、一ケースもらえるということらしい。四人でじゃんけんをして積む順番を決めた。私が一番最初になり、土台のりんごの上にひとつりんごを乗せる。もう回ってこないだろうと気楽に待っていると、なんと五個積み上がった状態で再び回ってきた。プレッシャーがかかり両手の指先が強ばったが、うまいこと乗った。あと一個。友人の指先に視線が集まる。気づけば、周りにはギャラリーが集まり、店員さんも集まりだしてスマホのレンズを向けている。りんごがぐらぐら揺れる。その揺れはおさまることなく、気づけばりんごが崩れ、四方に転がっていた。そのほか、商店街沿いにあるお寺に昔、私設図書館があり、今はそこでいろんな教室をやっていることなど、いつも歩いている場所だが、誰かと一緒に歩くと、気づいていなかったことにたくさん気づけた。

夜、メンチカツ、プルーン。チャックの散歩、神社へ行ったが、あんなに人がたくさんいたのが夢のように、祭りの余韻は消え去り静かになっていた。チャックは、落ちている食べ物がないか、熱心にパトロールをしていた。

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