3行日記 #132（赤鬼、探梅、はるか）

二月二日（金）、くもり

昼、きょうも向こうから派手な服を着た犬が来る。柴犬が赤い服、いや、パーカーを着ている。頭には黄色いもの。近づいてみると、黄色い角をはやした赤鬼の服だった。節分だからかな。病院の近くの食堂に入り、豚の生姜焼き定食。以前はおかわり無料だったが百円に値上がりしていた。

俳句の本を読んでいたら「探梅」という言葉と出会った。冬のうちに早咲きの梅を求めてたずね歩くこと。冬の季語。天神さんの梅を思い出した。

夕方、おやかまっさん。最後のひとがくるりと背を向けるのを、薄桃色のダウン、薄桃色の正ちゃん帽の女の子が、手を降って見送っていた。

夜、ミートソースパスタ、はるか、妻が職場の上司からもらった鬼まんじゅう。はるか、うまい、柑橘系オブ・ザ・イヤー。チャックの散歩、図書館に本を返して、区役所をぐるっと回って帰宅。きょうはドキュメント72時間があるので足早に帰った。

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