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九州の玄関口博多をその時の気持ちで素直に楽しむ福岡旅 ①


前日は幸いあまり雨に降られることなく博多の街をたくさん歩くことが出き、名物の屋台グルメも楽しむことができました。


2日目の朝、おはよう。
リサーチなしで宿泊予約を入れたヴィアインだったけど、すごく快適に過ごせました。ユニットバスの浴槽が広かったのがよかったです。

ちなみにヴィアインでは公式サイトにあるWESTER会員専用プランで予約するとWESTERアプリ提示でポイントが付与されます。宿泊料金をWESTERポイントから支払うことも可能。さらに通常10時チェックアウトのところ11時まで延長されます。

WESTER


ポイントの付与は会員専用プラン経由の予約のみの特典なので別サイトやヴィアイン公式サイトであってもそれ以外のプランで予約した場合はWESTERアプリを提示してもポイントは付与されないので注意です。

*****

チェックアウトを済ませ、また荷物だけ預かってもらうことに。

『おはようございます。今日はどちらに行かれるのですか?』

と昨日、博多周辺の観光を伺って色々お話をして下さった方が覚えてくれていて声をかけてくれました。

「おはようございます。今日は太宰府天満宮だざいふてんまんぐうに行きます。」

太宰府だざいふいいですね。今日は晴れますからよかったですね。でも、日曜なので人は多いかもしれません。』

「予報ではあまりお天気が良くないみたいなので雨具を持って行こうかと思ってたのですが。」

『いえ、お天気になりますよ。楽しんできて下さい。いってらっしゃいませ。』

と笑顔でお見送りをして下さいました。

朝からポジティブな気持ちにさせてくれた対話にいい一日になりそうな予感です。ありがとうございます。いってきます。

さて、博多駅から太宰府天満宮へのアクセスは充実しています。一番簡単なのは博多バスターミナルから出ている太宰府天満宮行きのバスでしょう。

博多駅のとなりにある
大きなバスターミナルビル

通常だと40分ほどで博多駅と太宰府天満宮を結んでいるようです。しかしバスは混んでいると次のバスまで待たないといけなかったり、交通事情にも左右されやすいです。ゴールデンウィークやお盆などは電車での移動のほうがスムーズかもしれません。

電車で向かう場合は、地下鉄+西鉄 もしくは、JR+西鉄 の2つのルートがあります。

だいたい案内されるのは地下鉄+西鉄だと思います。

家族旅行など人数が多い場合は、JR+西鉄でのアクセスが一番お得です。運賃は JR+西鉄 < 地下鉄+西鉄  < バスです。

一番安いJR経由で500円、バスは610円、地下鉄経由は乗り換え駅で若干上下します。(2023年7月11日現在)一人旅なら、さほど大差はないので好きなルートを選ぶのが一番だと思います。

私は寄ってみたい駅があるので、JR博多駅から太宰府に向かうことに。こちらのルートで行きます。

むらさき駅に行ってみたかったのです。
博多駅のナンバリングは00番

現在全国的に付けられるようになった駅のナンバリング。海外のお客さんが今いる駅を分かりやすく判断できるよう、また日本語の知識がなくても鉄道を利用しやすいようにするために導入されました。九州では現在北部エリアのみ導入されています。その中で英語表記のないナンバリングは博多駅だけ。

九州の起点は博多駅。ここに降り立ちこの駅名標を見ると九州の玄関口にやって来たと感じることができるかもしれません。

このように路線記号は
英語で表記されます。
※画像はJR九州公式サイトより


話しがそれちゃいました。太宰府天満宮だざいふてんまんぐうに行かねば。

博多駅を出発して二日市ふつかいち駅に到着。

ナンバリングJB08の
ここで乗り換えです。
むらさき駅まで歩いて行きますよ。
二日市ふつかいち駅は東口出口へ。

2つの駅の距離は350mほどです。

この先の道を歩いて行きます。


むらさき駅
表示も紫色

なかなか珍しい駅名だと思いませんか?このあたりの地名が紫だそうです。

“紫”と書かれた額縁も
かっこいいです。
西鉄はJRにあるような
入場切符はないので、
初乗り運賃の切符を記念に
購入しました。


ホームの駅名標も紫色だそうで撮影したかったのですが、時間がなく見かけることが出来ませんでした。残念。

むらさき駅から一駅先の西鉄二日市にしてつふつかいち駅で乗り換え太宰府だざいふ駅に到着です。

なんだか竜宮城に
電車で来たみいなロケーション
天井の曲線は天満宮てんまんぐうにある
太鼓橋たいこばしをイメージしているそうです。
朱色を基調にしているのも
天満宮から。


太宰府天満宮だざいふてんまんぐうの本殿は重要文化財に指定されていて124年ぶりの大改修中。それに代わって特別な仮殿にて参拝することができます。こちらは3年間だけのお披露目。その仮殿に参拝に行きましょう。

参道はきれいに整備されています。


両側に様々なお店が並びます。ここでの名物はなんといっても『梅ヶ枝餅うめがえもち』です。

Googleより

この梅ヶ枝餅うめがえもち、たくさんのお店で売られています。あまりにありすぎて、どこがおすすめか分からないぐらいです。これは実際に行かれて自分の直感で購入して食べて欲しいです。どこも焼きたてを提供して下さっているみたいなので熱々をいただけますよ。

インスピレーションで食べてみて。


参道には梅ヶ枝餅うめがえもちのほかにもいろんな食べ歩きグルメがあります。そんな中、私が食べたのはこれ。

天山てんざん太宰府本店
あまおうくずアイスバー

周りにお客さんがたくさん居たのでアップの写真しかないですが、歩いているとすぐに見つけることができると思います。

こちらのアイスバーは5月頃~9月頃までの期間限定販売だそう。葛粉くずこで作られたアイスはシャリシャリの中にも、もっちりとした食感があり、いちごの甘さが口いっぱいに広がります。甘ったるくないので食べたあともさっぱり。暑い日にもってこいのアイスバーです。

そして参道を歩いていると必ず目に飛び込んでくるのは

スターバックス コーヒー
太宰府天満宮表参道店だざいふてんまんぐうおもてさんどうてん
私の行く先々で魅せてくれる
建築家 隈研吾くまけんご氏の設計。


さらに参道を進んで、私がビビビッときたお店で梅ヶ枝餅うめがえもちをいただきました。

ここの梅ヶ枝餅うめがえもちを買おっと。
熱々です。


こちらのお店は店先に小さなベンチがあるので空いていれば座って天満宮の鳥居を眺めながら食べれますよ。

いい眺め。


梅ヶ枝餅うめがえもちもいただけたので、鳥居をくぐり天満宮に向かいます。

鳥居をくぐるとまず見えてくるのはこちらの太鼓橋たいこばしです。

たいこばし
こちらの橋は3つの橋が連なっています。
橋がかかっているところは心字池しんじいけ
立派な大樹が芸術のように伸びています。

周辺は緑が鮮やかで花も咲いていて庭園のような美しい景観です。

こちらの橋は3つを合わせて太鼓橋たいこばしと言うのですが、真ん中の橋は普通の平坦な橋なので、平橋《たいらばし》とも言われているそうです。

そしてこれら3つの橋は過去・現在・未来を現していてここを渡ることで心身ともに清められるとされています。

この橋を渡る時に、つまづいてはいけないとか、立ち止まらず渡りきらないといけないとか、帰りは元に戻るとされているので渡ってはいけないとか。。。しかし、太宰府天満宮の公式サイトにはそのような事は書かれていないので、これもまた個々の思いのまま神様に感謝しながら渡ればいいのではないかなぁと思います。

太宰府天満宮公式サイトより


この橋を渡ろうとした時、ガイドツアーのグループがおられ橋の脇で説明をしていました。その時にこちらの橋は真ん中が未来なんですよ。と聞こえてきました。ガイドツアー参加者でない私はそのまま先に歩いて行ったため、その後の説明は分からないのですが、自分なりにその言葉の意味をこのように考えました。

過去と現在を頑張って乗り越えた(太鼓)のちには平穏な(平橋)未来が待っている。過去の太鼓は変えられないけど、先に未来の平穏を知る(歩く)ことで現在の太鼓を頑張って乗り越えて行こう。

くろしおの心の中より


その時にここで感じた、素直な思いや気持ちが一番の正解かもしれませんね。


相変わらずですが、また長い記事に…ここで一旦区切りたいと思います。

続きはまた。



くろしお

特急ソニック

朝の博多駅にて。清掃中のソニック車内に大きな山笠プレートを見つけました。博多祇園山笠はかたぎおんやまかさは4年振りに通常の開催を迎えるのです。7月14・15日は福岡博多のみなさんの熱意で晴れますように。


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