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お客さんが萎えるプロ意識とは?

やぁ、いらっしゃい。今日もお疲れ様。

暑い日はあまり食べなくなる。
子供の頃はあれこれ沢山食べていた記憶がある。

でも大人になって、昼下がりの完食が減る。
食べる量が少ない夏は本当に消耗するので、痩せる。

リバウンドを起こさない意味で制する。コレ大事。

社交界のスポーツ。


ゴルフに誘われる事はあるだろうか。

長いこと会社をやってると、この手の誘いを一度も受けたことがないという人も少なくない。

周りの経営者の方々に質問すると大体あると答える。
ただ、そういう人と話してもそこまで誘われることはない。

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ゴルフ大好きの人であれば、誰彼関係なく?誘うことも多いようだが、あまり近い人と行くことは少ない気がする。

人によるというのが結論になるが、そもそもゴルフは社交スポーツ。

コースに出ると、結構な時間を同じ人と共有することになる。
全く別枠で来ている人とも話す機会が結構ある。

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そして、経営者や大手企業の人、素性は謎だが羽振りの良い人が来ていることもまた少なくないのが特徴。

その辺りの客層を押さえて、日程によってゴルフ場を選択するやり手アテンドだっている。これはまた別の話。

不器用な人が多い業界。


K氏はゴルフのプライベートレッスンを店舗で運営している元プロゴルファーの経歴を持つ。

話すと人柄は柔らかいが、職人気質もあってちょっと強面といった感じ。

およそ接客業に向いているとはお世辞にも言い難いタイプではあるが、端々に苦手ながらも話してくれようという雰囲気は伝わってくる。

「ゴルフはオッサンのスポーツ」

というのも昔の話。

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今では若い人も普通に楽しんでいるし、上達志向ばかりの競技ではない。

ちなみに関係ない話だけど、将棋もオッサン(爺さん)のやること論もまだまだ根深いが、今ではアレ小学生とか勉強している子とか超強いから。

ファンも増えて年齢層は徐々に落ちている。だがイメージは高齢。
ゴルフも将棋に似通ってちょっと不遇なイメージもある気がする。

打てない事には始まらない。


何らかのきっかけでゴルフに関わるという人も日々現れていることだろう。

とはいえ、いきなりコースを回ろうなんて無謀な人間もいない。
最初は打ちっぱなしに行くという事が多いと思う。

打席も多く、大体24時間。
最初は人と一緒に行ったとしても、知ってしまえば次から行くのもお気軽。

人とも話さず、自分のペースで色んなゴルフクラブで練習が好きなだけ出来る。単純に遠くに飛ばすだけじゃない、近くのグリーン的ポイントに寄せる練習だって出来る。

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K氏はこのことから、一番最初に打ちっぱなしに行くもんじゃないと言う。

翌々考えたらそりゃそうだ。

そもそも、ゴルフの素人がちゃんとボールに当てること自体が案外難しい。
昔全然ゴルフ素人の自販機おじさんO氏と一緒に打ちっぱなしに行った。

あまりにゴルフが下手なO氏はまさかのドライバー装備で、フルスイング。
何度も空振りをして、しまいに下手な当て方をして隣の打席に飛ばすという。

ほんとに下手な人だと横に飛ぶのだ。
幸い打席周りには低い壁になっていて、そこにボールがぶつかって事なきを得た。

当てることも出来ない人が隣にいると、そこの人からすれば気が気でない。いつ飛んでくるかも分からない。とんだ紳士淑女のスポーツだ。

打ちたいならプロに見てもらえ。


我流で練習しても絶対良くはならない。
ある程度打てるようになるまで、そのフォームを体に覚え込ませる必要がある。

プロに隣で見てもらい、何度も間違ってるように正す。

何故か素人は順番を逆にはじめ、ある程度打ちっぱなしで練習してから、その気になったら個別指導。

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これじゃクセがついてしまっていて余計に時間がかかる。

プライベートレッスンは高額に設計されている。
他にお客さんもいない空間でこっそり練習という人向けだ。

それだけに、ゴルフはそれなりにコースを回るという意識がないと続かない。

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時々、水商売で働いている女性がお客さんの紹介で連れてくるらしいが、基本的に一回来るともう来ない。回数券を買っているのに。

ゴルフは連れて行く相手も大事なスポーツ。花形が1人いるだけで場も和み、アテンドしている方も鼻が高い。

ただ、K氏のような職人からするとおことわり案件の代名詞のような存在だそう。厳しいな。

中級者以上、スコアにこだわりたい人向け。


基本的にK氏は打ちっぱなしに併設している、プロレッスンでも最初はいいと言う。

とにかく我流でなく、それなりにフォームを教えられる人に指導してもらうことが大事。ゴルフは見かけより難しいのだ。

プライベートレッスンもテクノロジー化の恩恵を受けており、今ではスイングを撮影して改善点をバーチャルグラフィックで表示することが出来る。

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「こことここをこう」といった漠然な指示に従うのではなく、第三者目線で自分のスイングを見て、どこに飛んでいくであろうシミュレーションも見ることが出来る。

もともとこんな代物はなかったのだが、コロナ禍の内装含め事業再構築補助金で新設導入した経緯がある。

プロとしても、毎回目視より映像で残せる方が後学にも繋がる。指導も楽。
素人から見ても、分かりやすくちゃんと上達出来る実感が与えられる。

小さい店舗でもコレが基本実装になりつつあるシミュレーションゴルフ。

これから。


ゴルフコースに出向く低年齢化が進んでいる。

某社長と話した時にぼやいていた話。
若い投資系の人物と保険関連の人物が、若い女性をはべらせてコースを回る。

楽しくゴルフをしている分には良いが、マナー的な話になると残念な思いをすることも増えた気がするという。

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ビジネスチャンスは色んなところに眠っている。感度の高い若い人が現れう事もきっとある。

K氏はゴルフは極力若い内から練習しておくことを推奨する。
覚えも早いし、体幹も強い。長くコースも回れる。費用面はビジネスで回収。若い内は色々が投資に繋がる。

ちゃんと練習して、打ちっぱなしで肌感を掴んでコースを回る。
これを繰り返せば例外なく、それなりにゴルフは楽しめる。

これからやろうというのであれば、ぜひ順番を間違えないようにしよう。

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ここまで見てくれてありがとう。

楽しんでもらえたら最高です。
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それでは、また。

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