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行動力は正義な話。

やぁ、いらっしゃい。いつも忙しいんじゃないのかい。来てくれてありがとね。

浮き沈みが激しい性格なんだよね。
ちょっといい感じに話をしてたりしてても、旧に嫌な連絡とかが入ると引きずっちゃう。

一緒にいる人からすると、いきなりずーんってテンション変わって見えるし、会話のキャッチボールが微妙に出来てなかったり。

困った悪いクセだよ、そういうことってあるよね。ないのかな。

アイビューティー業界。


アイビューティー業界は、美容や化粧品に焦点を当てた産業の一部門。

目の周りをを美しくするための製品やサービスを提供する企業。又は実際に施術するアイリスト等に支えられている。

市場規模としては、2021年は約757億円。2022年は約943億円と前年比24.5%増と非常に勢いのある業界だね。

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コロナ禍において、ステイホームを習慣化させられていた時期。
日本中、マスクを付けない日なんてない数年間。

この時期、特に露出する目元にビジネスは一極集中。
コロナ禍で一番伸びたとも言われるのがアイビューティ業界。

確かに、この頃からマスク美人なんて言葉も流行ってたし、目元だけちゃんとするっていう文化はあったよね。

今回はそんなアイビューティ、まつげパーマのお店のお話だよ。

独立開業。


Y氏はまつげパーマ専門のお店のオーナーさん。まだまだ20代の女性オーナーだよ。

最近流行りのマンションの1室を店舗として運営している個人事業主だね。
エステ、脱毛、パーソナル、ネイルサロン等々、マンションを活用した事業展開はここ数年とても流行ってるよ。

かなり異色の経歴があるY氏。

実際に、お店をオープンしたのはまだ1年ちょっと前なのでまだまだこれからスタートという感じだ。

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基本的には有料集客媒体などを一切使わず、自己の人脈のみを頼りに現在も運営している。

美容関連は有名な集客媒体一強の状況なので、価格もそれなりに高騰している。

加盟店も苦しい上に、割引価格提示という二重苦に悩まされている人も多いんじゃないだろうか。

その人脈にも、それなりにY氏の苦労あっての話がある。

古巣を飛び出す。


Y氏は元々、郊外の整骨院の受付として働いていた。
7年ほどになるので、この業界としては結構長い方なんじゃないかな。

とは言え、今のY氏もまだ20代だし全然若い内から1つのところで頑張ってたんだね。

ここでは、美容関連商材で水や酵素なども店頭で販売されていた。

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とはいえ、おじさんの店長やスタッフが声をかけて、コレ良いんですよと売り込んだとしても効果は見えづらく、なかなか難しい。

そんな中、受付がメインのY氏はお客さんとの距離感も近く、各々の体の特徴などを勉強していることもあって、勧めるとよく売れた。

健康業界では卸されている店舗も多い商品だそうだが、期間販売数がトップということでその整骨院はある種、有名だったそうな。

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しかしながら残念な話。

オーナーはほぼ全てをY氏が販売しているにも関わらず店の業績だからと、特段歩合給などを支払うこともなく逆に販売をもっとしていくようにとY氏に強く勧める。

さすがにY氏も、強くお願いして言えば買ってはくれるだろうけど、販売した時期から逆算してもまだまだ早いことくらい分かる。

そういうお客さんに対し、無理に勧めることは望まない。

結果、オーナーともこじれる形となり、程なくY氏は退職することになる。

まつげ業界。


元々嫌気がさしてきた頃から、Y氏は友人のアイリストにまつ毛パーマの話を聞いていた。

過去に美容学校を卒業し、わずかの期間美容室で働いた経歴もあり、美容師資格は持っている。

Y氏はまつ毛パーマの店でやっていこうと考える。

常軌を逸していたのは、整骨院に勤めている最後の方にはマンションを借りて準備まで済ましていたこと。

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周りはもちろん大反対。せめてどこかで少しは勤めろと。
とは言え、勤める虚しさを感じて退職するY氏には酷な相談だったそう。

結果、友人と2週間ほどの練習期間を経て、新店オープンとなる。

元々、まつ毛パーマがやりたかったというよりは、自分の技術で対応出来るであろう手に職を持ち、整骨院を辞めたい。

前向きとは言えないが、それほど納得のいかない環境が彼女を突き動かした。

集客方法。


Y氏は無料で出来る事は色々やっていた。

とにかく月間に費用がかかる媒体は眼中なし。
できる限りを努力でカバーする。

それよりも大きかったのが、整骨院に通ってくれていたお客さんたちの存在。

良かれと販売していた、美容商品。
当時はそれらを一生懸命お客さんに説明していたY氏のファンは沢山いた。

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声を大々的にかけた訳では無い。
退職が決まって、数人の仲の良かったお客さんと雑談程度に話しただけ。

それでも、オープンして多くのお客さんが来てくれた。
ご祝儀来店かな?と思っていたY氏だが、結果的に1年以上も継続してリピートしてくれている。

もちろん、コロナ禍という追い風もあったのかもしれない。
ただ、それだけでこの状況を作り出せる訳もなく。

無謀な行動力が、お客さんにとって助けてあげようという気持ちに繋がったのかもしれない。こればかりはお客さんだけの思いさ。

これから。


現状、Y氏はお客さんの紹介もあってうまく続いている。
とは言え、小さなまつ毛パーマ店。色々悪条件が重なればすぐに厳しい状況になる。

Y氏は色んな収益を検証するが、お客さんに違う話は出来ないという。

昔は整骨院に責任もいくし、全力で商品を進められたけど今の私は自分で責任を取るのが怖い。だから踏み込めなくなった。

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健全な考えさ。私だって昔は超優秀な営業だった。
だけど、自分で会社をするようになってから超弱くなってしまった記憶がある。

その共感はY氏にとっても大きかったようで、随分と懐かれている気がするね。

産業自体は拡大している業界。
Y氏もまだ若く、続けていくならもっと色々収益源を求めていく必要もあるだろう。

今はまだ、その躍進を見守るばかりだね。

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ここまで見てくれてありがとう。

楽しんでもらえたら最高です。
いつも来てくれることの感謝を禁じえない今日この頃。

良かったら気軽にスキ・フォロー・コメントを残していってくれると更に喜びます。感謝感謝。

それでは、また。

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