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【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

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このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事… もっと読む
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#小説

【みんなで創る】クロサキナオ共同運営マガジン始めました。

やぁ、いらっしゃい。来てくれてありがとう。 今回はちょっと違う感じでお送りするよ。 かねてからやってみたかった事なんだけど、いよいよということで。 「共同運営マガジン」をスタートすることにしました! もちろん無料で参加可能だよ🌹 △ 『共同マガジン②』をリリースしました! 【条件】①、②のどちらかの参加希望をコメントにて受付。 ※指定がない場合は①に参加となります。 【条件】①に既に参加して期間の浅い方はご遠慮ください(概ね3ヶ月) 共同運営マガジンとは。 とは。と、

私+君‐私はずっと続いてほしいと思った

その手が私に触れたとたん、私は恐怖から解放された。 「ここにいたんだ」 私は嬉しかった 「探したよ。まあここにいるって予想できたけど」 私は君に飛ぶついてしまった。 君はとても驚いていたが、私は気にしなかった。 私は顔を上げると涙が流れいていた。 私は怖かった。 周りから寄せられる視線が。 全員が私をジーッと見ているかのようだった。 もう君からは視線を感じなかった。 「大丈夫だよ」確かに視線を感じた。 だが、それはジーッとみられる恐怖の視線ではなく暖かい視線だった。 君の上で

『断シャリ』#ショートショート

「断シャリ、はじめました」 ミニマリストだとか、断捨離だとか、流行ったのは前だと思うけれど。 "今さら"企業PRで活用されネットニュースで話題になる。 広報?ブランド企画?何にせよユーモアのあるPR担当がアイデアを生み出したのだろう。 回転寿司でネタだけ出すとは。 本マグロの刺し身がうまい。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 【あとがき】シャリがない寿司。ネタ(刺し身)のみ。断シャリ。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 【自己紹介】「ふくふく

📕小説(ショート)【モノローグ】 787

 もしかしてあの方の人生に寄り添えるかもしれないなんて、どうしてそんな突拍子もないことを本気で考えてしまったのかしら。 有頂天になる様は、さぞかし滑稽に映ったでしょうね。  眩しかったのですよ。 好きなこと、好きなもの、好きな方のことを、何の衒いもなく 「好きです」 と言う素直さが。 懸命に責任を果たそうと奔走する姿が。 悔しいときに隠しもせずに泣ける強さが。 ええ、弱さではなく強さです。 泣けるほど激しく想いを注いでいるという証拠ではないですか。  ただひとつ、胸が苦し

ファンタジー小説「W.I.A.」1-5

第1章 第5話 御者台に立ち上がったアルルが、警戒の声を上げた。エルフは精霊の力を借りて、ある程度の遠隔視が可能だった。カイルとガルダンが反応し、武器を手に馬車を飛び降りると、北へ向かって走り出す。アルルも手綱をエアリアに渡し、軽やかに地面に降り立つと、風のように走り去った。マールはどうしたらいいのかわからず、馬車の中でオロオロする他ない。  「このまま私たちも向かいますが、戦闘場所とは距離を取ります。場合によっては私も出ますから、その時はマール、馬車をお願いします

『河川敷と、タバコと、瑠璃色と』 連載開始です。 https://note.com/lattenecco_ff14/n/n83f0702e8f3c 連載小説といいつつ更新日を決めていませんでした。 毎日、と言いたいところですが急ぎすぎてもクオリティが疎かになってしまうので『6月20日までに完結』を目指して投稿を続けます✨🐈

連載小説『イケおじホストの恋愛と結婚』

 ◇◇◇◇◇◇ミチとの遭遇◇◇◇◇◇◇  その女と初めて出逢ったのは6月の小雨模様の肌寒い、午後9時を回った頃だった。  彼女は職場の同僚に連れて来られたようだったが、着古した薄手のコートの下にピンクの花柄のワンピースを着ていた。歳の頃は三十代半ばだろうか決して美人ではないが、愛嬌のある顔をしている。芸能人ならば、そうだな、いきものがかりの吉岡聖恵に似ていた。  オレの名は陽人。ハルトと呼ばれている。もちろん源氏名だ。ホストになってかれこれ十年。来年還暦を迎えるから相当な

Geminiって便利かも

写真は、とある夜の公園の ソメイヨシノ。 今日は雨が降っているので、生成型AIを使って 小説を書いてみました。 有名なAIモデルとしてはOpenAIのChatGPTが ありますが、今回はGoogleのGeminiの無料版を 試してみました。 2週間後の読者に合わせて、興味を持って もらえそうなテーマと読みやすい文章を 生成するために、プロンプトを設定しています。 さて、とりあえず初版は できました。 4000文字弱のものができあがり ました。 感想は「つまらん」です

虚構日記~6月2日~

■これまでの日記はこちら■本編 六月二日(日)  今日は生憎の雨模様だったが、日曜ということもあって、ハルさんがシャルを買い物に誘いにやってきた。紫の面倒を見ているから行っておいでと提案したのだが、紫がハルさんにしがみついて離れようとしないので、結局二人が連れて行くことになり、私は手持ち無沙汰になった。  紫がいてはのんびり自分の買い物など見て回ることができないので、私は私で買い物に出かけることにした。  夏物の服をまだ買い揃えておらず、春先に着るようなシャツやジャケットを着

❤️(特典以外無料 )⭐️『スピリチュアルで謎解く』【Vol.36】▶︎東京パワースポット乗り継ぎの旅❗️

⭐️【あらすじ】⇩【前回の記事】は、コチラです⇩ ✡️ 【有料特典について】⭐️有料特典の情報は期間限定の公開とさせていただく予定です。 ⭐️告知なく掲載を終了する可能性もありますのでご了承ください。 ⭐️ましましパワースポット❗️ようこそ、本編へ。 よく分からんかったけど来てみたという方、ありがとうございます。 よろしければ、以前の記事(Vol.33) で「まえがき」みたいなことも書いてます。 というわけで、今回の話は「続編」みたいに繋がる情報です。 (基本編)+(続

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【短編小説】オムレツの日

 まぁるくて、とってもきれいなきいろ。フォークでちょっとつつくとふわんふわん。ホカホカのゆげは、出来たばっかりだっておしえてくれてる。うう、おいしそう~。 「食べていいよ」 「いただきまぁすっ!」  おかーさんのひとことで、うずうずしてた手をえいってうごかした。  とろとろふわふわのオムレツは、口のなかにいれてもやっぱりふわふわとろとろでとってもしあわせ。こんなにおいしいオムレツを作れるおかーさんはてんさいだとおもうの! 「オムレツ好き?」 「大すき!!おかーさんのふわふわオ

🔑【No.4】『ブログには書けないダ・ヴィンチの秘密』▶︎木の枝を隠すなら❓

メンバーシップ連載小説 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ☆★ ★ ☆ 〜ブログには書けない 〜 ★ 『ダ・ヴィンチの秘密』 ☆ (第1章)  ★ ☆★  【No.4】 2024.6.2 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ こんにちは モモです。 (^O^)/ 封印してた「体験記」が 復活中です! あれから、 いかがお過ごしでしたか? オジサンが『モナ・リザ』の秘密に気づくまでの奮闘記 です。 ⇩【前回の記事】は、コチラです⇩ ◇◆今回のタイトル◆◇ もし作品の中

無名小説スライム編(23)

「なんで…」瘋癲がぼそりと何かを言った。 「へ?」 「なんでこの熊がいるんですか!」俺は首をかしげるしかなかった。 「なんでって…捕食したからかな?」彼…じゃなくて彼女は魂が抜けてしまった。 名前を付けたら性別がひっくり返ることを完全に忘れていた。 見た目を見れば普通にわかる気がするけど。 「お、おーい!」俺は慌ててはみ出てくる魂を押し込んだ。 彼女は意識を取り戻すと、慌てて熊を倒しに行った。 無理もない。あれをほ追っておけば村が死ぬかもしれないからだ。 俺はそういえばと思い

ファンタジー小説「W.I.A.」1-4-②

 「なに? グールじゃと?」  部屋に入るなり、エアリアは階下で聞いたことを一行に伝えた。即座に反応したのはガルダンだった。ガルダンたちドワーフにとって、「土」は命を守るかけがえのない物だ。その「土」を汚すのがグールやヴァンパイアのような、「不死の存在」だ。ゆえに、全てのドワーフにとっても、存在が許されない「絶対悪」となる。  「ええ。かなりの数のようよ。ハイペルでも軍隊を編成して遠征に向かうみたい。恐らく、私たちとは一日違いになったんだわ。」  「グールとなると、厄