vol.319 ゆきさんと初めての撮影。
ゆきさんを初めて知ったのは4月に開催されたcolors Jr.という展示で入り口のそばに展示されていた作品だった。
そこに在廊しに会場に来られたゆきさんご本人と偶然お会いして撮影依頼をするに至る。
展示作品のゆきさんは儚げな印象を受けたが本人に会った感想を言えば「強め」という印象がしっくりきた。
だから初めての撮影では雑多なストリートスナップ的に街を歩きながら撮影をしようと栄から住吉を経由するルートを考えた。
ゆきさん自身もかっこいい系での撮影をしたいという希望があったようでくし雨も二人の意見が合致した撮影になった。
今回の撮影ではいつもの事といえばいつもの事だが下見をした時とは状況が明らかに違うことが2つあった。
一つ目はスタート地点である栄駅では中日ビルが開業したばかりで普段よりも人通りが多かったこと。
二つ目は16時スタートにしたにもかかわらず最近では全くと言っていいほど考えられないくらいの快晴。というか夏日で16時でも暑い上に日差しが強すぎて撮影には不向きな天気だったこと。
特に天気はどうしようもないだけに日光を避けてなるべく日陰を狙って撮影するようにしたが下見をしていたこともあり前半はスムーズに撮影が進んだ。
状況が一変したのはゆきさんと階段が異様に似合うということに気付いた後、つまり後半戦からだった。
高低差がこれほど似合うモデルもいないなぁと感じながらいつしか高低差のある場所を探すようになった。
ちょっとした高低差を見つけてはゆきさんを上から撮ったりしたから取ったりしたが、一番しっくりくるのがこういう下からゆきさんを撮った時だろうと思う。
ただ、同じ画角での撮影にならないように高低差がある場所を探す間や背景がゆきさんに似合うと思った場所でも高低差を気にせず撮影したがやはり肩に嵌った時のゆきさんは強いなと感じた。
今後はゆきさんと海での撮影も考えてはいるが、ゆきさんの魅力が引き出せそうなスナップポートレートに向いた場所があればまたクールにゆきさんを切り取りたいと思う。
では、また。
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