ライダーでもサイクリストでもドライバーでもない人も、さんふらわあ端ッコスタンプラリーに挑戦したい(1)
こんにちわ、くろもあさんです。
今日も今日とてよっぱらい。
先日、さんふらわあでお馴染みのフェリーにちなんださんふらわあ端ッコスタンプラリーに挑戦してみました。しかも公共交通機関オンリーで。その顛末について数回に分けて記事にしていこうと思います。
さんふらわあ端ッコスタンプラリーとは
公式さんが発表している内容を見ていただくのがはやいでしょう。
要は、首都圏と北海道を結ぶ航路を運営してきた商船三井フェリーと、関西と九州を結ぶ3航路を運営してきたフェリーさんふらわあという二つの別会社が合併し、会社名からフェリーという単語が対消滅した結果、商船三井さんふらわあという新しい会社が発足したわけです。このさんふらわあ端ッコスタンプラリーは、そんな新会社が保有することになった全航路のアピール企画ということになるでしょうか。
しかし、複数の航路を組み合わせる必要があるとはいえ、一つの会社のフェリーで日本縦断できることになったというのは感慨深いものがありますね。欲を言えば日本縦断度を高めるために、関東と関西を結ぶ航路もお願いします(ゴニョゴニョ)
ちなみに、さんふらわあ端ッコスタンプラリーとさんふらわあ端っこスタンプラリーで表記ゆれしているようですが、今回は、ポスターにでかでかと書かれているさんふらわあ端ッコスタンプラリーにそろえて書いていこうと思います。
マイルール
今回のスタンプラリーには以下のマイルールを定めました。
ちゃんと端ッコまで行く
中断なし
公共交通機関オンリー
ちゃんと端ッコまで行く
さんふらわあ端ッコスタンプラリーのマーカーは観光案内所とフェリーの船内にありますが、観光案内所は本当に端ッコ……つまり、岬の先端にあるわけではありません。とくに、宗谷岬のマーカーに関しては稚内駅にありますが、稚内駅は宗谷岬への玄関口(※)とはいえ宗谷岬までの距離は30kmほど離れています。さすが、北海道はでっかいどう。効率を求めるなら岬の先端まで行く必要はありません。
しかし、そこはそれ。せっかく、さんふらわあ端ッコスタンプラリーという名前のスタンプラリーに参加するのだから、端ッコまで行って最先端の景色を見ておきたいじゃないですか。なので、ちゃんと端ッコまで行くことを自らに課しました。
※=ちなみに、宗谷岬の鉄道最寄り駅は南稚内駅です
中断なし
さんふらわあ端ッコスタンプラリーという名前ではありますが、有効期間はとっても長く2024年9月30日までにスタンプを4つ集めればOK。ということは、北海道旅行と九州旅行の二分割にしても問題はありません。ですが、わたしは日本を縦断するというロマンに惹かれてしまい、一回の旅行でスタンプラリーを達成できるよう行程を組むことにしました。もちろん、完全に自己満足です。
公共交通機関オンリー
とにかく、佐多岬への行きづらさが自分の心に火をつけてしまい、なんとしても公共交通機関だけで到達してやろうと闘志を燃やしてしまったのでした。
しかし、車両航送で収入を増やすことも目的の一つと思われるさんふらわあ端ッコスタンプラリーの趣旨に反してそうですね、招かれざる客かも(汗)
行程
全体の行程をざっくりと書いておきます。公共交通機関のみの利用で達成できるという可能性を感じていただければと思います。
一日目
先述の通り、スタンプラリー的には稚内駅にマーカーがあるので、ガチで宗谷岬に行く必要はありません。が、端ッコを極めんとして行っちゃいました。
ちなみに、この行程では深夜便であるさんふらわあだいせつに乗船していますが、レンタカーを利用したり飛行機を使えば夕方便に間に合わせることも可能です。ただし、夕方便に間に合ったところで大洗港に着くのは14:00。新幹線や飛行機を使ったとしても、その日の関西ー九州航路には間に合わないので、時短効果はありません。首都圏の観光をする時間確保目的ならアリかも?
稚内駅
↓宗谷バス(宗谷バス)
宗谷岬
↓路線バス(宗谷バス)
稚内駅
↓
サロベツ(JR北海道)わっかない号(宗谷バス)
札幌駅
↓普通電車(JR北海道)
苫小牧駅
↓高速とまこまい号(北海道中央バス)
苫小牧西港
↓さんふらわあだいせつ(商船三井さんふらわあ)
船中泊
二日目
二日目は深夜便利用の場合は東京に遅い時間に到着することになるので、ただ寝るだけになる感じですかね。わたしは自宅に宿泊しましたが。節約派の方は夜行バスという選択肢もあります。が、フェリーが遅延する可能性や、夜行バスが多数発着する都心までの交通機関が遅延する可能性があり、ややリスキーですね。まだ旅は長いので体力回復の面でも、宿泊した方が無難だと思いますよ。
船中泊
↓さんふらわあだいせつ(商船三井さんふらわあ)
大洗港
↓徒歩
大洗駅
↓普通列車(鹿島臨海鉄道)
水戸駅
↓普通列車(JR東日本)
東京駅
↓
ホテル泊(自宅)
三日目
この行程では、あえて大阪ー別府航路のさんふらわあに乗船していますが、佐多岬へ行くなら大阪ー志布志航路に乗船する方が素直でしょう。ただし、志布志港から公共交通機関だけで行くとしたらスタンプラリーのマーカーのある佐多岬観光案内所の営業時間に間に合うかどうかは微妙です。ガチで佐多岬の端ッコまで行くとしたら、現実的ではないと思います。
ホテル泊(自宅)
↓
東京駅
↓東海道新幹線(JR東海)
新大阪駅
↓御堂筋線(Osaka Metro)
本町駅
↓中央線(Osaka Metro)
コスモスクエア駅
↓ニュートラム(Osaka Metro)
トレードセンター前駅
↓徒歩
さんふらわあターミナル(大阪)
↓さんふらわあむらさき(商船三井さんふらわあ)
船中泊
四日目
この日は、公共交通機関を使って佐多岬に翌日の午前中に到達するために時間調整している感じです。国際観光温泉文化都市である別府に来たら、観光せずにはいられない、ということで。
船中泊
↓さんふらわあむらさき(商船三井さんふらわあ)
別府国際観光港
↓路線バス(亀の井バス)
別府駅
↓自由行動
別府駅
↓ソニック(JR九州)
大分駅
↓にちりん(JR九州)
宮崎駅
↓普通電車(JR九州)
鹿児島駅
↓徒歩
ホテル泊
五日目
おそらく、公共交通機関だけで行くのがもっとも難しい行程がこの五日目。フェリーなんきゅうはシケで欠航することもあり、その時点で難易度高いですが、それよりなにより、根占港から南へ公共交通機関で行くのは超絶困難です。しかし、奇跡のような補助制度があり、お得に観光タクシーを利用することができました。
ホテル泊
↓徒歩
鹿児島中央駅
↓普通電車(JR九州)
山川駅
↓路線バス(鹿児島交通)
山川桟橋バス停
↓徒歩
山川港
↓フェリーなんきゅう(なんきゅうドック)
根占港
↓観光タクシー(みさきタクシー)
佐多岬
いったん、まとめ
今回の記事はここまで。次回以降、実際の旅行記を旅程の一日ごとに投稿していこうと思っています。
これまで、noteには長文ばかりを投稿してきましたが、今回は小分けにするチャレンジをしてみます。noteにはセーブポイントがないので、小分けの方が読みやすいのかなと思っていますがどうでしょうか。
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