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編集者がエッセイでマネタイズするとしたら

くろめがの妄想劇場へようこそ。最近お問い合わせいただく中で、ダントツに多いのがこちらのご質問。

「エッセイで稼ぐ(収入を得る)にはどうしたらいいですか?」

たしかに、気になりますよねー
せっかく私生活を切り売りするなら、そこで少しでもマネタイズしてみたいのは自然なことだと思います。

わたしも気になって軽くネット検索してみたのですが。

懸賞に応募する(賞をとればお金がもらえる)、メディアに採用される、出版する(Kindle含め)、ブログを書くなど、ずいぶん時間がかかりそうなものが出てきたので、なんだかなぁ…

そこで、もしわたしが今からエッセイアカウントを起こしてマネタイズするならどうするかなーというのを考えて(妄想して)みたので、よかったらご覧ください。

妄想半分、でもあなたの考え方次第で花ひらくかもしれません。

ちなみにですが、わたしはエッセイのプロではなく、一介のフリー編集者です。あくまでも、わたしがこれからエッセイでマネタイズしていくならどうするか?という視点で考えていきます。

マンガ家さんと組んで持ち込み

まずはこちら!
マンガ家さんと組んでメディアに持ち込む方法があるかなーと思います。

インスタの育児アカウント界隈をイメージしてもらえるとすごくわかりやすいと思うのですが、育児エッセイってすごくマンガと相性がよくって、

体感としてはかなり早くコミック化したり、メディアで連載したりするイメージがあります。(もちろん読まれる手腕や持続力、があることが大前提ですが)

なので、もしわたしがエッセイでマネタイズするなら、マンガの描ける方とコンビを組んでSNS投稿をがんばります。

同時に子育て系やライフスタイル系のメディアに持ち込みも。比較的早くマネタイズできそうな予感がします。(…と思うのですが、どうでしょう笑?)

子育てエッセイ縛りかよー!と思うかもしれませんが、子育てにもたくさんステージがありますよね。

妊活にはじまり、赤ちゃん期、子ども期、思春期、青年期、巣立ち期、更には子どもがいない立場からの子育てまで。

色々な切り口が考えられます。

また、今はお仕事系のマンガも人気が出てきているので、お仕事エッセイマンガとかもありかもしれません。

これについては、ジャンルを含めどんなエッセイマンガにするか色々考えられるので、やり方は幅広そうです。

ファンを増やして私生活でマネタイズ

これはnoteをやってる方ならイメージがつきやすいかもしれません。SNSでファンを増やしてnoteでマネタイズする方法です。

で、これはエッセイでやるなら使えるんじゃないか?という方法があって…

記事そのものを有料にして売るのではなくて、ファンに対して「中の人」の私生活を切り売りする感じで、そっちを有料にします。

もちろん、テーマごとにマガジン作って有料にして、そこにどんどん投げていく(記事を増やしていく)のもあり。

どゆこと?と思われそうなので、ちょっと解説。

想像してみてほしいのですが、たとえばすごいファンのエッセイストさんがいたとして。

その方が有料で「ごく個人的な日記」を書いていたら、ちょっと読んでみたくないですか?

このエッセイにはどこまで個人的なものが含まれてるんだろう…どこまでが創作なんだろう…作家さんはどんなこと考えながら生活してるんだろう…

とか、ファンなら気になりますよね。(たぶん)

なので、エッセイとは別に「ファン向けのディープな日記」の方を、ちょいお高めの有料記事で売ります。私ならね笑

わたしが今度出す有料noteでも紹介していますが、この記事がすごく参考になります。

芸人さんが日記を有料で売るってやつで、初めて知ったときは目からウロコでした。

優良コンテンツを無料で→ファンが増えてきたら(別に増えてなくてもやっていいと思いますが)私生活や思想を有料でリリース。

これは、わたしも読みたいのでみんなやったらいいと思います笑

Kindle出版をして書き方でマネタイズ

さて、最後はこちら。

出版って言っても、ただの一般人のエッセイなんて、出版社に持ち込んだところで軽〜くあしらわれておしまいです。

(編集者の目ん玉出ちゃうくらい面白ければ、ワンチャンあるかもしれないですが笑)

そこで、より現実的なのはKindle出版です。

ただし、Kindle出版したら稼げるのか?と言ったら微妙です。特に、ニーズを掴みにくい、ターゲティングしにくいエッセイで印税を伸ばすのはちと厳しそう…

詳しくはこちらを参照↓

ということで、わたしが考えたのはKindle出版をきっかけにして「教える側」を兼任すること。

・面白いエッセイの書き方
・エッセイでのKindle出版のしかた
・はじめてエッセイを書く人向けのレッスン

などなど、できることは色々ありそうです。

出版をすること自体でマネタイズするのではなく、それをきっかけにして教える側にシフトすると、比較的スムーズに収入の柱を増やすことができるのではないかなと思います。


さて、いかがだったでしょうか?

あくまでもわたしの妄想の範疇を出ないので、言うまでもなくマネタイズの成功を保証するものではありません。

ただ、わたしがガチでエッセイをやるとしたら、こんな感じでやっていくかな。と考えたものなので、あながち的はずれではないかなーとも思います。

もしエッセイでガチマネタイズを狙っている方は、自分ならどうするかな…?とぜひ考えてみてください!

さてさてさて…

さっきもチラッとお伝えしたのですが、実は今、初心者〜中級者さん向けの有料noteを書いておりまして…

あと1週間くらいでお目見えできそうです。

と言っても、誰もかれもに購入していただきたいわけではなくて、(うちは3才息子がすぐ入院するもんでね…遠い目)

お問い合わせいただく前や、問い合わせするか迷ったときに、くろめが的noteのイロハが読めたら役に立つかなーと思いながら書きました。

わたしからミニアドバイスをうけとれる質問券も特典としてつけますので、気になった方は楽しみにお待ち下さい^^

それでは、また来週!

▼このnoteを書いた人▼

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文字の世界を渡り歩いて6年目。noteを愛するフリー編集者。悩めるクリエイターさんやライターさん向けに、noteがもっと楽しくなる情報を発信中。X(Twitter)ではラフな雰囲気で、交流メインに活動中。企画やスペースなどもやっています。

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