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【#創作大賞がんばってるみんなへ】ぶっちゃけ、創作に「オリジナリティ」っている?

いる?
いらない?

あなたはどう思います?

どうもこんにちは、くろめがです!

きたる創作大賞2024(の締め切り)に向けて、みなさんガリガリと筆を進めているナウ!なことと思います。

もう公開までできてる人もいるかしら。

わたしも今年こそは絶対出すぞー!と決心して、仕事の合間に少しずつ描いているところです(うお〜!間に合え〜涙)

それはいいのですが。

よくX(Twitter)でも起こりますよね。
創作にオリジナリティいる・いらない問題。

これ、何かしら創作をしている人なら誰でも考えたことがあるんじゃないかしら。

ということで今週は、創作とオリジナリティについてちょっと考えてみようではありませんか!

今週は軽〜く読めるコラムです笑
前回予告してたキンドル・タイトル編はまた後日改めて…!

結論から言ってしまうと、くろめがは「オリジナリティ別にいらん派」です。

理由としては2つ、

無から有を生み出すの不可能じゃね?

これこれ。
まずこれが大前提。

だってさ、生命の神秘「赤ちゃん」ですら、卵子と精子がなきゃ発生しないわけじゃない?(発生って言っていいのか微妙だけど笑)

まるっきりの無からなにかしらの有を生み出すことって、厳密に考えたら不可能じゃない?と思っています。

俺は何にも影響を受けず、俺だけの世界観を築き上げるぜ!

っていう気概はまあいいんですけど、それができたのは世界広しといえども宮沢賢治くらいのもんじゃなかろうか。

研究が進んだ今も、どこに賢治の文学ルーツがあるのかよくわかっていないそうですね。だれか詳しい人いたら教えてください。

つっても、賢治は生前ほぼ無名の文人だったわけで。

生きている間に無難にブレイクしたい人は、先人たちの力を借りて書いたほうが無難ではなかろうか。

日本最古の物語の「竹取物語」だって、民話とか伝承にルーツがあるんだろうしね。

完全に自分・オリジナルの世界観を目指すより、先人の素敵な世界観をたくさん取り込んで、自分なりにアレンジした方がたぶん早いよ笑

個性ってのはそうカンタンに消せるもんじゃねえ

これが2つ目の理由。

ちょっと話は逸れるけど、わたしは初心者さんが文章を書くときはある程度「型」を使った方がやりやすいよ〜とよくお伝えしています。

これとかね。

これはわたし的にめっちゃ簡略化した型なんだけど、ちゃんとライターとかやっている人は、もっといろんな型を知っていると思う。

PREPとかPASONAとか、まあ興味ある人は調べてみてくり。

で、そうやって型推ししていると、たま〜にこう言われることがある。

「型を使うのはいいんですけど、そうすると自分らしさって出なくないですか?」

自分らしさが出ない…?

あ〜書き手っぽさというか、その人独特の文章・雰囲気・世界観にならないってことね?

いや、個性を舐めたらいかんよ!

個性ってのは隠そうと思っても滲み出てきちゃうもんですよ。あーた。

たとえばたった一文字の接続詞ですら、その人がどんな意図で書いたかを示すマーカーになることがあります。

例:
イラスト「は」いいですね!
イラスト「が」いいですね!

は→ え、ほかのところはよくなかったんか?震
が→ あ、ほかのところもまず大丈夫そうだな

こんな風に、たった一文字でもニュアンスを醸してくるようなヤバい世界ですから創作ってのは。

(創作に限らず文章書いたり音楽作ったり絵を描いたり、何かを表現する世界ならなんでもそうでしょうけど)

たかが型(ギャグじゃないよ?笑)にはめたくらいで消えてしまうような儚いものじゃないんですわ。

だから、安心して型にはまって欲しいし、先人の世界観をどんどん取り入れていってほしい。

もう少し説明しておくと、
たとえばA、B、Cの3つの作品があったとして。

みなさんが、3つの作品から気に入ったエッセンスを抽出してお話しを作ったとしよう。

ABCのどこが琴線にひっかかるかは十人十色だし、
さらに、そのひっかかったエッセンスを
どんな割合、演出、流れで組み合わせ、
完成させるかは人によってぜんぜん違います。

さらに、そこにさっきお伝えした「消せない個性」が入ってくる。

なので、たとえ同じ作品を下敷きにしたとしたって、同じ作品ができあがるわけがないのだよ。

絶対に。

…というわけで、創作にオリジナリティは不要。

どんどん色んな人の素敵な作品に触れて、むしろ自分自身の引き出しを増やす方が賢明でしょう。

ただ、ひとつ言っておきたいのは「下敷きにする」のと「丸パクリする」のはぜんぜん違うってこと。

ピンと来ない方は、こちらもあわせて読んでみやがれください。

なんでこんなこと書いたかっていうと、今コミックエッセイを描いてまして。創作大賞用にね。

わたしオタクなんですけど、実はクリエイトはあんまりしたことがないオタクでして、マンガもほぼ描いたことないんです。

しかも、人目にさらしたことすらない笑

ただまあ直近で色々とありがたいことが重なって、せっかくだから挑戦してみることにしたんですね。

だけど、いざ描いてみたら意外と描ける。
(あ、もちろんクオリティはね…?薄目〜遠目〜〜で見て欲しい感じですけどね?笑)

え〜なんでだろ?と思ったら、わたしコミックエッセイ読むの大好きなんですよ。

小学生のころから読んでいて、なんなら今でも読みまくってる。

もう20うん年くらい?かなりのストックがあるんですよね。

ここはあのマンガのあのポーズにしよう
ここはあのマンガのやりとりみたいにしよう
絵柄とか線の太さはあれが参考になるな〜

みたいなね?

自分が考えたエッセイと、頭に入ってるお気に入りのマンガたちをパズルみたいに組み合わせてネームを作ってます。

でも、一目でわかりますが、できたネームはだれがどう見てもわたしが描いたネームです。

だれかのパクリには見えません。

ということで、オリジナリティってのはストックがあればあるほどよいし、創作する人はやっぱりインプットの量がものを言う場合もあるみたいだねってお話しでした。

ではでは、また来週〜!

ワイのクオリティなんてこんなものよ…
今描きまくって底上げしてます笑

・・・

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