noteがうまく書けない人がやるべきは「書かない」こと!?
noteを書いてみたいんですが、いざ書こうとするとぜんぜん言葉が出てこなくって、結局なにも書けないんですよね〜涙
先日、リアルでお会いした方に「noteをやってます!」とお話ししたところ、こんなご相談?を受けました。
なるほど〜と持ち帰ったんですが、家に帰ってからひらめきました。
書けない人がやるべきこと、
それは…
書かないこと!!!!
ん??
今みなさんが戻るボタンに手をかけた音が…
わーー!!
ちょっとお待ちください!
書かない、というのは…
書きすぎることをやめる、ということです。
書くことを決めるのではなく、何を書かないかを決める
文字を書くことに慣れていない方って、(はじめは誰でもそうですが)自分の頭の中にある「完成系」と、実際にアウトプットされる文章のクオリティにズレが出てきます。
イラストで想像するとわかりやすいと思うのですが、「お!ひらめいた!こんなおきゃわな美少女描きた〜い♡」と頭で思っても、絵を描いた経験がなければ理想のおきゃわガールは描けないでしょう。
だからこそ、絵描きはせっせと絵を練習するのですが!
文字も、それと一緒。
頭のなかの完成イメージと、実際に出てくる言葉にズレが生じてしまうのはしかたがないことなんです。
なので、いきなり頭のなかにあるイメージをきれいな文章にして書こうと思うと、うまく書けないのは、ある意味「当然」なんですね。
そこでやるべきなのが、書かないことを決めること!
「書かないこと」を決めるメリット
書かないことを決める、というのはいろんな文章のプロがくり返し伝えていることなので、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
でも、それだけいろんな人間が口をそろえて同じことを言っているということは、そこにある種の正しさがある可能性が高い…と思いませんか?笑
というわけで、今回はわたしからも「ぜんぶ書かないこと」のメリットをお伝えしちゃいますっ!
テーマが伝わりやすくなる
まずはこれ。
おそらく、書くことに慣れていない方って、ひとつの記事に対する期待値がすごく高いんじゃないかと思うのです。
どういうことかというと、その記事「ひとつ」で、自分の言いたいことのすべてが伝わってしまうのではないか!?という期待です。
でも、そんなことはなくて汗
マンガ『でんぢゃらすじーさん』の作者、曽山一寿さんが自分的マンガのルールを投稿しているのですが、その中にこんなものがあります。
マンガですよ?
マンガですら、読者は2コマ前のことは忘れちゃうのです。
別に悪いとかではなくて、われわれは「流れ」で文章やマンガを読んでいくのでそれで「ふつう」なのです。
で、マンガの2コマ前ですら頭に残らないような読み方がふつうなんだとしたら、
ひとつの記事にあれもこれも話題が詰まっている記事を、頭の中で整理することを前提に読ませようとすることがどれほど無謀か、おわかりいただけるのではないでしょうか。
ちなみに、曽山先生はさっきの記事のなかで、もうひとついいことを言っています。
これはnoteの記事でもまったく同じだとわたしも思っていて。
ぶっちゃけ、記事から離脱してしまう理由って「話の展開についていけない」「何についての記事なのかわからない」「冗長すぎて興味がわかない」がほとんどなんじゃないかなぁ…
でもって、それって結局「書きすぎ」が原因になることが多いです。
書きたいことをぜんぶ書く=テーマが分散することのデメリットが、なんとなく伝わったかと思います。
逆に、書くことを削っていってひとつに絞ったほうテーマははっきりするので、読者に優しくなるんですね。
なので、わたしはいつも「1記事=1テーマ」とお伝えしています。
伝えたいことの解像度があがる
これもさっきのとほぼ同じ理由ですが、より書き手側の都合です。
テーマが絞られてシンプルになれば、読者は理解しやすくなります。
で。
テーマが絞られれば、書き手はそのテーマにだけ沿って書けばいいので、記事の中で「伝えたいこと」の解像度があがって書きやすくなります。
書いているうちに「え〜と、何が書きたかったんだっけ…」となることがなくなるってことですね。
書かないことを決めることで、読者にも筆者にもメリットがあるということです。
妄想を現実的に落としこめる
書かないことを決めることの一番のメリットがこれ。
最初に「慣れてない人は頭の中をアウトプットするとズレが出る」とお伝えしましたね。
そのズレが出る理由のひとつとして、最初から実力以上のことをやろうとしてしまっている、というのがあるんじゃないかと思います。
たとえば、イラストビギナーさんが、さっきのAIイラストみたいな繊細な絵を描きあげるのは難しいでしょう。
でも(陰影をつけるのをやめよう)(線の強弱や繊細さを削ぎ落とそう)(色は少しでいいや)(手とか服のしわとか細かいのも端折ろう)とかしていって、
ごくごくシンプルなイラストなら、最初からそこそこかわいいイラストが描けます。
タイトルは「帰省」とか「里帰り」とか、そんなんだったハズ。笑
あ、「帰りますけど一緒にきます〜?」だったかな?笑
しっぽの模様とか、足とかスカートの柄とか、ほかにも色々おかしいじゃね〜〜〜か! というツッコミはちょっと飲みこんでもらって…
ビギナーはビギナーなりにがんばって、まあそれなりにかわいいたぬき娘ちゃんが描けているのではないかなと思います。
思うよね…?圧
でも、こんなんしか描けないレベルの人が、ケモ耳美少女が好きだからっていきなりこんなん描こうとしたら、そりゃ「か、描けないわ…」となるのは当然じゃないですか!
文章って普段から見てるし書いてるからあまり意識しないと思うんですが、このイラストと同じ理屈が、記事を書くときにも起こっているんですね。
なので、思ったとおりに書けない!という方は、まず「頭の中にあるイメージすべてを、一気に書こうとしていないか?」といったん立ち止まって考えてみてほしいです。
もし思い当たるところがあれば、書きたいな〜と思うことの中から
・書かないことを決める
・その記事のテーマ以外は思い切って削ぎ落とす
→ひと記事にぜんぶを詰めこまない!
これを意識するだけで、だいぶ書きやすくなるんじゃないかなと思います^^
たとえば愛しのネコちゃんとの生活を書きたかったら、出会いからかわいさまでをひとつの記事に全部盛りにせず、
・出会い編
・成長編
・トラブル編
・かわいさ編
・推しポイント編
みたいに、どんどん細分化していくといいんですよ(^ΦωΦ^)
それでは、また来週〜ノ
▼このnoteを書いた人▼
くろめが
noteを愛するフリー編集者。「スキを増やしてnoteを楽しく続けるコツや、記事の書き方」を発信中!秋田在住、4歳ボーイの母。タロット(やる方)に沼り中。書店に行くこと、オットと息子を吸うことが趣味←
noteでできたこと
・公式noteに、1年で10回紹介される
・Amazonにて『noteとスマホだけのズボラKindle出版』を出版。新着ランキング2ジャンルで1位を獲得(☆4.5感謝!)
▼楽しく書いてプチマネタイズしたい人の黒マガジン▼
マッチョなガチマネタイズはちょっと違うかも…でもせっかくnoteを書くならマネタイズしたみたい!そんなあなたのためのマガジンです^^(記事がいくつ増えてもマガジンは買い切り、追い課金なし!)
▼Kindle出版したい方におすすめ▼
note記事とスマホで手軽にKindle出版する方法をまとめた本です。あなたも出版…いかがですか?^^
▼くろめがに「チャットで質問」できる特典あり▼
【大好評!】note初心者さん、note迷子さんが、スキを増やすために知っておいた方がいいこと、やった方がいいことが一気にわかります!超メガ盛り3万字です笑 特典でくろめがとチャットもできます^^
サポートすると、記事をオススメとして紹介することができます。おもしろかったら、あなたのフォロワーさんにもオススメしていただけるととっても嬉しいです✨