見出し画像

アニメ鑑賞日記⑥


天体のメソッド

おすすめ度:☆☆

天体と書いてソラと呼ぶ。
2014年作品であるのでリアタイとその1,2年後と合わせて3回目の完走。
キャラデザや背景の描写など絵の綺麗さや透明感、キャラデザの可愛さ、いのりんが出てたのでという理由で当時はすごく好きだった記憶。

5年ほど空いたので大まかには覚えていたが、細かいところをみるとキャラクターの可愛さに対して想像以上にギスギスしていた。
こんなビンタしまくっていたか・・・?
いのりん演じるノエルちゃんの可愛さでかなり持っていた。というか、この子いないと崩壊していたまである。
そのギスギスしていた理由などは丁寧に描かれていたし、心情の描き方、細かい動きなどしっかり描かれていてわかりやすい。割とぶっとんだ行動してくるが・・・
先に書いた通り、背景の描写もきれいでたびたび映る湖や円盤の綺麗さは9年経った今でもすごく好き。
割とギスギスしていた女の子たちも徐々に和らいでいき、終盤では急展開を見せてくる。11話は素直に感動した。最後の写真は大好き。

EDもすごくいい。EDの入り方が毎回よすぎる、それだけで印象に残っちゃう。


ちなみに、話は変わるが
EDの作画は一人でやっているという狂気ぶり。
江畑諒真さん。
今は「転スラ」アニメのキャラデザなどをメインにしているらしい。
(個人的には開放されてもっといろいろな作品に関わってほしいと思っている)
それなりにアニメを見ているとこの方の担当場面はすぐにわかってしまうくらい印象に残ってしまう。
このEDだと特に階段を下るときの重心移動などなど、通称江畑ステップ。これが好きなんや。

これまで数多くの作品に関わってきているが
江畑諒真さん入門資料として、
アブソリュート・デュオのOP「Absolute Soul」


そして個人的に大好きなのが
プリンセス・プリンシパルの第5話の剣戟シーン
このシーンだけでごはん3杯は食える(

(ようつべの切り抜きですまねえ、今回だけ許してクレメンス)
(プリンセス・プリンシパル、ここ10年でトップ3に入るほど大好きな作品なので隙あらば布教していく。プリプリはいいぞ)

他にもヤマノススメとかあるし機会を見て紹介していきたい。


炎炎ノ消防隊


作品の存在自体は知っていたものの、放送当時なんか設定が近そうな「プロメア」の映画が上映されていてあまり話題にならなかった作品と思っていた。
パチンコ・スロットになるという相も変わらずな軽率な理由で初視聴。

思っていたものと若干違っていたが、学生が好きそうなジャンプ作品っぽい異能バトルものだった。なおマガジン連載らしい。作者はソウルイーターの人だった。

この作品で特筆すべきなのはバトルシーン。作画や描写をみたら力を入れてるのがわかるし見ごたえがある。なんといっても音がいい。音のあれこれには詳しくないからよくわからないけどなんかいい感じになっていた。
キャラの能力もなかなか面白い個性的な人もいてよかった。
残念なのが時折はいるギャグ?シーンなどの冗長さを感じるところ。引き延ばしなのか知らないがテンポを削いでいた気がしたのがややマイナス。
ラッキーすけべられってなんだよ・・・。まあ、ええんやけど。

最初のオープニングがMrs. GREEN APPLEのインフェルノ。ちょい前の音楽(基本的に音楽には疎いが)の中でも有線とかで流れててなんとなく覚えてた曲。サビで「あっこれかぁ」ってなった。
いい感じだったので個人的には全部これでよかった。
パチンコでも激熱のときとかラッシュ中にはこれをずっと流しておきたい(

2期もあるし、どうやら3期もあるらしいので気が向いたときにまた続きをみようと思う。

ラートム

これを見るためだけにアイリスチャレンジしてる

PSYCHO-PASS サイコパス

おすすめ度:☆☆☆☆

劇場版に合わせて復習しようと1から見た。
ちなみに、新編集の方。新しく見る人はこっちでおk。

ジャンルとしてはSF.。近未来起こりうるディストピア社会みたいな世界観。
「シビュラシステム」というものが人々を「犯罪係数」という数値を定めそれに管理されている社会。行動はもちろん、感情や欲望などなど人間の魂そのものが数値として表されている。なので、こいつあぶねえなと思われたら監視されるし隔離もされるし、56される。

(間違いなく私は監視され、隔離される対象なのだろうが)

この作品が最初に放送されたのが2012年。そこから10年が経ち現実でもこの世界に近づいてきた感がある。最たる例が中国だろう。ここまで極端ではないが、詳しくはggれば出てくると思うので気になる人はggればいいと思う。

肝心の作品はというと、サスペンスものとしては完成度が高い。
編集版は1話50分くらいなので刑事ドラマ1話分を普通に見る感覚で見れたのはある意味新鮮だったのかも知れない。
内容が内容だけに暗い内容で割とグロい部分も多いが、ストーリーは上手くつくられて落としどころもいい感じだと思う。
劇中BGMも作品を引き立たせるのにいい音楽揃い。
それぞれのキャラクターも癖が強い人が多いながらもしっかりキャラ立ちしている。作中何人か退場してしまうのが悲しい。

そしてなにより主人公の狡噛と物語の黒幕、槙島がかっこいい。というか、この二人が立ちすぎて後の2と3といい作品なのに物足りなさを感じてしまった。

左が狡噛さん、右がマキシマム(
キャラデザはリボーンの人だったはず。

割と考えさせられる内容に先にも書いたようにその内容が内容だけに脳死で見れないので、それなりに時間が合って密度の濃い作品を見たい人におすすめしたい。(グロ耐性があるのが望ましい)

やっぱドミネーター欲しいわかっこいい。

やはりロマンを感じる

シリーズ通してこの二つがOPEDで一番すこ。

PSYCHO-PASS2 サイコパス2

おすすめ度:☆☆☆

流れに乗ってそのまま2まで突っ切った。
一気に見たせいかやはり前作が強すぎてうーん、となってしまった。やはり大ボス格のカムイきゅんと(もう一人いるが・・・)は槙島を超えられなかった。とはいえこちらも面白い。
やはりつなぎみたいな感じで作られた分どうしても薄味に感じるのはしょうがない。

キャラクターは相変わらずいい。
朱が中心になる部分が増え成長したところも感じるが、精神面での成長がえぐい。こんなメンタルを持ちたいと思うくらいには。
新キャラの霜月(右から3番目の子)は憎まれ役。割と反抗的で自己保身感が強く人間味を感じた。当時はなんやこいつと思っていたが、社会にある程度揉まれてしまった今見ると割と理解できなくもない。声があやねるなのもイラつきポイントを上げるのにGOOD。
もうひとり印象に残ったのが東金さん(一番右の人)。CV藤原啓治で見た目に渋め、ハードボイルド感あるやんと思ったら・・・こればかりは見てほしい。急に属性盛りすぎだろ!!!

1期に比べてさらに暗めかつグロいところはグロいので人を選ぶと思う。
(個人的には通称トマト祭りのシーンは好き、いいぞもっとやれ

もちろん絶賛公開中の劇場版も見た。すごい面白かったので世界観やキャラに惹かれたらシリーズ一気に見て劇場にGOしてもよい。
(今回の劇場版は3の前の話なので3の前にこっちみてもいいかも。一応もう1個劇場版と短編があるが)

3の感想はまたの機会。というわけで今回はここまで。



この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?