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書き始めたら長くなった話

ちょっと前に、ふとしたきっかけで書き始めた短編があります。
これは、とても短いし少し実験的だし、うってつけだからnoteに公開しよう!と考えて書いていたのです。
しかし、はじめは一つのアイデアの勢いで乗り切るだけの、ほんの短い話だったのが、書いていくうちにだんだんと長くなってきて、書かないといけない範囲も広がり、ああこれは短くするのが勿体無いなーとなってしまい、初の小説のnote公開は諦めムードが漂ってきています。

はい、自分以外にとってどうでもいい話です!
それは分かっているのですが、書いているときはとても自信をもって書くので、やっぱり気持ち的に安売りはしたくないのですね。
半年とか経ってから読み返すと、なにをそこまで興奮していたんだ俺は…ということもあるんですけど。

まあでも、書いているもののレベルとは無関係に、書いているときの頭の中というのは麻薬物質で溢れかえることもあって、なかなか他には得難い気持ちの良い行為でもあるのです。
この気持ちよさを更に高めるために必要なこと。というのは即ちスラスラ書くために必要なことと同じ意味になりますが、それはひとえに技術と努力なのだろうと、書くほどに思うのです。

今はキーボード入力をしょっちゅうミスする程度のタイピング力なので、なかなかすらすら書けません。
でも半年単位くらいで比べてみると、上達はしています。期間が長いけど。
あとは語彙力、記憶を呼び出す能力。
あー、ここなんで書けばいいんだろう、という感じでしょっちゅう指が止まってしまう。そうなると、もたついている間に書こうとしていた事を忘れてしまう事もままあります。
それを防ぐ為には、結局は頭の出力を改善する以外ないだろうなぁと思ってます。
あまり向き合いたくはない事実ですが、これも仕方ない。
出来なければ諦めろ、くらいには考えてる。

頭の性能を上げるのはもう無理ですけど、めげずに使っていれば少しずつ使う分野だけでも改善する感覚はある。
油を差して、使ってない部分をたまに動かしてみる。
言うは易しですが、難しいです。でも結局それしかないんじゃないですかね。
そんな行動に効果があると信じて、それを希望に頑張ってます。

でもこの間、発達検査をしてから痛感したのは、自分のワーキングメモリの小ささです。
単純な、数を記憶して思い出すという検査があって、ああこれはワーキングメモリを測っていたのだなと思いました。
その検査が他のなによりも、脳味噌を疲弊させた。
そして結果も(きっと)悪かった。
その検査を受けている最中は、言ってみれば筋トレで全力の力で限界までやってくださいと言われているような、ダイレクトな脳疲労がありました。笑
ワーキングメモリ、鍛えないとどうしようもない。
ニワトリ頭では流石に限界があります。
工夫してアイデアで乗り切れることもあると思うから、メモする環境を強化?したいです。
タブレットを使ったり、紙にちょこちょこメモを取ったり。
他にもこれいいよ!なんてノウハウを知っている方がいれば教えてほしいです。

まあ、ひとつも小説を公開していない状態でこんな事書いても、誰も興味がないことも分かっているんですが。
少し変な短い童話みたいな話を書いているので、そっちを公開できるようにがんばります。

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