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400年前の日本ワイン!細川家の事業再興を目指して

突然ですがクラウドファンディングってしたことありますか?

#細川家が愛したワイン #400年前の日本ワイン #READYFOR #クラウドファンディング

今回は応援と宣伝を兼ねたnote記事です。

そもそも「クラウドファンディング」とは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しているそうな。参加するためのサイトにはいくつかあり、またその資金を調達する目的の事業内容も様々。

私が今回紹介したいもの、それは……

福岡県北東部の京都(みやこ)郡に属する、みやこ町からの挑戦。その名も『細川家が愛した「400年前の日本ワイン」を同地に再興したい』
事業者は一般社団法人豊前国小笠原協会。

いまから約400年前、福岡県京都郡みやこ町は、小倉藩主・細川家※1が治める豊前国にありました。
初代藩主はNHKが制作した大河ドラマ「麒麟がくる」で知られた細川忠興。その妻は同じく脚光を浴びたガラシャです。今回、私たちが再興したいのは、ふたりの子であり、2代目藩主の「忠利が造らせた」という実に400年前のワインです。
(中略)
この世に復活した伽羅美酒ですが、史実に沿って、ここ大村地区で採れたガラミを使い、同地区で醸造までを行いたいという強い想いがあります。畑と醸造に使用するための土地は、大村地区にお住まいの地主である岩本靖子さんらのご協力により確保することができました。あとは、安定してガラミを収穫するための畑の「整備」と、ワインを醸造するための「設備」が必要です。第1目標額として掲げている300万円は、ガラミ畑の整備・醸造のための備品購入費用として使わせていただきます。

クラウドファンディング概要ページより

何を隠そう、私は肥後細川家の大ファンなのですが……。九州地方へ移住を決めたのも「細川家に合法的に年貢(税金)を納めたい(という気持ちで暮らしたい)から」という本人は至って本気の理由からなのですが……。
そんな私の目に飛び込んできたこのクラウドファンディングへの挑戦。
細川家が400年前に事業として造ったワインの製造を当時と同じ場所で復活させたいですって!? そんな……そんな素敵な挑戦、応援しないわけがないじゃないですか!!

細川家の古文書から、400年もの昔に日本初となるワインが造られていたということが分かったのは、つい最近のこと。それまで、日本ワイン造りのはじまりは、今から約140年前の明治時代とされ、すでに生食用ぶどう栽培が盛んであった山梨県が発祥とされてきたそうです。しかし、今回の発見により通説は大きく覆り、現在確認されている史料の中ではさらに古い400年前の江戸時代前期に、福岡県で日本ワインが醸造されていたことになるのです。なんというロマンでしょうか!
挑戦者である一般社団法人豊前国小笠原協会の皆さんは、地域の高齢者たちを中心として集まった団体さん。地元のじいちゃん、ばあちゃんたちが、慣れないSNSを使いながら、クラウドファンディングのことを勉強し、ここまでこぎつけたに違いない壮大な計画……これはもう! もうね! 是非成功してもらいたい!!

何故こんなに感情移入しているのかというと。

私は現在、このクラファン挑戦中のみやこ町のすぐ近くの町に住んでいるからです。もう、それに尽きます。ここはかつて、細川家が入ってきた土地。細川時代に開拓されたものは数多く、ワイン製造もその一つだったのでしょう。そして現代、令和の時代にこの場所に住む私は、この挑戦をしている方々の年齢層や、風土や、雰囲気なんかを少しは理解できているつもりです。きっと、ここまで来るのもすごく大変だったと思う。反対もきっとあったはず……高齢者ばかりでどこまでやれるのかとか、悩んだんじゃないか。
確認したわけではないですが、そういうことを考えると、いてもたってもいられなくなりました。大好きな細川家にまつわる事業ということを踏まえても、絶対に、成功してもらいたい! なにはともあれ、金だ! 金と賛同の声! 田舎は声が届きにくいです。よくも悪くも、新しい風というものを巻き起こすには大変な労力が必要です。動きは遅く、人手も足りない、そんなことはざらにあります。でも、やろうと立ち上がった人がいる。私は、ネクストチャレンジまで到達していただきたい。

300万円以上の資金が集まった場合、醸造のための設備投資等に充てさせていただこうと考えています。また、教禁令に反してでも忠利がワイン造りを命じた背景を多くの人に知っていただき、興味を持っていただくために、醸造所に併設した資料館もつくりたいと考えています。資料館にはぶどう酒造りに関連する細川古文書のレプリカや、細川家にまつわる資料などを展示する予定です。

ネクストゴール以降の資金使途について より

この資料館、細川ファンなら行くしかないでしょ!?!?!???
もうみやこ町まで今すぐ行くから!! むしろお手伝いさせてください!! って言いたいくらいです。

そんなわけで、少しでも興味を持った方、戦国時代の歴史が好きな方、ワインが好きな方、その他なんでも、とにかく「そんなに言うならちょっと覗いてやろうかな」と思った方、ぜひ、クラウドファンディングのページをご覧ください。

細川家が愛した「400年前の日本ワイン」を同地に再興したい

どうか、どうか、皆さんの力を貸してください。
残り35日。目標金額300万円まで、まだ半分行ってません。プロジェクトのリターンには、ガラミ酒をはじめ、アルコールの苦手な方、未成年の方向けに甘酒、紅茶、アクセサリーなども用意されていらっしゃいます。ブドウの苗木にネームプレートをかけてくださるというユニークなものも。
こちらの挑戦は、目標金額が達成されなければ、これまで集まった寄付の全額が寄付者へ返金されるシステムとなっています。つまり、挑戦者である豊前国小笠原協会には、1円も入らないのです。あくまでも、300万円という壁が達成されなければ、寄付金を得ることはできません。もちろん、寄付した全員へのリターンもなし。

どうか、どうか、お願いします。少しでも興味を持った方は、熱意溢れるプロジェクトページをご覧ください。そして、ロマンと歴史あふれるプロジェクトへご賛同いただける方は、寄付のご検討をよろしくお願いします。挑戦最終日は1月31日午後11時までとなっています。

最後に。
私はこのプロジェクトに微塵も関わっていません。ただ、みやこ町の近所に住んでいるから。ただ、細川家が、歴史が好きだから。ただ、田舎で頑張ってるじいちゃん、ばあちゃんたちの応援をしたいから。その一心で、勝手にこうして、応援noteを書いています。
よろしくお願いします。私はこのクラウドファンディングにあたり、いずれみやこ町にいる豊前国小笠原協会の皆さんへ連絡を取りたいと思っています。応援がしたい。絶対、叶えてほしい。

閲覧いただき誠に有難うございます。よろしければサポートでの応援よろしくお願いいたします。史跡巡りや資格勉強の資金にさせていただきます。