世界五分前仮説が理解できてしまい、戦慄した話。

ふろむださんの錯覚資産の本に、世界五分前仮説についての記載がある。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

P116あたりに記載がある。

五分前仮説、理解できてしまって戦慄している。

これほどまでに、腹落ちしやすく説明してくれている文章があるだろうか。

これは、確かに世界は五分前に創造されたと言って間違いないと思う。

なんと恐ろしいことか。

そして、このふろむださんの説明が理解できると、

その今認識しているこの世界は絶対的なものでなく、

未来に渡り、その未来の時点の五分前に創造し直されるということも
言える。

だから、我々は錯覚資産の形成に仮に成功したとしても、
永遠に錯覚資産を増やし続ける努力をしなければならない。

オセロゲームのように、白を黒にひっくり返される可能性があるからだ。
油断をしていると、せっかく形成した錯覚資産が、

正反対の方向に作用する。

先日ちょうどあった、三浦瑠麗さんの事件のように
信用がひっくり返されることがあるからだ。

この事実に気づいてしまった。

我々は、この錯覚資産の重要性に気がついても、
永遠に錯覚資産の奴隷ではないか？

恐ろしくてたまらない。