横浜読書会KURIBOOKS

横浜を中心に活動をしている読書のコミュニティです。 おかげさまで9年目をむかえます。読…

横浜読書会KURIBOOKS

横浜を中心に活動をしている読書のコミュニティです。 おかげさまで9年目をむかえます。読書会の回数420回以上、延べ参加者数は4500人を超えます。 ご興味のある方は、ぜひ遊びに来てください。 https://kuribooks.com/

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横浜読書会KURIBOOKS▶KURI

「横浜読書会KURIBOOKS」の存在を知ってもらいたくて ブログを始めよう!と思い立ちました。 ゆるく、長く、続けることが目標です。 横浜読書会KURIBOOSの主宰者、KURIです。 よろしくお願いします。 横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ さて、そもそも読書会とは何?と言う話になるのですが、 読書会とは、 「本好きが集まっておすすめの本を紹介し合うコミュニティ」 のことを言います。 ですので、横浜読書会KUR

    • 『帰って来た橋本治展』に行って来た▶チャーリー

      みなさんは「気になる作家」がいますか? 「気になる作家」というのは作品が出たらすぐに読むという「お気に入り作家」ではなく、むしろ沢山読んでいる訳ではない、なかなかタイミングが合わない、本屋で「あ、そうだ!」と思い出して棚を探しても、そんな時に限って棚に無いので、全然読んでなかったりする、でも時々思い出しては、なんか気になっている(いた)作家のことです。 横浜市の「港の見える丘公園」のそばにある県立神奈川近代文学館で3月30日から「帰ってきた橋本治展」が開催されています。(

      • 75歳になったら▶youco

        「静子の日常」井上荒野・著を読みました。 ここのところ、ミステリが面白くて立て続けに読んでいたので、ちょっと軽めのスカッとした本でも読もうかな、と例の積読棚(整理しました!)から発掘した本です。 裏表紙には『果敢、痛快、エレガント。75歳の行動力に孫娘も舌を巻く』と書いてあります。まさに今の気分にぴったりかも、とビビッと来たのです。 井上荒野さん…わりと好きな作家さんで、10冊以上読んでいます。私の中では、男女の心の襞を丁寧に描く、というか、どろどろした面を余すところなく

        • 第14回ノンフィクション読書会▶まだ会社員

          横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ こんにちは。まだ会社員です。 5月のノンフィクション読書会KURIBOOKSが開催されました。 参加者8名(男性2名、女性6名)でした。参加ありがとうございました。紹介本は以下の通りです。 1.カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」 室橋 裕和 (著) 集英社新書日本のインドカレーのお店の多くが、ネパール人経営のお店であること。そこでは自国の料理とは関係がないジャポナイズされたカレーが提供されて

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        横浜読書会KURIBOOKS▶KURI

          ■第138回 朝の横浜読書会KURIBOOKSレポート

          朝の横浜読書会KURIBOOKS(リアル開催、月2回の開催となりました!) のファシリテーターを担当していますOKAです。 よろしくお願いします。 今回は第138回の朝の横浜読書会の様子をレポートします。 ■2024年5月12日(日) 10:10~12:00 ■参加者12名 (男性6名、女性6名、初参加2名) ■本のテーマ:フリー 月に2回の開催となりました朝の読書会です。 今回は参加者やや多めの会となりました! ・『紅茶スパイ: 英国人プラントハンター中国をゆく』

          ■第138回 朝の横浜読書会KURIBOOKSレポート

          “教養”を求めて▶youco

          教養というものは、一朝一夕で身につくものではない…ということは重々承知しているのですが、時々、自身の教養の無さに焦りを抱き、こんな本を買ってしまう時があります。 「教養の教科書」(そのままズバリすぎて恥ずかしい。) 「教養の教科書」は、他にも【人文・社会の教養】編があるのですが、私にとっては特に苦手かつ理解不能な分野の【自然科学の教養】編を買ってみました。 表紙を見ると、ブラックホール・シュレーディンガーの猫・電磁波など、私でも聞いたことのある言葉が、かわいいイラストと

          “教養”を求めて▶youco

          本を読んでて良かったと思う理由▶︎チャーリー

          横浜読書会KURIBOOKSの映画祭の司会を担当しています チャーリー です。 2018年の春、小学校の同級生から白血病になってしまったという報告がありました。 お互い50歳を過ぎているので、同級生で集まると病気話で盛り上がることも多いのですが、笑って済ませられるのは尿路結石あたりまで、白血病というと話が違って、心配になりました。 幸にして、今や白血病と言っても良い薬や治療法もあり、彼の場合は「急性前骨髄球性白血病」というもので、「治るタイプの白血病」という事でした。し

          本を読んでて良かったと思う理由▶︎チャーリー

          ■第137回朝の横浜読書会レポート

          皆さま、こんにちは。 朝の読書会(カフェ開催)のファシリテーターをしているyuuu_yです。 新緑が眩しい季節になってきましたね。 さてさて今回は第137回の朝読(通称「あさどく」です)の様子をレポートいたします! ■2023年4月21日(日) 10:10-12:00 ■参加者7名(男性4名、女性3名)初参加の方1名 1.『ぼくはなにいろ』黒田 小暑(著) ⇒本の紹介欄に「心を閉ざした若者たちの繊細な人間関係を描き、読む者すべての人生を肯定する大傑作」と書かれていて

          ■第137回朝の横浜読書会レポート

          積読棚を整理しよう!▶youco

          ゴールデンウィークの真っ最中ですね。 3連休・3連勤・4連休…という、カレンダー通りのGWを過ごしている私ですが、この貴重なお休みを有意義に過ごそうと、事前に<GWにやりたいことリスト>を作成しておきました。 しかし、物事はそうスムーズに進まないものなのですね。 GWの序盤、何の前兆もなく、突如スマホが壊れる…という不幸に見舞われ、経済的・時間的・精神的に大きな打撃を受けてすっかり計画が狂いまくりです。 結局端末の故障は直せず、データも戻らず、機種変更で端末自体を買い

          積読棚を整理しよう!▶youco

          『成瀬は〜』で考える、好きな小説を語る難しさ▶ナガオ

          成瀬ですよ成瀬、『成瀬は天下を取りにいく』。自分の読んだ本、好きな作品が本屋大賞を取ると嬉しいですね。おめでとうございます。 ところでNHKがその受賞を伝えていまして、 すごい!面白くなさそう!いやもちろんNHKニュースに求められている説明としてはこれが100%正解なんですけれども、正確に筋をなぞることと、作品の面白さを伝えることは違うなあと改めて思った次第で。 難しいですよね、小説を紹介するのって。とりあえず読んでよ!読んでくれたらわかるからさ!と思いつつ、でもエピソ

          『成瀬は〜』で考える、好きな小説を語る難しさ▶ナガオ

          魂のあとがき▶Yuning

          みなさま、春の雨の日にこんにちは。 今日は、再び中山可穂さんの話をしようと思います。 少し前に『感情教育』のレビューを書いたが、今回は第14回山本周五郎賞に輝いた『白い薔薇の淵まで』を取り上げたい。と言っても、本編も素晴らしいが、注目すべきはそのあとがきだ。今日はひたすら、私が心を持っていかれた「あとがき」の話をしようと思う。ああ、早くこの話を書きたくてうずうずしていたのです。 『白い薔薇の淵まで』には3冊の本がある。2001年に集英社から刊行された単行本(Aとする

          魂のあとがき▶Yuning

          大人の私が買う絵本▶youco

          読書会に参加される方の中には、絵本や写真集を持参される方もいらっしゃいます。その1冊に出会い、購入に至ったインスピレーションやセンスに憧れを抱きながら、プレゼンを拝聴しています。 そんな私が大人になってから買った絵本。 それがこのjunaidaさんの絵本です。 junaidaさんの作品と出会ったのは、昨年1月のこと。 家族から「今度、この展覧会に行く」とjunaida展の画像を見せられ一目惚れ。私も行きたい!といてもたってもいられなくなり、教えてくれた家族よりも先に行ってしま

          大人の私が買う絵本▶youco

          美味しい本▶︎チャーリー

          横浜読書会KURIBOOKSの映画祭の司会を担当していますチャーリーです。 あなた 何を 挟みますか? 本のページの間に挟む栞のこと? ちがいます。 本棚の奥の方の分厚い本と本の間に挟んで隠した昔の恋人の手紙のこと? ちがいます、あれはベットのマットレスの下に移動しました。 その前にベットのマットレスの下に挟んでいたへそくりのこと? ちがいます、あれは今は、、、それはここでは明かせません。 「挟む」といえば、サンドイッチです。 パンに何を挟む?ということです。 実

          美味しい本▶︎チャーリー

          第13回ノンフィクション読書会▶まだ会社員

          横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ こんにちは。まだ会社員です。 4月のノンフィクション読書会が開催されました。 葡萄牙料理 ピリピリ|横濱馬車道のポルトガル料理店 (piripiri.jp) で美味しいお酒を飲みながら楽しい読書会です。 貸し切りなのでどんなジャンルの本でも他のお客さんに迷惑がかからないのはうれしいですね。今回は以下の本が紹介されました。 「移動図書館ひまわり号」 前川 恒雄 (著) わたしたちは本を読むという目的

          第13回ノンフィクション読書会▶まだ会社員

          ■第126回 横浜読書会KURIBOOKSレポート

          横浜読書会KURIBOOKSの補佐を担当していますOKAです。 よろしくお願いします。 今回は第126回の横浜読書会の様子をレポートします! 横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ ■2024年4月13日(土) 16:00~18:00 ■参加者13名 (男性4名、女性9名) ■本のテーマ:「朗読」 「別冊太陽 小泉八雲 日本の霊性を求めて」 「十六桜」小泉八雲(著) ⇒トップバッターの参加者から、いきなり見事な朗読で皆の度肝を抜きまし

          ■第126回 横浜読書会KURIBOOKSレポート

          『三体』を読もう!▶KURI

          これから『三体』を読みたい!と思っている方へ。 『三体』を読む前に知っておくと、より楽しめるポイントを私なりに考えてみました。よろしければ参考にしてみてください。 SF小説をあまり読まない私が解説しているので、他のSF作品との比較や類似点などは語れないのですが、『三体』は大変面白い小説なのでたくさんの方に読んで欲しいと思い、勇気を出して筆を取りました。 そんな私の個人的な考察になります。本書を深く掘り下げて知りたい方は専門家の解説を参考にしてくださいね。 『三体』の内

          『三体』を読もう!▶KURI