【生成AIニュースまとめ】 4/7〜4/13|Google、AI動画制作ツール『Google Vids』発表
5分で生成AIを振り返られる、要約ニュースです。
2024年 4/7〜4/13のトレンド生成AIニュース総まとめ。
Google、AI動画制作ツール『Google Vids』発表。原稿・絵コンテ・動画編集とAIナレーションまでワンストップの新しいWorkspaceアプリ
Googleは新しいWorkspaceアプリ「Google Vids」を発表した。このアプリはプレゼンテーションやプロモーション用動画の作成を支援し、文書作成やスライド作成の機能を動画制作に拡張する。ユーザーはメッセージのライティングから絵コンテの作成、素材の選定と編集、ナレーション原稿の作成とAI音声による読み上げまでをワンストップで行える。AIモデルGeminiが動画の導入からストーリーボードを自動生成し、適切なクリップや音楽を提案する。他のアプリとの連携や同時編集も可能である。現在は選ばれたパートナーにテスト提供され、6月には一般利用が開始される予定である。
https://www.techno-edge.net/article/2024/04/09/3148.html
Meta、AI生成の動画・画像・音声にラベル付け--5月開始へ
Metaは、AIによって生成された動画、画像、音声に「Made with AI」というラベルを表示する計画を実施すると発表した。この取り組みは、業界パートナーとの協力により策定された技術標準に基づいており、Metaはすでに「Meta AI」で生成された写実的な画像に「Imagined with AI」タグを追加している。この新たな方針は、監督委員会からのフィードバックや専門家との協議を経て、5月にラベル付けを開始し、7月からは加工されたメディアに関するポリシーだけに基づくコンテンツの削除を停止するとしている。また、公衆を著しく欺く危険性が高いと判断されたデジタルで作成または加工されたコンテンツには、より目立つラベルを追加する方針である。
https://japan.cnet.com/article/35217454/
テラスカイ、Salesforceと生成AIを組み合わせたクラウドサービス「mitoco AI」
テラスカイは4月9日、Salesforceと生成AIを組み合わせた新サービス「mitoco AI」を発表し、提供を開始した。このサービスはSalesforceのデータ構造を学習し、ユーザーの自然言語の要求に応じて適切な回答を導く。特に、会計や販売管理システムを統合した「mitoco ERP」と連携させることで、企業の重要なデータへのアクセスが可能になり、意思決定を迅速化する。mitoco AIは、Microsoft Azureの生成AIを利用してSalesforce内のデータから回答を生成し、業務データはSalesforce内に留まるため、高いセキュリティを保ちつつ業務効率の向上と生産性の向上が見込まれる。
https://japan.cnet.com/article/35217529/
楽天、「Viber」に「AIチャットサマリー」--グループチャット最大100件の未読を要約、OpenAIの技術で
楽天グループは4月11日、Viber Mediaが提供する「Rakuten Viber」のスマートフォン版に「AIチャットサマリー」機能を導入した。この機能はOpenAIの生成AIを利用し、グループチャットの未読メッセージから主要なポイントを抽出し、箇条書きの要約を提供する。ユーザーは「要約を取得」ボタンをタップすることで、最小7件から最大100件の未読メッセージを要約可能である。未読メッセージをさかのぼって確認する手間が省かれるため、時間と労力を節約し、意思決定や生産性の向上に寄与する。要約されたメッセージはユーザー名以外の識別子を含まず、プライバシーと安全性が保障されている。
https://japan.cnet.com/article/35217632/
iPhoneでもPixel限定のAI画像編集機能が無料に。 Googleフォト『消しゴムマジック・編集マジック』他が対応スマホ拡大
Googleは「消しゴムマジック」や「編集マジック」といったAI写真編集機能をPixel以外のデバイスにも提供を拡大すると発表した。これまでPixel端末限定またはGoogle Oneのプレミアムプラン加入者だけが利用できたが、2024年5月15日から条件を満たすiPhoneやAndroidスマホ、Chromebookでも無料で利用可能になる。ボケ補正、ポートレートライトなど多くの機能が無料で一般に開放され、Pixel端末では無制限に、他の端末では月10回まで無料で編集マジックが利用できるようになる。これにより、Googleフォトの編集機能がさらに広範囲のユーザーに向けて改善されることになる。
https://www.techno-edge.net/article/2024/04/11/3156.html
Spotify、「こんな曲が聴きたい」に応えるAIプレイリスト機能を発表
Spotifyは米国時間4月7日、英国とオーストラリアで「Premium」プラン加入者に向けて、「AI Playlist」という新機能のベータ版を提供開始すると発表した。この機能は、ユーザーが「Android」または「iOS」アプリのテキストボックスに特定のフレーズを入力することで、その要求に応じたプレイリストをAIが生成するものである。例えば「紫色に関する曲を聴きたい」と入力すると、関連する曲でプレイリストが組まれる。この機能は、既存の「AI DJ」や「Daily Mix」といったプレイリスト自動生成機能を拡張したものであり、今後数カ月にわたってさらなる改良が加えられる予定である。
https://japan.cnet.com/article/35217501/
次期「iPhone」はAIで大々的に変化するかも--これまでの報道から予想
Appleは、2024年のWorldwide Developer ConferenceでiPhoneに生成AIを導入する見込みである。これにより、カメラ機能やテキストコピーペーストなどの既存機能が向上される可能性が高い。MicrosoftやGoogle、Samsung、Amazonといった企業が生成AIの導入を進めている中、Appleも同様の動きを見せると予想されている。具体的には、iOS 18には新たなAI機能が搭載される見込みであり、これによりメッセージアプリやSiriの機能が強化されるとされる。また、Appleの方針に沿い、デバイス上で完結する形のAI技術が導入される可能性が高い。これにより、セキュリティとプライバシーが保たれることが期待されている。
https://japan.cnet.com/article/35217305/
noteと弁護士ドットコム、誹謗中傷などの問題に関する共同プロジェクト発足--AIなどを活用
noteと弁護士ドットコムは、誹謗中傷やネット炎上の問題に対処するためのパートナーシップを開始したと発表された。この提携により、AIを活用してリスクのある投稿を事前に警告し、問題が発生した際には法的相談が可能な体制を構築する。具体的には、noteの投稿時にAIが炎上リスクを検知し、ユーザーに警告する機能をテスト中であり、被害に遭った場合は無料で法律相談ができるシステムを導入する予定である。さらに、クリエイターが自己防衛のための法的知識を身につけられるイベントも開催予定である。この取り組みにより、誹謗中傷を未然に防ぐだけでなく、問題発生後の対応も強化される見込みである。
https://japan.cnet.com/article/35217480/
ChatGPTが一時ダウン、不審なエラーメッセージ吐く。GPT-4 Turbo導入と同時期
日本時間4月11日午前2時過ぎ、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」が動作異常を起こし、多数のユーザーがSNSでエラーメッセージを報告した。Downdetector及びOpenAIのステータスページでも問題が確認されている。ユーザーは「GPT-4の現在の使用上限に達しました」などのエラーメッセージを共有しており、OpenAIは即座に対応を開始し、約4時間で問題を解決した。原因は明らかにされていないが、GPT-4 TurboのAPIが関連している可能性がある。OpenAIは引き続き原因を調査している。
https://www.techno-edge.net/article/2024/04/11/3161.html
作曲AIサービスのSuno、Udioなど強力なライバルたち登場のタイミングでプチ改良(CloseBox)
UdioやSonautoなどの新興AI作曲サービスの影響を受け、Sunoは改善を加えている。具体的にはユーザーインターフェースの改良、ビデオ出力のバグフィックス、コマンド名の変更が行われた。特に、「Remix」が「Reuse Prompt」に、「Continue From This Song」が「Extend」に変更され、よりシンプルになった。生成時間の短縮も大きなメリットであり、ビデオ出力時の歌詞表示や曲タイトルの文字化け修正もされた。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上している。
https://www.techno-edge.net/article/2024/04/11/3157.html
牛の姿勢をAIで判定、起立困難を予防--NTTテクノクロスら、声かけサービス「BUJIDAS」
NTTテクノクロス、ベルシステム24、アイ・オー・データ機器は、起立困難予防声かけAIサービス「BUJIDAS」の提供を開始した。このサービスは、牛の起立困難を未然に防ぐため、ネットワークカメラとAIを利用して牛の姿勢を監視し、起立困難の兆候が見られた場合には特殊音で注意を促す。牛が反応しない場合、利用者へメールで警告を送るシステムである。これにより、肥育農家は牛の健康管理を効率的に行い、経済的損失を防ぐことが可能である。サービスは技術的な知見を活かし、農家の生産性向上と負担軽減を目指している。また、防じん・防水機能を備えたネットワークカメラを使用し、24時間365日の監視を提供する。
https://japan.cnet.com/article/35217681/
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以上、先週の振り返りニュースでした。
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