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振り返り|今年の一文字と「わたしをお使いください」

2022年は恥の多い一年だった。できないことに向き合いながらそれでも何かしたくて何ができるのか考えて、未だしんどいなかにはあるけれど、まあ2021年だって2023年だってそうなんだろう。

1月初旬の仕事始めのミーティングで掲げた、今年の一文字。
その一文字は「捧(ささげる)」。

そのころはそのころで色々と選択する機会にあった。
ざっくり言うと、これからも一生同じ業界について考え続けていくべきかという悩みにひとつ答えを出したところだった。結果として、その道を進み続けている。

捧(ささげる)の一文字を掲げて、
この仕事に全身捧げていきましょう
その思いを共にする仲間に、できることからお返ししていきましょう
わたしの時間を思い切ってわたしのために使ってみましょう
時間ではなく、ことばと心を使うことで感謝を示しましょう
そんなことを考えて決めたのがもう一年前。

年末の振り返りも少しずつ始めていきたいところ。
今年の一文字、体現できたかというと……。これで良かったんだろうかと寄り道をたくさん重ねた。

もうちょっと細かく段階をつけて、ときどき合格も出してあげて、まだまだトライし続けたい。やりたいこと、それを還元したいこと、たくさん出てきた2022年。

今年の一文字を振り返りながら、この曲を思い出す。
マザー・テレサの祈りのことばを聖歌に変えた「わたしをお使いください」。

主よ、きょう一日、
貧しい人や病んでいる人を助けるために
わたしの手をお望みでしたら
きょう、わたしのこの手をお使いください。

主よ、きょう一日、
友を求める人々を訪れるために
わたしの足をお望みでしたら
きょう、わたしのこの足をお使いください。

わたしの手を、足を、声を、心を、お使いくださいと続く。信心深く毎日このことばを思い出すことはできない。それでもちゃんと、時々思い出したいときに出てくるんだから音に載るってすごい。

俗物なのでそのときにできる限りで……と注釈が付くが、捧(ささげる)の一文字を忘れずにいられただろうか。

わたしの手、足、声、心のつかいかた。クリスマスや年末までにもう一段深く振り返って、来年も続投です。捧げる。



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