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ニューシングル「しらせ」リリースを記念して

こんばんは。
シンガーソングライターの安次嶺希和子です。
名前は本名で、「あしみねきわこ」と読みます。
初めましての方に本名ですか?と聞かれることが多く、逆にアーティスト名でこんなに読み辛い6文字の漢字はきっと選ばないよと心の中でツッコミながら日々この名に誇りを持って生きています。余談はこれくらいにして、今回は、新曲「しらせ」のリリースにあたり、言葉を残したいと思います。



01. 魂の目覚め

皆さんは、キマるという体験をした事はありますか?
冒頭からいかにも怪しすぎるキャッチコピーを出してしまいましたが、
閉じずにもう少し読み進めて欲しいです。
最近では、サウナという合法でキマれる方法が流行っている中、
(ととのうという表現が主流ですがここでは一旦キマるで一貫させます)
私は最近、新居に引っ越してお湯が出ない事件に見舞われ、冷水でシャワーを浴びるというもう2度としたくない体験をした時、日常の中でキマるとはこのことかと思いました。

なぜこんな話をしているかというと、タイトルにもある「魂の目覚め」の感覚がキマる時の感覚と少し近しいものがあるのではないかと思ったからです。私のライブに来て下さる方々から多く頂く感想の一つに「歌っている時と話している時がまるで別人格」「歌っている時空気が変わる」というものがあり、なぜそんなふうに感じてもらえるのか考えてみました。
考えてみて、
「歌っている時の私の身体は借り物であり、天と地を繋ぐ通り道に過ぎない」という言葉におさまりました。そしてその通り道の状態で歌う事が、私にとってのキマっている状態であり、魂の目覚めを実感している時なのです。
もう少し読み進めてほしいとお願いしておきながら、
相変わらず奇妙なことを言っているのは自覚しています。
でも、ここでは色々正直に書いていく所存なので、私に少しでも興味を
持って下さった方はこのまま最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
(変な勧誘は致しません)

なんかこういうスピリチュアルな話をする時、人間として生きてる自分が少々恥ずかしそうに、少々恐れ気味になっていることに気づきます。
特に恋人や自身が好意を抱く相手に対してはこんな側面を出せなくて、
多分それは女性として、異性としてみて欲しいという気持ちからくるもので、こういう側面を知られたら若干引かれてしまうのでは無いかという恐れがあるからです。話が若干それましたが、こんな具合に普段の生活の中で勝手に自分自身の大枠を占める精神面を抑制する場面があったりします。
そんな私でも、自分が歌える場だけは断固として抑制を禁止し、自分自身に対して誠実に、「ここでは自由にしていいよ!!」と自分に投げかけ
喜びの舞いを舞わせてもらっています。
好きな人が見に来たら、まあその時はもう何かしらの覚悟を決めるのです。

そんなふうに私にとって魂を自由に解放できるライブという機会の中で、
今回リリースする曲「しらせ」は私の持ち曲の中でも
群を抜いた存在感を放つだろうと確信しています。

02. 楽曲の背景

そんな新曲「しらせ」ですが、
何故群を抜いた存在感を放つと断言できるのか。
それはこの楽曲のメッセージ自体が魂を揺り起こして目覚めさせるという内容そのものだからです。
私は、「自分自身」というのは大きく分けて「身体」「心」「魂」の3つの要素から成り立っていると考えています。
心は魂の住まう場所であり、心は身体を通した様々な体験によって散らかったり汚れたり暗くなったり明るくなったり綺麗になったりする、みたいな
そんな感じの認識です。
曲中にある何を言っているかわからない箇所、これは沖縄の方言で、
以下のような意味を持ちます。

わんがあいびちーばすんかいけーいる為
私のあるべき場所へ還る為

まじりぬ方法っし
全ての方法で

うぬりぬ感覚研ぎ澄すん
私の感覚を研ぎ澄ます

うんじゅんかい知らすん
あなたに知らせる

何度やてぃん
何度でも

- しらせ - 曲中より

普段は聞こえないけど、時々微かにモゴモゴと身体の内側から鳴るように聞こえてくる感じの声をこの部分に落とし込みました。
そしてこの声の主は自身の魂であり、
そんな過去にも未来にも行き来できる自由な私の魂が
今を生きる私自身にメッセージにして知らせているのです。
私がちょっとやそっとのことでは気づかないくらい盲目になっている時は、破壊や別れなどの大きな出来事を通して知らせてきたりする時もあって、
一見ダウンしているようにも見えるけど、そういう出来事を魂からの知らせと捉えて内省して気づきを得ていくのです。
こんな具合に自分の魂から様々なアクションを起こされて人生山あり谷ありですが、それは自分自身に立ち返ることが出来るタイミングであり、
そんな時はせっかくなのでインプットとアウトプットを繰り返しながら自分磨きの時期だと捉えることにしています。

03. 生き物としての音楽

音って見えないし触れられないものですが、
身体を通して流れていく時はその曲の輪郭を垣間見ることができるんです。
例えばですが、
神ががり(神霊が人に乗り移ること。また、その状態やその人。- goo 辞書より)にあっている人を目の当たりにしている時、
こちら側には全く見えないけれど、神ががりにあっている人を見る事で
まるでそこに存在する神霊を見ているかのような感覚になります。
そんな感じで今回の「しらせ」も私の身体を通して生き物としての姿かたちが現れ、生き物としての音楽を体感できます。
そして、それを目の当たりにする場がライブなのです。
「魂の目覚め」の章でもお伝えしてますが、「しらせ」は私の持ち曲の中でも群を抜いた存在感をライブの場で放つだろうと確信しています。
今月来月はいくつかライブを控えているので、
是非この機会に観にきてください🌹

ものすごく長くなってしまったので、この辺でおしまいに致します。
ここまで読んで下さった皆さまは私の活動エネルギーの源です。
いつもありがとうございます。

ではまた*


*「しらせ」視聴リンク*

*ライブ情報*

▫️2024年5月25日 (土)  - Okinawa-Asia Music Frontline Vol.4 - ▫️
H3F(タイ)・キセル・Kinami・安次嶺希和子・G.Yoko H3Fは、初沖縄、キセルは6年ぶり! 沖縄の音楽の未来を担うシンガー、Kinami、安次嶺希和子、G.Yoko、にも注目!

会場 : 桜坂劇場ホールA 開場 17:00 / 開演 17:30

▫️2024年6月3日 (月) - 「RINGOOO A GO-GO2024」- ▫️
長野県松本市にて開催される「りんご音楽祭2024」のライブオーディション企画「RINGOOO A GO-GO2024」

会場 : 吉祥寺WARP 
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目30−10 B1F
【時間】未確定
【チケット】事前予約フォーム近日中に公開 / 当日券有り

▫️2024年6月23日 (日) -安次嶺希和子 2nd EP リリースパーティ- ▫️
【会場】晴れたら空に豆まいて
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20−20 モンシェリー代官山B2
【時間】開場 12:00 /  開演 12:30
【チケット】前売り券 : 3500円 / 当日券 : 4000円 +1ドリンク
※事前購入ページ近日中に解禁致します

*安次嶺希和子 プロフィール*

安次嶺希和子は、自身で作詞・作曲・編曲を手がける、沖縄出身シンガーソングライター。一度聴くと耳に残る透明感ある歌声、芸術性の高いサウンド、圧倒的なライブパフォーマンスで見るものを魅了する、大注目のアーティスト。
前作のシンガー / プロデューサーの「leift」とのコラボ楽曲「Orangette」(leift EP「Citrus」フォーカストラック)が各配信ストアの大型プレイリストに選曲され、大きな反響を呼んだ。新曲「しらせ」は6月12日(水)にリリース予定の2nd EPの先行シングル。2ndシングル「Flower song」に引き続き、キーボディスト/ プロデューサーであるSWING-Oが作曲/編曲に加わった。自身の故郷である沖縄の色が詰め込まれた、エスニックな空気感のある1曲。「生きる中で体験する苦悩によって本心を閉ざし、鈍っていく感覚と共に彷徨い歩く自身の姿に、自身の魂が何度も語りかける」そんな自己との対話がテーマとなっている。また、2nd EPのリリースを記念したリリースパーティを6月23日(日) 「晴れたら空に豆まいて」にて開催予定。

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