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「怪しい者ではありません」ってどうやって証明するの?

私が暮らす「蔵波台」。
すんごい狭い範囲のローカルメディアと、徒歩圏の方に使ってもらうスペースも始めたんです。
どちらも私ひとりで。

ローカルメディア、インタビューのアポ入れ。
行政とかカタそうなところに電話をかけて、どういう媒体でどんな目的でどんな人にどんなことを聞きたいか口頭で説明する。
「取材依頼書を出してもらえますか」って言われてメールを教わるとかいう流れは、普通です。その手順もなく「とりあえず来てみてください。」ってところもあります。
でも、名誉職っぽい個人の方お二人から「本来の目的を隠して人を集めて、本当は違う目的がっていうこともなくはないから…」って。
「なるほど」と思いました。
私、怪しいんですね。笑
ローカルメディアだけならまだしも、「場」もあるからね。
たしかに、利用価値のある名誉があれば群がってくる人も大勢いるんだろうと思います。

で、考えた。
「私、決して怪しい者ではありません」ってどうやったら伝わるんだろって。このセリフを自分で言う人ほど怪しい匂いがプンプンします。

特定の宗教ありません

寺社仏閣、好きです。
空間が気持ち良いから。
仏教や神道の本も普通に読みます。
先祖に感謝しています。
あ、祖母からの教えで太陽信仰はあるかもしれません。
祖母は暗いうちから畑に行き、太陽が昇るとほっかむりを外して太陽にお辞儀をする人でした。
「誰が見ていなくても、太陽は見ている」と、よく言われました。
母が亡くなってからは「母に顔向けできるのか」と自問する機会も増えました。
見守って、手を差しのべてくださるなら、神様でも仏様でもありがたいです。それくらいです。

というか、「KURA5_53」を利用してもらう際も、宗教の勧誘とか政治活動とかお断りします。
利用してくださる方がどんな宗教に入っていても、どんな政党を応援していてもかまいません。
ですが、誰かの考え方を変えようとしたり、自分の考え方を押し付けたりは困ります。
どこがお断りする線引きか。「相手が不快に思ったら」です。
なので、「KURA5_53」で出会った誰かに何かを売りつけられそうになったり、嫌な思いをすることがあったら耳打ちしてください。
せっかく来てくれる方に、嫌な思いをしてほしくありませんので、次からの予約はお断りします。そのための「事前予約制」でもあります。

いろんな人がいますからね。
いてもいいんですけどね、それが「人」の面白いとこでもあるので。

何を信じるかは自由

宗教がネガティブなニュースになったりするのって、「純粋に信じている人」が悪いわけじゃない。
悪いのは大概「純粋に信じてる人の心を利用している人」だと思っています。
私がまだ知らないだけで、信じるだけで救ってくれる素晴らしい宗教があるかもしれません。
「インチキだな」って判断する基準は、ただ一つ。
「信じる気持ちに値段を付けてくるか否か」です。
それって、「本当に信じています。救ってほしいです。でもお金はありません」って人は、救われないんですか?
神様(?)って貨幣価値とかない世界に生きてそうじゃないですか。

石が好き

鉱物好きです。(怪しさ増す?)
すんごい詳しいわけではないですが。
好きなんですが、私が買えるのは数千円の物くらいです。

KURA5_53で石の販売はしていません。

数百万もする石を買える人もいます。
家族で出かけた河原で拾った石を大事にする人もいます。
その石を愛でて、心が穏やかになるのなら、値段は関係ないなって思う。
また、「この石がなかったら生きていけない!」ってなるのは、重すぎて生きづらい。
何が好きでもいい。
何にいくら使うかも、自分で好きに決めたらいいです。
人に押し付けなければ。
なので、私は海苔の人ですが、「KURA5_53」に来てくれた方に海苔を押し売りすることもありません。

政治について、ここでは語りません

テーマはなんであれ、考え方は人それぞれでOK。
背景や立ち位置で考え方は違って当然。
異なる考え方も聞く耳がないと、成長はとまっちゃいますし。「変わった人だな〜」って人を拒絶せず、面白がれる度量の大人になりたいですね。

私は怪しい者ではありません

少しは怪しさ排除できたかしら。
怪しさ=宗教ってわけでもない気がしますけど。
あ、ネズミ講的なこともやってません。
友達、失いたくないんで。
皆さんは、どうやって自分のことを「自分は怪しくない」って証明するんでしょう。

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