「卒業は自分のため」勇気ちひろが事務所卒業。個人勢として挑戦か?
卒業について
勇気ちひろは2018年2月ににじさんじ1期生としてデビューしたvtuber。
2期生で幼馴染の森中花咲に誘われてオーディションへ応募したのがきっかけだった。
2020年に一度、悪意ある切り抜きがきっかけで炎上したが、それ以外は特に問題を起こすことなく、切れ味鋭いツッコミを武器に事務所の発展に貢献。
特にAPEX大流行の時期の働きがすさまじく、さまざまな外部とのコラボを通して、にじさんじの名をeスポーツ界隈に広めることに貢献した。
卒業発表後の配信では「卒業は自分のため」とあくまで自身の決断によるものだと示し、運営批判につながるような言葉は一切口にしなかった。
「にじさんじには素敵なライバーがたくさんいる。ちひろが卒業したら、好きになれそうな人を探してみて」と、所属するライバー思いの一面も見せた。
笑いたいときに笑う、嫌なときに嫌だと言う、泣きたいときに泣く。
子供の姿に加えてあまりに裏表がなさすぎる性格から、さまざまな誤解や攻撃を受け、ライバー人生は苦難の連続だった。
しかし、彼女とコラボした配信者たちは、多くの人が、裏での礼儀正しさに驚いている。
悪評もあるだろうが、つながりのある配信者たちを大切に思い、大切に思われ、にじさんじという事務所の発展に尽くしたのは間違いない。
憶測でしかないが、筆者は卒業発表配信での話や、仲のいい友人たちの反応が落ち着いていることなどから、配信活動自体はやめないものと受け取った。
同じ事務所の人間かそうでないかや、相手の持っている数字(登録者数や視聴者数)などは全く気にせず、自分の好きな相手とコラボしてきた自由な配信者。
新たな旅を始める彼女の未来が、よいものであることを願ってやまない。
おまけ
勇気ちひろの雑学? 有名人編
・27時間テレビで司会も務めた人気お笑い芸人、ダイアン津田は、大会で出会った勇気ちひろを何度もコラボに誘うなど、配信界隈で一番気に入っている
・乃木坂46の吉田綾乃クリスティーは、グッズをフルコンプするなどガチガチのファンで、大会に同じチームで出たり、ふたりで食事に行ったりしている
・漫画家しろまんたとは言葉のどつきあいをする仲で、よく遊んでいる。しろまんたの姉は勇気ちひろの大ファン。
・元ABCテレビのアナウンサー平岩康佑は勇気ちひろのファンで、APEX大会の実況で何度も公言している
・声優、杉田智和のラジオ番組に出演したことがある。その後、「うめお」というプレイヤー名の杉田と、APEXコラボを何度かした
・仮面ライダースペクターを演じた俳優・山本涼介とは何度もコラボし、山本はメンバーにも入っていた。
・MY FIRST STORYのギターTeruとは、勇気ちひろがMY FIRST STORYの歌を歌枠で歌っているのを聴いたりほめたりと、何度もやりとりがあった。
勇気ちひろの雑学? vtuber編
・1期生8名や後輩などとの会食では、豪快におごる。
・なかなか登録者10万人(3Dモデル製作の条件)に届かず伸び悩んでいた同期の鈴谷アキを、自身のリスナーにチャンネル登録を促すなど、さまざまな方法で支えた。
・配信始めたての後輩、夜見れなを何度かコラボに誘って配信慣れを手伝い、その後は特に先輩面をすることなくそっと距離を置いた。
・後輩ラトナプティが落ち込んだツイートをしたとき、すぐに声をかけて、ラトナプティの大好きなゲーム(オーバーウォッチ)のコラボに誘った
・後輩やコラボ相手が配信をつけていないと、待っているから配信をつけてくるように促す(配信頻度が人気につながるため)
・にじさんじの一期生、樋口楓とは何度も一緒に出掛けているが、大きな声でしゃべり顔バレを恐れない樋口の図太さにびびっている。
・ぶいあぱ(ななしいんく)の1期生、杏戸ゆげは、勇気ちひろの親と会っているほど仲が良く、視聴者によくマウントを取ってくる。
・ぶいすぽの1期生、一ノ瀬うるはは勇気ちひろの大ファンで、メンバーシップにも入り、「ちーくん」(勇気ちひろが演じている男の子)の配信では1万円のスパチャを送った。
ただ、ファン過ぎて対面するとしゃべれなくなるようで、コラボは2度だけだった。
・ぶいすぽの1期生、花芽すみれはAPEX大会で同じチームとして出たが、その以前からメンバーシップに入って、メンバー限定歌枠で大興奮のコメントを打つなど、勇気ちひろのことをとてもかわいがっていた。
・ホロライブの1期生、白上フブキは、一度もコラボ経験はないが、勇気ちひろのAPEX大会での頑張りについてツイートしており、今回の卒業でもコメントを寄せた
勇気ちひろの雑学? APEX編
・勇気ちひろは、ランクでもカスタムでも、敵にガンガン突っ込んで倒すことよりも、安定して上位に食い込むことを楽しむプレイヤー。
特に優れているのはオーダーと呼ばれる能力で、「どこに移動してどうするか」などの決断をチームメイトに指示する役割だ。
・APEX世界大会4位の実績を持つプロゲーマー・メルトステラとは、同接3人の無名配信者だった頃からコラボし、ずっと応援していた。彼は「ここまで頑張れたのはちーちゃんのおかげ」と語っている。
・第10回CRカップでは、メルトステラが勇気ちひろチームのコーチとなった。
・CRカップ本番では、観戦しているメルトステラが「こうしたほうがいいな」とつぶやくと、彼の声が聞こえていないはずの勇気ちひろが、言われたことと全く同じ行動を何度もとるなど、IGL力が覚醒。(世界4位の実績ある)「俺の考えと全く同じだった」という賞賛が勇気ちひろに伝えられた
・ゲーム配信者Alpha Azurは、CRカップ優勝など、大会で常に上位を取るほどすぐれたIGL(ゲームの中でのリーダー)で、勇気ちひろは彼のIGL力を尊敬して、追いつこうと努力していた。
一緒に出たプレイステーション公式大会で、久しぶりにAPEXをプレイしたAlpha AzurにIGL力を認められ、IGLの役を譲られた。その大会では、実況者がAlpha Azurと誤解するようなIGL力を見せ、4位の好成績を残した。
・プロゲーマーやプレデター(APEX最高ランク)が多数出場するEA公認大会に、「師匠」と慕うすももと、2度目のコラボのハセシンとともに出場。IGLとしてチームを率い、並みいるプロゲーマーやプレデターを押さえ、見事、優勝して見せた。
ここまでオーダーとして成長した勇気ちひろは、もともと、ゲームやFPSが得意なほうではなかった。
配信上でも罵詈雑言を受けながら必死に腕を磨いていたが、裏でも血のにじむような努力をしたに違いない。
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