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最近連載していた「たいだんきろく」は、ある発表の機会もあって声を集めていました。結構膨大な会話のなかから、それぞれの要旨になる部分を2行にまとめるかたちで、発表資料の中にも掲載しました。

改めて、この2年間で一緒にいろいろ考えて動くチームになっていっているのはすごいと思います。まさに、隠れた先進校。(隠れなくていいんですけど)

目立った成果を発表できることではなく、プロセスの中の学びにフォーカスし、そのための試行錯誤をするアーリーマジョリティが増えつつある組織は、まだまだ全体の中では一握り、いや、一つまみ程度ではないかと思います。


それぞれの「対談記録」の要旨


  • 最初、1人1テーマは不安だったが、自分の興味に基づくテーマはやる気が全く違う。次第に生徒が自責で勝手に進めるようになる。


  • 以前の探究の頃に比べ生徒が自分で動くし、よく話すようになった。学校の外に働きかけていて、CNもそのきっかけを作っている。


  • スタートが肝心である。WHYから始めるオリエン、タイミングに合わせた熱量と伝える言葉選びが、探究全体の空気感になっていく。


  • 探究の意義づけを教員が高める必要=教員にもワクワクが必要。「好き」は大事だがその先を見据えた問いを持たせる事も大事。


  • 教員と違うバックグラウンドは生徒にも刺激。CNの常駐は外部研修に行く負担を抑えたOJTとして機能。


  • 個人の状況把握や対話機会・量の確保に個人ノートは有効。普通科の週1回で進行する探究には更なる策が必要。 


  • 探究で個人の成長が垣間見れる。学力以外にも軸が持てるようになり、一人一人の自身の学びの動機につながっていくことに期待。


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