2023年7月23日(土)なでしこジャパンと山下主審の「コール」が素晴らしい!

夕方に女子サッカーワールドカップの日本初戦を観る。5-0の快勝。ザンビアは格下とはいえなでしこジャパンは強いですね。タッチライン際の「3人目の動き」と呼ばれる選手のかけあがりとそこへちゃんとパスが届くのが随所に見られる。なかなか点が入らなくてこちらもモヤモヤしたけどあの1点目は何度も狙っていたアーリークロス気味のバックスとキーパーの間からの得点。これこそ狙い通りでしたね。直前にテレビで観ていたラグビーの日本対サモアでリーチが退場したイライラ感を完全に払しょく!なんのこっちゃ。
女子ワールドカップといえばやはり開幕戦で山下良美主審がVAR後に英語で「コール」したPK判定がかっこいいなどと話題になっているようです。たしかに凛とした振る舞いは素敵ですね。ところでこの審判がコールするシーンはどうもアメフトの試合をイメージさせる。アメリカスポーツの象徴であるアメフトのこのコールは選手のためではなく明らかに「観客や観衆」のため。観ている人にも分かるように可能な限り説明(数値化含め)するアメリカのスポーツの大衆化という思想が一段とヨーロッパ型のサッカーにも浸透しているのを感じますね。アディショナルタイム(昔はロスタイム)も審判に全てゆだねるのではなく、時間の目安を表示するようになりましたしね。とはいえ既に50年以上前の話だがアメリカはゴールのサイズを拡大しようとした過去もありますね。今より高さ30センチ幅1メートル弱大きくして1試合6得点を目標とするルール変更を画策。ゆるやかな試合展開に当時1試合平均2点前後という低い得点数であれば声を上げても当然という提案もFIFAにはねのけられました。案としてはゴールサイズの拡大は面白いですね。再燃なるか!?(ちなみにこの時FIFAはバックパス廃止などでスピーディーな試合展開への対処を図っていますね)


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