2024年1月13日(土)グローブ発明がボクシングの近代化!

正月がすっかり明けて身を引き締めるにもこの朝の寒さは身にしみますね。なんのこっちゃ。昨年末の井上尚弥のファイトを見て朝から『最新スポーツ大辞典』(大修館書店)のボクシングの章をぱらぱらめくる。やはりルールが出来始めた初期(18世紀半ば)も相当喧嘩さながらの乱暴なものだったのですね。もともと時間無制限でどちらかが降参するか動けなくなるかで勝負を決する中でダウンが20回30回は珍しくなく200回という記録も残っているとか。それをジャック・ブロートンが新ルールを作りしかも「グローブ」の発明で近代化を図ったという。とはいえグローブはあくまでも練習用であって当時のボクサーたちは〈女みたいに手袋をして試合ができるか〉とベアーナックルでの試合に固執したのでその後150年近くの間グローブをつけた公式試合(世界タイトルマッチ)は開かれることがなかったのか! ちなみに四角でないのに競技台が「リング」と言われるのはそもそも最初期はリングなどはなくて地面に円(リング)を描いてそのなかで闘っていた名残なのか。井上尚弥とは全く関係ないことばかりに関心してもうた。


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