2024年5月4日(土)鉄棒を鉄棒と呼ぶのは日本だけ!

ゴールデンウィーク後半の2日目。時間が空いたので午前中に個人フットサル(個サルという)に久々参加する。初めてお日さまが高い時間帯での参加で正直へばった。日焼け止めを塗っていてよかった。帰りはスーパー銭湯で汚れと疲れを洗い流して少々早い時間帯だが生ビールをゴクゴク流し込む。いやー最高にうまい! 家族は親戚と別行動&ゴールデンウィークのなせる技ですね。帰宅後は少々スポーツ関連の本に目を通していると鉄棒という言葉の不思議に突き当たる。鉄棒はそもそもは〈鉄〉ではなかったというのだから面白い。ドイツなどのヨーロッパでは「木製のバー」や「横木」と呼ぶようで横木運動から鉄棒に発展したようだ。当初は足をかけてのぼったり簡単な回転技をしたりと力わざで細長い木と格闘するといった運動だった。そのため折れることも当然あって鉄を芯に入れるようになったのだとか。そして体操家の情熱はすごくて練習で摩耗して鉄芯だけが残りそのバーが使われるようになったと。日本にはこの横木時代がないのだ。つまり最初から鉄棒だったので鉄棒という呼称が用いられたのは至極当然ですね。このことからもスポーツ同様に体育も明治以降の輸入品であった・・・ということですね。


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