2024年1月10日(水)西ドイツの皇帝が亡くなる

少し世代は違うが八代亜紀の訃報に驚いたがそれより西ドイツのフランツ・ベッケンバウアーが亡くなったと知ってさらに驚いた。小学生の頃にこの物騒な名前の監督が90年のイタリアワールドカップを優勝に導きしかも当時入っていたサッカークラブのコーチからベッケンバウアーはかつて名選手でアウトサイドキックを蹴らせたら針の穴を通すほどの正確さだとも教えられた。その距離は優に35mを超すとも聞き仰天したほどだ。
彼の言葉にこういうものがありますね。「フットボールは世界でもっとも優れたコミュニケーションの道具だ。公平で、非政治的で、普遍的である。……老いも若きも、選手もファンも、金持ちも貧乏人も、試合となればすべての人々は平等であり、想像力を刺激し、喜ばせたり、悲しませたりする。そして何よりも、スタジアムの中では肌の色、言語、教育、それに富は関係なくなる」。同年代の遠藤保仁も現役引退を発表して時代の移り変わりに寂しさを感じる。まあ歳をとっただけかもしれませんが。。

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