2024年5月3日(金)素晴らしい野球シーンが多かったスポーツ映画『プリティ・リーグ』

ゴールデンウィーク後半の四連休初日の憲法記念日。朝刊に目を通すとNHK朝ドラ「虎の翼」と絡めたりした法令関連&ジェンダーの記事がたくさん並んでいる。このドラマの米津玄師の主題歌いいですよね。ってなんのこっちゃ。休日恒例となったランニングを朝に早々に済ませて久々の朝の映画劇場アメリカで実在した女子プロ野球リーグを描いた『プリティ・リーグ』を観る。1992年製作。第二次大戦で男性が戦地に出征するのでメジャーリーグのオーナーたちが女性のリーグを作るためにスカウトをはじめて最後には女子のワールドシリーズまでやってのける。元ダンサーで切り込み隊長的な役柄を演じていたマドンナいいですね。選手は多国籍でしかも「女性が野球なんてできるのか」という当時の女性差別・偏見が盛り込まれている。監督はトム・ハンクス扮する元ホームラン王スラッガーでアルコール依存症でであるうえ選手を罵倒するわ監督の仕事をほぼ放棄するわもうめちゃくちゃ。実はここにも選手の引退後の悲哀が差し込まれているかも。。ここから盛り返すのだが映像には野球がしっかり描かれていて素晴らしい。打つシーンはもちろんクロスプレイもあり塁を快走するシーンや外野からの中継シーンやスタンドぎりぎりのフォールフライも。みんな野球自体が好きだということがガンガン伝わってくる。このシーンが流れる中で選手の成長と監督の更生が促されるのだから何とも楽しくなってくる。サイドストーリーもしっかりあるがドラマだけでなくスポーツの魅力が映像で楽しめる素晴らしい映画ですね。しかも社会問題を写す鏡となるスポーツの可能性も盛り込まれていますしね。映画の後はセレッソを観戦するが同点で首位陥落。残念ではあるが素晴らしい攻撃を仕掛けていたのでビールがうまかった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?