くらパパ

大阪在住。三児のパパ。野球はカープファンだが、サッカーはセレッソ。子どもが寝静まった後…

くらパパ

大阪在住。三児のパパ。野球はカープファンだが、サッカーはセレッソ。子どもが寝静まった後に起きての映画&酒がささやかな楽しみ!記録用に日記をだらだらと。

最近の記事

2024年5月11日(土)ブッフォンの「ゴール拡大論」に賛成!

柄にもなく、早朝から下記のようなコラムを書いてみた。興味あればぜひ! 今年のはじめ、「サッカーのゴールを大きくしよう」と、元イタリア代表ゴールキーパーで昨年引退したジャンルイジ・ブッフォンが語ったことで一時、大きな注目を集めた。 昔と比べたら、ゴールキーパーの体が大型化していて、ゴールを決めるのが難しくなっているというのだ。サッカーは、ほかのボール競技と比べてゴール数が少ないが、それがさらに少なくなっていくことで、サッカーの魅力が薄れていくのを心配した発言だろう。 たしかに

    • 2024年5月8日(水)早朝に『地平線から来た男』を観る

      早朝に少し皿洗いを済ませた後で西部劇映画『地平線から来た男』を観る。1971年公開でネットで調べると『用心棒』と『荒野の用心棒』をパロディ化した作品だとか。これはよく分からなかったが炭鉱町のドタバタで面白かった。ジェームズ・ガーナ―とジャック・イーラムのコンビがいいですね。

      • 2024年5月4日(土)鉄棒を鉄棒と呼ぶのは日本だけ!

        ゴールデンウィーク後半の2日目。時間が空いたので午前中に個人フットサル(個サルという)に久々参加する。初めてお日さまが高い時間帯での参加で正直へばった。日焼け止めを塗っていてよかった。帰りはスーパー銭湯で汚れと疲れを洗い流して少々早い時間帯だが生ビールをゴクゴク流し込む。いやー最高にうまい! 家族は親戚と別行動&ゴールデンウィークのなせる技ですね。帰宅後は少々スポーツ関連の本に目を通していると鉄棒という言葉の不思議に突き当たる。鉄棒はそもそもは〈鉄〉ではなかったというのだから

        • 2024年5月3日(金)素晴らしい野球シーンが多かったスポーツ映画『プリティ・リーグ』

          ゴールデンウィーク後半の四連休初日の憲法記念日。朝刊に目を通すとNHK朝ドラ「虎の翼」と絡めたりした法令関連&ジェンダーの記事がたくさん並んでいる。このドラマの米津玄師の主題歌いいですよね。ってなんのこっちゃ。休日恒例となったランニングを朝に早々に済ませて久々の朝の映画劇場アメリカで実在した女子プロ野球リーグを描いた『プリティ・リーグ』を観る。1992年製作。第二次大戦で男性が戦地に出征するのでメジャーリーグのオーナーたちが女性のリーグを作るためにスカウトをはじめて最後には女

        2024年5月11日(土)ブッフォンの「ゴール拡大論」に賛成!

          2024年4月29日(月)英国サッカーのロングボール蹴り込みスタイルはもう過去のもの?

          今年のゴールデンウイークはセレッソの首位奪取で始まった上々の滑り出し。美容院に行って夏仕様に短めに切ってすっきりと。連休中に選んだ本の一冊にサッカージャーナリストの後藤健生氏『サッカーの世紀』(文芸春秋)。1995年発刊の本だがサッカーの歴史を網羅した本当に素晴らしい本だ。ブラジルとアルゼンチンの違いやアメリカ人がサッカーを嫌う理由などを文化的・歴史的側面から解説する。サッカー(近代スポーツ)の発祥の地イングランドについても詳しく書かれているが〈相変わらずパスゲームには変貌し

          2024年4月29日(月)英国サッカーのロングボール蹴り込みスタイルはもう過去のもの?

          2024年4月20日(土)保阪正康著書の『近代日本の地下水脈Ⅰ』がオモロすぎ

          今週は小2の娘の胃腸の風邪をもらい苦しんだ週だった。昨晩はようやくビールもおいしく感じられて回復の兆し。一晩寝ての朝の読書はつい最近買っって一気に読み進めている保阪正康著書の『近代日本の地下水脈Ⅰ―哲学なき軍事国家の悲劇』(文春新書)。明治以降の国家体制が軍の主導で進められたことが見事に解説されている。明治維新後に〈権力中枢に居座った薩摩藩や長州藩の人物たちには「日本をこのような国家にしよう」という確固たる国家ビジョンがあったわけではない〉ことよって〈暴力によって成立した体制

          2024年4月20日(土)保阪正康著書の『近代日本の地下水脈Ⅰ』がオモロすぎ

          2024年4月7日(日)ハイキュー知らなくてもバレーはできるが……

          最近はドラえもんやハイキュー!!そして名探偵コナンといった春のアニメ映画が立て続けにあるので週末に子どもらと映画館に忙しく通っている。ちなみにハイキューって何?っと聞いてみると答えられたのは中1の長男のみ。小学生の次男と末娘は全く分からないという。かくいう私も最初ピンとこなかった。バレーボールの和訳の排球を何ともかっこよくカタカナに変えているのだからそりゃそうだな。そこでいろいろ調べてみると面白いですね。日本では当初(移入した明治期)から排球と呼ばれていたのですね。戦前の19

          2024年4月7日(日)ハイキュー知らなくてもバレーはできるが……

          2024年3月23日(土)女性のイメージ強いホッケーだけどその昔は大変

          冷たい雨が降る休日の朝は暗くて少し寂しい。そういえば最近知っている名前の人の訃報が続いてこれも寂しい。鳥山明にTARAKOさん。別にアニメファンでもないがよく観ていたから。。。えぇ俳優の寺田農が亡くなったか。こちらは世代が違うが昔に岡本喜八監督の映画にはまっていたので『肉弾』の印象が強く残っている。ガリガリで一人での芝居も多く名演でしたね。ネットニュースを見るとラピュタのムスカの声をしていたのか。休日の日も朝恒例のスポーツ関連の読書。へぇー女性の競技というイメージが強いホッケ

          2024年3月23日(土)女性のイメージ強いホッケーだけどその昔は大変

          2024年3月20日(水・祝)スクラムにはヒールアウトの時代も当然あった

          春分の日。朝から横殴りの雨が降り大慌てで洗濯物を取り入れる。春一番かと調べてみると強い寒気が流れ込んだだけの単なる春の嵐でしかも今年は関西に春一番が吹かないとも。そんな吹かない年があるとは知らなかった。春分を過ぎても発表されなければその年は「観測なし」となり過去にも結構あるんやな。休日の今日も朝からスポーツ関連の読書。へぇーラグビーのスクラムは多数がボールを奪い合う「小さな戦闘」「相手との小競り合い、組み合い」を意味するもので当初はモールもラックもスクラムの一種だったのか。「

          2024年3月20日(水・祝)スクラムにはヒールアウトの時代も当然あった

          2024年3月9日(土)競歩は意外に混乱含みの競技だった

          今週はようやく週末がやってきたといった感じだ。先週末から子ども3人が順々にインフルにかかってそれはもう大変だった。インフル騒動も少しおさまり土曜の落ち着いた朝に『スポーツ大辞典』(大修館書店)をパラパラめくる。なになに競歩は論争の少なくない競技だったのか。50kmや20kmといった長い距離を市街地で走り抜くイメージがあるが当初はトラックで7マイル(約11km)を競うというものだったという。これは19世紀の終わりごろの話で次第にスピード化を求める動きが現れて4マイル(6.44k

          2024年3月9日(土)競歩は意外に混乱含みの競技だった

          2024年2月24日(土)最近見た映画のプチ記録

          3連休の2日目。セレッソ大阪の2024シーズン開幕戦の日。土曜なのにどうも日曜日のような感覚の日。朝8時半前にプリキュアが始まるからと娘を起こしそうになる。なんのこっちゃ。ここの2週間ぐらいは家で映画をいくつか観れたのでそれを記録までに書き留めておく。2019年公開の『イエスタデー』はファンタジー・ロマンティック・コメディ映画というのか。売れないシンガーソングライターの主人公が事故を起こした後にビートルズが存在していない世界に変わっていた。唯一ビートルズの曲を知っている主人公

          2024年2月24日(土)最近見た映画のプチ記録

          2024年2月23日(金・祝)ラジオ体操はスウェーデン体操方式!

          3連休の初日。天皇誕生日。令和ももう6年になるのか。早朝から最近ルーティーンにしているスポーツの知識漁りと整理を。日本のアーチェリーは和弓を愛好していた人が実践し普及に努めたこと。1928年(昭和3年)に始まったラジオ体操はスウェーデン体操方式の身体各部位の運動を組み合わせたものだったこと。スポーツはイギリスにおける文明化の過程で生まれたもので18世紀の間に暴力を用いないで権力を譲渡するシステム(議会制)ができた時代に生まれた「非暴力の競争」を目指した文化であること。なんやら

          2024年2月23日(金・祝)ラジオ体操はスウェーデン体操方式!

          2024年2月11日(日・祝)黒人身体能力説は白人の決まりの悪さを紛らわせる口実!?

          先週土曜の朝に皿洗いをしようと食器の中に手を突っ込むと指が『ザックリ』と切れた。右手の薬指から血が流れるわ流れるわ。折り重なる皿の中に少し底のあるガラスのサラダ皿が大きく欠けていて汚れた水を相まって全く気付かずかなかった。そのためこの1週間は負傷との面倒な付き合いで少々疲れた。ただその間に川島浩平著の『人種とスポーツ』を読了した。分かったのは黒人の身体能力が優れているというステレオタイプの起源は1930年代のアメリカのようだ。民主化への流れのなかで黒人が台頭し白人と雌雄を決す

          2024年2月11日(日・祝)黒人身体能力説は白人の決まりの悪さを紛らわせる口実!?

          2024年1月27日(土)黒人の「身体能力が凄い」のイメージは日本発信ではない

          休日恒例の朝の洗濯回しを今日もする。その間に朝読書も。川島浩平・著『人種とスポーツー黒人は本当に「早く」「強い」のか』を棚から引っ張り出してぱらぱらめくる。ふむふむ日本で(特にメディアで)よく耳にする「黒人は天性のアスリート」というイメージは日本だけに限ったことではないのか。アメリカで主張され始め生まれたというのが実態か。当然だが黒人の身体能力は生まれつき優れているという今では当たり前の「黒人身体能力ステレオタイプ」はそもそも存在しておらずようやく20世紀になってしばらくして

          2024年1月27日(土)黒人の「身体能力が凄い」のイメージは日本発信ではない

          2024年1月13日(土)グローブ発明がボクシングの近代化!

          正月がすっかり明けて身を引き締めるにもこの朝の寒さは身にしみますね。なんのこっちゃ。昨年末の井上尚弥のファイトを見て朝から『最新スポーツ大辞典』(大修館書店)のボクシングの章をぱらぱらめくる。やはりルールが出来始めた初期(18世紀半ば)も相当喧嘩さながらの乱暴なものだったのですね。もともと時間無制限でどちらかが降参するか動けなくなるかで勝負を決する中でダウンが20回30回は珍しくなく200回という記録も残っているとか。それをジャック・ブロートンが新ルールを作りしかも「グローブ

          2024年1月13日(土)グローブ発明がボクシングの近代化!

          2024年1月10日(水)西ドイツの皇帝が亡くなる

          少し世代は違うが八代亜紀の訃報に驚いたがそれより西ドイツのフランツ・ベッケンバウアーが亡くなったと知ってさらに驚いた。小学生の頃にこの物騒な名前の監督が90年のイタリアワールドカップを優勝に導きしかも当時入っていたサッカークラブのコーチからベッケンバウアーはかつて名選手でアウトサイドキックを蹴らせたら針の穴を通すほどの正確さだとも教えられた。その距離は優に35mを超すとも聞き仰天したほどだ。 彼の言葉にこういうものがありますね。「フットボールは世界でもっとも優れたコミュニケー

          2024年1月10日(水)西ドイツの皇帝が亡くなる