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たぶん誰もやっていないこと。

レッスン料を貰わないで、お花のセンセイを20年以上もやっている人は 私以外いないでしょうね。

私は お花初心者さんでも、アレンジメントや花束などを思い通りに作れるようにするのが得意です!お花のプロじゃなくても、上手にフラワーアレンジを作れるようになります。「暮らしの花」を楽しむ仲間を増やしています。

私の仕事をお花の先生だと思っていらっしゃる方も多いですが、副業禁止の会社員ですので お花の会は〝趣味“でやっています…。

私の…お花の会とは、一般的なフラワーレッスンとは異なり、技術の習得だけでなく お花を通じて内観の時間を過ごしていただく集いです。


最初、小さな子を持つママ達にお花と接する時間を作ってもらいたい…いや、違う、ママになってから 自分のことが後回しの毎日に息抜きをしてほしくて始めたものなのです。


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何故、ママ達へのレッスンだったかというと、私自身の子育ては 残念ながら大切な事が全く分かっていなくて子供を犠牲にして仕事ばかりしていた…狂っていた、そう思う…。

仕事なんて自分の代わりはいくらでもいるのに、産休だけ取ってすぐ復帰する社員が 初だったという組織で、私も会社も何か間違えちゃってたんですね。何事も第一号というのは名誉ばかりでなく失敗の方が多いものだと思います。

子供の日々の成長より、いつも「明日の朝のこと」ばかり意識して、片道2時間の仕事に間に合うように時間のロスなく保育園へ送って行くこと。それが最優先。子供の気持ちより、早く寝かせて朝早く起こすことが大事なんて情けない。あんな後悔を後輩ママ達にしてほしくない。


…大概のことは、自分で経験することに価値があると考えているけれど、その後悔は取り返しがつかないから。

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今も昔も、子育てしながら仕事をするママ達の悩みや葛藤は ほぼ同じだと思います。ダークサイドに陥った私だからこそ、一緒に泣いたり喜んだりして寄り添えると思います。

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初期のお花の会チーム、参加者の皆さんは赤ちゃんをおんぶしながら フラワーアレンジメントに挑戦でした。子供をあやしながらの挑戦だから、花材も10本くらいの小さなアレンジ…


まず、お家のどこに飾るか 決めましょう。それは、お花が大事なのではなく 子育てしている空間の環境を俯瞰で観ることを大事にするためです。


配られた花材の中から一番のお気に入りの花を選ぶこと、その花を自分自身だと思って扱いましょう。それは、自分自身のことが後回しになるのは仕方ない毎日だけど『自分の気持ち』に意識を向ける訓練だからです。

どんな一本でも必ず、最も美しい向きがあるので一本一本を丁寧に見つめましょう。それは、同じ出来事にも角度を変えて捉える その習慣が、子育てにも余裕を作ると思うのです。

自分が出来なかった事、過去の自分に伝えたい事…お花の技術を教えているより、自分自身の扱い方を教えているといったところです。子育てママに必要なのは、子育てノウハウより自分自身の整え方の学びです。

これまでのお花の会は、ママさん達だけでなくバリキャリ女子達、自営業の奥様達、夢を追う海外からの男性等 いろいろな方々に参加していただいています。夏休みの自由研究用に 子供の造形教室みたいな時もありました。

これからは、人生を自分で豊かにしていくという考えの方々が多くご一緒できるような会にしていこうと思います!そう、誰もやってないような…😉✨


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