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頑張れないときは「頑張らない」に切り替える

最近ずっとぼんやり考えているのが「頑張る」について。

頑張りたくても頑張れないが続いて苦しくなったら「今日は頑張らない」と唱えて1日休む。すると案外次の日からうまくいったりする。

頑張れないのではなくて、自分の意志で「頑張らない」と切り替えてしまう。すると精神的に楽になる。僕はときどきこれを使っている。

僕が休職中に経験したモヤモヤのひとつが

「頑張らないと復職はできない」vs「頑張りたいけれど頑張れない」

なんですよね。

「頑張らなくていいんだよ」と言ってもらえたら心は軽くなる。でも、じゃあずーっと寝てたら復職できますかというとそれはかなり怪しい。復職許可が出ても再発してしまうと大ダメージ喰らうので、みなさんにも気をつけてほしいところ。

「頑張らないと復職はできない」はおそらく正しい。

そうは言っても「頑張りたいけれど頑張れない」はやってくる。休職中はめちゃくちゃやってきた。午前中は活動できたのに、午後はうまくいかずにメンタル悪化、GOTOお布団。何度経験したことか。

朝妻と子どもを送って、さあ活動しようと思ったけどお布団に行ってしまって、けっきょく二度寝。埋め合わせをするように午後にちょこっと散歩をする。何度経験したことか。

毎日行こうと決めていたリワーク。休んでしまって午後からふて寝。

リワークに行ったけど、雑談ばかりで終わった。こんなんを積み重ねて復職できるのかな。不安になってきたから寝逃げ。

休職中のつらさを忘れつつあるけど、やっぱりね、なかなかこううまくいかなかったわけです。

「頑張らないと復職は無理」と頭でわかっていても「頑張りたいけど頑張れない」と身体が動かない。

じゃあどうすればいいかと言う話。

自分は

①小さく頑張る
②頑張らない
③習慣に頼る

の3つをやってなんとか抜け出した感じです。

①小さく頑張る

行動を小分けにして、小さな努力を積み重ねる。「起きる」「歯を磨く」「顔を洗う」「シャワーを浴びる」と書き出して、その行動ができたら線を引いて消すとか。

10分勉強する。15分ウォーキングする。午前中はリワークに行く。そういう小さな積み重ねをするたびに自分を褒めていました。また、「このくらいしかできないの?」と言う自分はまぁまぁとなだめるの大事。

②頑張らない

最初の話。頑張れないが続いているときはおそらく疲れがたまっているので「今日は頑張らない」に切り替え。スタバでのんびりしたり、リフレッシュ系や好きなこと系を増やす。

明日の自分に期待して潔く諦めると、案外翌日から動けるようになる。

これは復職した今もやっています。不調だなと感じて、帰ろうか迷ったときは1時間休みを取って早めに帰宅。回復を意識しています。

③習慣に頼る

けんすうさんのnoteを読んで、これはとてもいい。希望になると思ったヤツです。エネルギーの少ない人は小さな習慣に頼ろうねというお話。

休職中はとにかくエネルギーがないんですよね。だから、挫折するのが難しいレベルまで行動を分解して、コツコツ積み上げるというのをやっていました。

家事の習慣化はかなり意識していて、簡単なレシピをくり返し作って、エネルギー10%でも作れるくらいには習慣化してきました。

これはまた別のnoteで書こうと思うのですが、

調子がいいときに新しいレシピに挑戦して手持ちを増やしておいて、調子が悪いときはくり返し作ったレシピに頼って小さな労力でやり抜く。

この作戦はとても有効でしたし、なんなら人生全般についても似たようなことが言えるんじゃないかな?と思っています。

おわりに

書いているうちに熱くなってきて、ちょっと雑な仕上がりになっちゃいました。

頑張れないときは頑張らないに切り替えたり、小さく頑張ったり、あるいは習慣化に頼ったり。

僕はそんなこんなやりながら、お布団に行く機会を減らしていったよ~という話でした。

いやでも、ときどきはお布団に行っちゃってもいいと思いますよ。

ただ、上手に自分を助けながら、「寝てしまう」以外の選択肢を増やすのは大事なんじゃないかな、なんて思っています。

おわり。

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