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漫然と生きる時間を減らしたい『体験の哲学』感想

地震や飛行機事故があり、明けましておめでとうと言えないような年明けとなってしまいました。

ニュースやSNSを見て気持ちが引きずられる部分もあったのですが、「自分と大切な人を大切にする」という基本に立ち返り、日常を精いっぱいやっていこうと思います。

2024年最初に読んだ本は『体験の哲学』でした。

「もしあなたが体験を意識せず薄ぼんやりとしか味わっていないならば、あなたの人生もまた薄ぼんやりとしたものとして過ぎ去っていくだろう」

p28

簡単に言えば「やったことがないことをやってみましょう」という本です。巻末に体験のチェックリストがあり、そこには

□たまご料理…□たまご焼き、□ゆでたまご、□スコッチエッグ

などが書かれています。

たまご焼きとゆでたまごは体験したことがあるけど、スコッチエッグはよくわからない。そういうのも積極的に体験して幅を広げていこうねという本。

そして、新しいことに挑戦しようとばかり主張しているわけじゃないのが面白いところ。

むしろ、日常の中で漫然と体験していることをもっと意識していこうと主張されています。

具体例を出します。スーパーでりんごを買うときに、「サンふじ」や「ジョナゴールド」などが並んでいるわけですが、僕はいつも色味とかでなんとなく手に取るわけです。

りんごを漫然と選び、漫然と食べている。

でもこの本を読んで以来、食べ比べをしています。「サンふじ」のほうが甘いなとか、似たような名前に「サンつがる」もあるなとか。

今となっては結局どれがどれだっけ?ってなっているんですけど…それも含めて体験ですね。

豊かさの条件とは

Twitterでは復職の人として、休職や復職についての発信を行っているんですが、裏テーマとして「どうしたらもっと豊かになれるか」というのは常に考えていて。

『DIE WITH ZERO』を読んで、死ぬ瞬間から逆算してよりよい人生を送るためには「経験に投資したほうがいい」と学んだり

『グッド・ライフ』を読んで、幸せに最も影響を与えるのは「よい人間関係」なんだよなぁと振り返ったり

ビジネス書や自己啓発本を読み漁りながら、考えを深めています。

今考えていることをぼんやりと書くと

豊かさの条件にまず「よい人間関係」があって、
そのためには「お金」と「時間」が必要で、
その土台になるのが「注意」「体験」「読書」なのかなと思っています。

家族と仲良く、ケンカせずにいい時間を過ごすためには、僕自身に心の余裕が必要で。それを確保するためにはある程度のお金がいるし、ひとりでリフレッシュする時間も欲しい。

では1時間確保できたらそれでいいのかと言えば、ぼんやりとSNSを眺めて、時間を無駄にしたりしちゃうんですよね。もちろん、それはそれでいい時間なのですが。

気をつけないと、「注意」はあちらこちらに行ってしまう。「注意」を惹きつけるコンテンツは無数にあって、漫然と生きているとそれらを消費するだけで日々がなんとなく終わってしまう。

ここに気をつけることは、豊かさを求める上で欠かせないのではないかと強く思います。現代社会では特に。

その上で、「体験」と「読書」は意識的にやっていきたい。行ったことがない場所に行って、食べたことがないものを食べて、やったことがないことをやる。

何もディズニーランドに行く必要はなくて、近くの商店街で洋ナシを買ってみるとか、そういうのから始めたい。

読んだことがない本もどんどん読んでいきたい。最近小説が読めていないので、ちょっとずつ挑戦しようと思います。

体験しているけど味わっていないというような時間を減らしていく。「注意」「体験」「読書」をもっと意識的に。

もっと豊かになるために、2024年はまずはこの辺りからやろう。そんな気持ちでいます。

読んでいただきありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

#note書き初め

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