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仕事で得られるのはお金だけじゃないって話「書く習慣」1ヶ月チャレンジDay25

本日は「今日1日であった感謝したいこと」について書きます。

軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験して3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑って働く」を目標にやっています。よろしくお願いします。


今日は仕事がとても忙しかったんですけど、なんとか無事に働いて帰路につきました。

周りの先生や生徒たちに、本当に感謝だなーっ

という感情を抱きながらの帰宅。

「働くことで得られるのは、お金だけじゃないんですよ」と以前主治医に言われた時は「はぁ?」と思いました。

でも、実際働いていると、確かにいろんなものを受け取っています。例えば、所属感とか貢献感とか。ありがたいことです。

復職して転勤した最初の頃は、つながりのある先生がほとんどいませんでした。

生徒もみんなはじめましてで毎回緊張。

職員室にいるのが苦しくて、空いている時間はトイレに引きこもっていました。吐きそうな毎日でした。

それでもとりあえず元気に「お疲れ様です!」と言い続けたり、A41枚の紙に自分の困難を書いて、上司に相談をしたりしながら

少しずつ、少しずつ職場の人との繋がりを育てていきました。

復職1年目は決して順調な道のりではなく、何日も休んでしまったり、きつくて午後から帰ってしまったりもしたのですが

その度に謝って、自分を責めすぎないようにして、コツコツと働くうちに

少しずつですが職場に居場所ができるようになりました。

2年目を迎えた今、新しい生徒たちと触れ合う日々が始まっています。

昨年教えた生徒たちと廊下で会うと

「先生ひさしぶり!」
「お、先生やん!元気〜?」

と元気に声をかけてくれたりします。大変ありがたいことです。


仕事で得られるものは、お金だけじゃない。所属感と貢献感も得られる。

自分のことで精一杯で、厳しいこともあまり言えない甘々な先生だけど

それはそれで、生徒の中には気に入ってくれる人もいるようで

僕がただ、働いているだけで、そこにいるだけで、小さくても貢献できていることがあるようです。


今この文章を読んでいる方の中には、休職中の方もいらっしゃると思います。

「働いていることはえらいことだ」と言うと、では、働いていないのはダメなことなのか?と思う人もいるかもしれません。

僕の中では、働いていない=ダメなことなんて思っていません。

休職中の方は、生きているだけでえらい。

いつ治るかわからない不安を抱えながら、コントロールできない体調不良に苦しみながら、どうしよもない焦りと共に

生きている。諦めずに生きている。

それだけでえらいことなんです。頑張っているんです。

その上で、「働いているのはえらいこと」だと思います。

「生きていてえらい」の上に「働いていてえらい」が積み重なっているイメージです。伝わるといいなー。

僕はまたうつが再発して働けなくなってしまうかもしれないですが

今はただ、働けていることが嬉しい。

上司や同僚、生徒たちにの支えがあってこそ、今の自分がある。ありがたい。

そんな風に思っています。

本日は「今日1日であった感謝したいこと」について書きました。

おわり。

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