第1回 仕事を休もうか迷っている人へ

仕事って大変ですよね。

夜眠れない、朝起きてもだるい、食欲がない、もしかして自分はメンタルの病気なんじゃないのか?と思いながら仕事している人もいるでしょう。

でも、病院を受診するのには抵抗がある。仕事を休んでしまったら周りに迷惑がかかる。そんな悩みを抱えながらも誰かに相談できない。

今日はそんな人に向けて文章を書いてみます。

なお、あくまで当事者であり、素人の意見です。ご了承ください。

傷が浅いうちに受診すれば早く治るかもしれない

療養で出会った仲間の中には、2ヶ月~3ヶ月休んで治った人も多いです。彼らは傷が浅いうちに治療に成功できたのだと思っています。

僕は復帰まで3年もかかっちゃったんですけど…

「メンタルヤバいかも?」と感じた人はネットで「うつ チェックシート」と検索をしてみてください。

簡単なテストが受けられます。その結果次第で、自分が病院に行った方がいいかどうかがわかります。

でも、病院に行くのはちょっと…薬を飲むのはちょっと…となっちゃうんですよね。

2ヶ月で復帰できた先輩と僕の失敗談

僕は「職場に着いたら涙が出る」という症状が出てしまいました。これはヤバいなと思い、メンタルダウンの経験のある先輩に相談しました。

先輩は「ぼちぼちやればいい。自分は2ヶ月休んだ。ちょっと薬も飲んだ。でも元気になったよ」と教えてくれました。

背中を押されて病院受診。初診は1時間くらいかかります。カウンセラーの質問に答えていくうちに、ポロポロと涙がこぼれました。

本当はつらかったのに、その気持ちを押し殺していたのだと思います。それから通院することになりました。

しかし当時の自分は投げ出せない仕事を抱えていたので、2週間休んだ後、働きながら治すことを選択しました。

これがよくなかったです。4ヶ月くらい頑張れたのですが、そこからまた沈んでしまい、長期で休むことに。

先輩は夏休みの間を使って2ヶ月休み、「漫画を読んだりしてゆったりしているうちにまた働きたいと思った」とのこと。

傷が浅いうちに休んだ先輩と、なんとか働こうとした僕の違いが現れていました。

薬には頼っていいの?

大きなプロジェクトを任されていたり、家のローンがあったり。いろんな理由で「休めない」と思う人もいると思います。

また、病院を受診してしまったら長期で休むことになるという不安もあるでしょう。自分もそうでした。

ただ、我慢して我慢して爆発しちゃうと、治療が長引く。それは僕だけでなく、他の療養仲間を見ていても思いました。

「精神科の薬ってなんか怖い」「依存してしまったらどうしよう」という考えもあるでしょう。

でも、頭が痛いときに頭痛薬を飲みますよね。同じように、眠れないときはちょっと睡眠導入剤に頼るのは悪くない選択肢です。

おわりに

仕事を休もうか悩んでいるとき、主治医にこう言われました。

「仕事の代わりはいくらでもいます。でも、あなたの代わりはいないんです」

休むのには勇気がいります。でも、傷が浅いうちに受診すれば早く治るかもしれないので、検討してみてほしいです。

とはいえ、僕は専門家ではないのでわからないことも多いです。残念ながら僕みたいに休みが長期化する人もいます。

長期化しちゃったらどうしたらいいか。これについては、また別のnoteで書いていきたいです。

次回は「仕事を休んだ直後の人へ」を書きます!

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